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23区内全駅制覇・北総鉄道北総線 [23区内全駅制覇]

KS10.高砂駅
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HS01.新柴又駅
     IMG_3914.JPG


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全駅制覇、47回目の掲載は、
北総鉄道北総線です。


この遊びをして、
私は初めて「新柴又」という駅の存在を知りました。


本家(?)柴又駅とは、
直線距離で710メートルほどしか離れていないのに、
観光客などもおらず、
寅さんのイメージは全くなかったです。


「新」が付くか付かないかだけの違いなのに、
駅周辺の雰囲気がこれだけ違うというのも、
面白いものだなぁと思いながら、
その日は、柴又までブラブラ歩きました。


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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 一応貼り付けておきます。
 初めて来られたかたは、
 駅名表示板が並べられているのを見ただけでは、
 わけが分からないと思いますので(笑)。


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いつの頃だったか、
都内の初めての駅に降り立った時、
せっかく来たのだからと、ホームの駅名表示板を
写真に撮った事がありました。


そんな事が何回か続いた時、
23区内に駅っていくつあるんだろう、
全て制覇したら面白いだろうな、と考えるようになり、
数年間かけて、
先日、やっと全駅制覇を完了いたしました。


条件は、
駅は、必ず改札を入るか出るかする、
もしくは、
違う路線に乗り換える事。
駅に降りて、写真だけ撮って、また乗るというような
「ズル」はしていません。


駅は、数え方にもよるのでしょうが、
延べにして720ほどあります。
当初はブログにアップしようとは全く考えていませんでしたが、
友人にこの事を話しましたら、
ぜひ見てみたいと言われましたので、
順次、載せていこうと思います。


駅を降りたあと、
周辺を、少し歩いてみたりもしましたが、
とりあえず、「一周目」は全制覇が目標でしたので駆け足で、
「二周目」に、街歩きのような事をしてみたいと
考えています。

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「復讐の牙」 [映画]

fukushunokiba.jpg
〔1965年/日本〕


かつて、スリの名人だった
吾郎(田宮二郎)も今は足を洗い、
バーを経営している。


そんなある日、
吾郎は、自分が戸籍上、
死亡している事を知る。


自分の死亡届を出したのは、
弟の高志らしい。
死亡診断書を書いた医師によると、
交通事故で、顔がつぶれていたと言う。


自分が葬られているという墓に赴いた吾郎は、
そこで美しい女・ユリ(小山明子)と出会う・・・。





ある日、気が付いたら、
戸籍上、自分が死んでいたって、
やだなぁ(笑)。


なーんて、
人の死が関わっているというのに、
そんなのんきな事を考えながら観ていたけど、
このストーリー、
なんか、どこかで観た事ある気がする。


と、ネットで調べていたら、
石原裕次郎さんの、
「夜の牙」のリメイクだそうだ。


しかも、このブログで感想を書いてた。
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2014-12-28
忘れるなよ、自分(笑)。


つまり、同じ話を、
日活と大映で映画化したという事よね。
まぁ、当時そのような事は、
普通にあったのかもしれないな。


人気俳優さんになると、
年に10本以上も映画を撮っていたというし、
そうなると、
ネタの方が
追いつかなかったというのが、
現実だろうし。


ただ、「夜の牙」の裕次郎さんは、
それなりに品がある医者だったように記憶しているけれど、
田宮さんは、
元スリで、今はバーの経営者。


彼のスリの腕前というのが、
鮮やかで、
狙った相手の、
腕時計から、ネクタイまで盗んでしまう。


謎解きより、
そちらの方が面白かった。


そういった細かな設定は、
俳優さんのイメージで変えていたという事か。


評価 ★★★☆☆

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「栞」 [映画]

shiori.jpg
〔2018年/日本〕


雅哉(三浦貴大)は、理学療法士。
現在、担当している患者の一人、
藤村(阿部進之介)は、
ラグビーで頸髄損傷を負い、
二度と歩けないと知りながらも、
懸命にリハビリに取り組んでいる。


また、
難病を患い、長い間入院している
幼い少年・海音は、
外出許可が下り、
生まれて初めて行ったコンビニの様子を
目を輝かせて、
雅哉に説明する。


そんなある日、
雅哉の父(鶴見辰吾)が、
脳腫瘍で入院してくる・・・。





試写会で観た。


上映前に、
三浦貴大さん
阿部進之介さん
池田香織さん
前原滉さん
白石聖さん
池端レイナさん
音楽を担当された西川悟平さん
そして、榊原有佑監督の舞台挨拶があった。

shiori2.jpg


榊原監督は、
ご自身が、元理学療法士だったそうで、
その時の経験を、そのまま映画にされたのだそうだ。


なので、
決して映画的に、
派手な演出をしたり、
話しを盛ったりはしていない、と話されていた。


確かに、この作品、
本当に映画的でない。


これがフィクションだったら、
絶対に歩けないと言われた患者が
奇跡的に歩き出すとか、
そういった演出がなされるのであろうが、
そのようなハッピーでドラマティックな事は
一切起こらない。


