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「ピーウィー・ハーマンの空飛ぶサーカス」 [映画]

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〔1988年/アメリカ〕


農場を営むピーウィー・ハーマン。
沢山の可愛い動物たちと暮らし、
野菜を育てる日々。


彼は温室で、ソーセージの成る木を育てているという
秘密があった。


彼は毎日、ランチはフィアンセと一緒にとると決めており、
教師をしている彼女の小学校の校庭で、
彼女の作った不味いタマゴサンドを食べる事が日課になっていた。


ハッピーなはずのピーウィーの毎日だけれど、
変わり者の彼は、村人から嫌われていて、
買い物をするだけでも一苦労。
いつも意地悪されてばかり。


そんなある日、大きな台風がやって来て、
動物たちと地下室に避難したピーウィー。
嵐が去り、外に出てみると、
なんと農場に、サーカスの一団が飛ばされてきており、
象やライオンやカバが跋扈していた。


サーカス団の人々とすっかり仲良くなったピーウィーは、
農場でサーカス公演をしようとするが、
村人から嫌がらせを受ける。


そこでピーウィーは、育てているソーセージを
村人に食べさせる。
すると、村人は全員、子供になってしまったのだ。
子供はみんな、サーカスが大好き。
ピーウィーは子供たちを引き連れ、いざ、サーカスへ!





ピーウィー・ハーマンとは、
俳優、ポール・ルーベンスが作り出したキャラクターで、
いつも蝶ネクタイをし、ユニークな喋り方をするのが
特徴らしい。
アメリカでは人気が高かったようだ。
(日本人が見たら、ちょっと気持ち悪いと感じてしまうかもしれぬが)。


子供向け番組の司会もしていたそうで、
この映画も明らかに子供向けだ。


クライマックスの、サーカス団が演じる様々な曲芸は、
観ている私まで、ワクワクしてしまうくらい楽しく、
子供の頃に観たら、もっと楽しめただろうなぁ、と残念に思うくらい、
なかなか見応えがあった。


しかしルーベンスは、
その後、2度も逮捕されてしまう。
それも性的な軽犯罪で。
私も、1度目は知っていたけれど、
2度までもとは、見終わって調べて、初めて知った。


せっかくのキャリアも、
つまらない理由で崩れていくという、典型的な例か。
馬鹿だなぁと思うけれど、
復帰するという話があると、
これも、検索したら出てきた。


彼の事はよくは知らないけれど、
努力して得た地位は、
ちゃんと守ったほうがいいと、私は思うなぁ。


評価 ★★★☆☆

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