それどころか、
「リハビリってなんだろう」と、
本気で考えさせられる。
ここにストーリーを書けないのが、
もどかしいくらい、
ショックな場面も多い。


そして、そんな毎日に疲れ果てた、
三浦貴大くん演じる主人公・雅哉は、
神経をすり減らしてゆく。


同僚は
「患者に肩入れし過ぎるな」と言うけれど、
彼にはそれができない。


これはもう、
優しいとか、冷たいとか、
そんな事じゃなくて、
そういう性分だから、としか言いようがない。
切り替えが上手い人と、
下手な人がいる。
どちらがいい、とも言えないし。


三浦貴大くんが、
イケメンだけど、イケメンすぎず、
ちょっと地味な感じで、
本当にこういう理学療法士さん、
病院にいそう、と思える感じも良かった。


評価 ★★★☆☆

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23区内全駅制覇・東急田園都市線 [23区内全駅制覇]

DT01.渋谷駅
     denentoshi01.JPG

DT02.池尻大橋駅
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DT03.三軒茶屋駅
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DT04.駒沢大学駅
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DT05.桜新町駅
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DT06.用賀駅
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DT07.二子玉川駅
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全駅制覇、46回目の掲載は、
東急田園都市線です。


田園都市線は、
仕事の帰りに渋谷に寄りたい時に、
利用させていただいている、
私にとってありがたい路線です。


さらに、
東京メトロ半蔵門線と繋がっているので、
とっても便利で、好きです。


映画、「少年メリケンサック」で、
売れないミュージシャン役の勝地涼くんが、
「さくら さくら さくら さくららら~」と
歌った後の次の歌詞が、
「桜新町~」だったので
「え!そうくる!?」と、
そのユルさに、
あはははは~と笑ってしまった記憶があります。


今でも、桜新町を通ると、
絶対この歌を口ずさんでしまいます。


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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 一応貼り付けておきます。
 初めて来られたかたは、
 駅名表示板が並べられているのを見ただけでは、
 わけが分からないと思いますので(笑)。


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いつの頃だったか、
都内の初めての駅に降り立った時、
せっかく来たのだからと、ホームの駅名表示板を
写真に撮った事がありました。


そんな事が何回か続いた時、
23区内に駅っていくつあるんだろう、
全て制覇したら面白いだろうな、と考えるようになり、
数年間かけて、
先日、やっと全駅制覇を完了いたしました。


条件は、
駅は、必ず改札を入るか出るかする、
もしくは、
違う路線に乗り換える事。
駅に降りて、写真だけ撮って、また乗るというような
「ズル」はしていません。


駅は、数え方にもよるのでしょうが、
延べにして720ほどあります。
当初はブログにアップしようとは全く考えていませんでしたが、
友人にこの事を話しましたら、
ぜひ見てみたいと言われましたので、
順次、載せていこうと思います。


駅を降りたあと、
周辺を、少し歩いてみたりもしましたが、
とりあえず、「一周目」は全制覇が目標でしたので駆け足で、
「二周目」に、街歩きのような事をしてみたいと
考えています。

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「十年 Ten Years Japan」 [映画]

junen.png
〔2018年/日本〕


試写会で観た。


10年後の日本がどうなっているのかを、
5人の新鋭監督が、
各テーマに沿って描いた、
オムニバス映画。


上映前に、プロデューサーの高松美由紀さんと、
各作品の監督さんのご挨拶があった。

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※写真撮影&ネットへのアップOKという事で、載せさせていただきました。


「PLAN75」:早川千絵監督 ⇒ 安楽死
「いたずら同名」:木下雄介監督 ⇒ AI教育
「DATA」:津野愛監督 ⇒ デジタル遺産
「その空気は見えない」:藤村明世監督 ⇒ 原発による大気汚染
「美しい国」:石川慶監督 ⇒ 徴兵制


この5つの、どの題材を取っても、
それぞれが人の数だけ、
ご自分の考えを持っているであろうし、
どれも、他人事とは言えないものばかりだ。


何より、「10年後」という、
微妙に近い未来がリアル。


もしこれが100年後だったら、
「そんな先の事は分からないよ。
 そもそも、生きてないし、自分」
と思ってしまうし、
「100年後はスマホなんて使ってないでしょ」なんて、
つまらない事が気になってしまう気がする。


それにしても、
未来を描いた映画って、
なぜ、こんなにも絶望的な感じの作品が多いのだろう。
まぁ、ノー天気にみんなが幸せだったら、
映画にならないんだろうけど。


総合監修は、是枝裕和監督。
是枝監督は、
「名ばかり参加」ではなく、
ちゃんと、監督の選考から、
携わったのだそうだ。


評価 ★★★☆☆

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