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「M3GAN ミーガン」 [映画]

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〔2022年/アメリカ〕


玩具会社で、
AI人形「M3GAN(ミーガン)」の開発をしているジェマのところに、
ある日、連絡が入った。
姉夫婦と、姪のケイディが交通事故に遭い、
ケイディだけが生き残ったというのだ。


ケイディを引き取ったジェマだが、
両親を失ったケイディは、
中々心を開いてはくれない。


ジェマはそんなケイディに、
「ミーガン」を与えた。
「あらゆる出来事からケイディを守ってあげて」
という指示を出して。


ジェマと「ミーガン」は、
仲良くなってゆくが、
学習を重ねた「ミーガン」は、
次第に暴走し始め・・・。





「ミーガン」。
私の大切な友達。
誰よりも優しくて、
誰よりも頭が良くて、
大嫌いな隣の犬も、
学校のいじめっ子も、
やっつけてくれる。


「ミーガン」がいれば、
他は何もいらない。
「ミーガン」の魅力に比べたら、
友達も、学校も、
塵芥みたいなもので、
私には不必要。
「ミーガン」だけが、
私の理解者。
「ミーガン」、永遠にそばにいて・・・。


最近のAIの、
急速な発展を考えると、
現実に起りそうな話に思えて、
最後まで飽きさせない。


なにせ、
この、AI人形の「ミーガン」の、
パーフェクトな事ったら。


それを思い知ったのは、
「ミーガン」が暴走し始めた後。


なにせ「ミーガン」は、
あらゆる機械を制御できる。
警報アラートを止め、
車を動かし、
人の声色を完璧に真似て電話をする。


それをやられたら、
人間なんて、
ひとたまりもないわ。


これを書きながらも、
突き詰めて考えてみる。
現実に「ミーガン」が、
開発成功したらどうだろうかと。


人間同士なら、
どんな親しい人でも、
意見の相違はあるし、
大喧嘩はしないまでも、
相手の小さな一言に、
心えぐられる事もあろう。
(逆もまた然り)。
無意識にでも、マウント取り合ったり、
張り合ったり、
嫉妬する事だって、
無いとは言えない。


それに引きかえ、
自分を絶対裏切らない、
パーフェクトなイエスマンな人形、
しかも、自分の嫌いな人間を排除してくれて・・・なんて、
欲してしまいそうな自分が怖いわ(笑)。


評価 ★★★★☆

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23区内全駅制覇・熊野前駅 [23区内全駅制覇]

【23区内全駅制覇・各駅編】


第121回目の掲載は、
 ・都電荒川線
 ・日暮里・舎人ライナー
「熊野前駅」です。


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「熊野前駅」というと、
真っ先に思い出すのが、
「天才たけしの元気が出るテレビ」。


町興し企画で、
なぜか、この熊野前が選ばれ、
そのせいで当時、大勢の人が訪れたのだとか。
その時のキャッチフレーズは、
「ここに来れば幸せになれる」。


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駅前には、
めちゃめちゃ目立つ陸橋がありますね。


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そして、ここが、
「幸せになれる」本拠地、「熊野前商店街」。
今は名前が変わって、
「はっぴーもーる熊野前」。


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量り売りのお煎餅屋さん。


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サトちゃんはよく見かけますが、
子供さんが座れるようになっているのは
珍しい気がするのですが、どうでしょう。


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「くまのまえひろばかん」の前にあった、
子供の像。


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明治時代、
この辺りに飛行機が墜落するという
事故があったようです。


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古家もあります。


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家の横に、
ナンバーの付いていない、
車が縦に2台ありました。


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鬱蒼とした木の中にある古家。


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道路にはみ出した蜜柑は、
誰のものなのでしょう(笑)。


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「都立尾久の原公園」に行ってみました。
園内にある池が見たかったのですが・・・


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・・・干上がってる(笑)。


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説明によると、
池の水は雨水が溜まったものだそうで、
乾期には水がないそうです。


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中華料理の「松ふじ」さんでお食事。


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炒飯と、


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小ラーメンのセットをいただきました。





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※今まで行った駅のリンク集です。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13

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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 貼り付けておきます。


2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。


条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。

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「修道院の花嫁」 [映画]

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〔1946年/日本〕


戦地から復員してきた雄吉(宇佐美淳也)は、
希望を胸に北海道の実家に戻った。
彼には、実家の酪農業を発展させたいという夢がある。


しかし、帰ってみると、
父親は、経営難から牛を売り払うところで、
それを抗議すると、
10日以内に、
労働者を集めて、
再建の目処が立てば、
返してやる、と言われる。


雄吉は、学生時代を過ごした東京に行き、
学友や戦友に北海道行きを勧める。


なんとか人員を確保したが、
雄吉の最大の目的は、
恋人の由利子を連れてゆく事。
しかし、雄吉が戦死したと思い込んだ由利子は、
故郷に帰ってしまったという・・・。





戦争から戻った主人公・雄吉が、
家業である酪農を発展させようと、
友人たちを北海道に誘うのだけれど、


いくら誘われたからと、
「はい、そうですか」と、
簡単に話に乗る人はいないだろうなぁと
思いながら観ていたら、
案の定、
事は、すんなりとはいかない。


声を掛けられた人たちは、
迷う。
北海道は、いい所だと
分かってはいるけれど、
今の暮らしを捨てて行くには、
不安が大きい。
それは当たり前の事だ。


すごくいいな、と思ったのは、
戦争孤児たち数人が、
「連れていってほしい」と願い出た事。
両親や兄弟を亡くし、
天涯孤独な孤児たちは、
東京で物乞いのような生活をするより、
酪農の手伝いをする方がいいかもしれない。
今は幼くて、微力だけれど、
数年後には、
良い働き手になるだろう。


そして、この映画のメイン。


雄吉は、故郷に帰った恋人の由利子を
迎えに行くのだけれど、


タイトルでネタバレしてしまっているけれど、
由利子は、
雄吉を愛するあまり、
彼の死を悲観して、
修道院の尼さんになってしまったのだ。


雄吉と再会した由利子は、
ショックを受けるし、
観ているこちらは、
「なんとか修道院から出られないものか」
と気を揉む。


このような映画、
誰も観ないでしょうから(笑)、
ラストを書いてしまうけど、
由利子は、
修道院から許され、
外に出る。
ハッピーエンドで良かった。


評価 ★★★☆☆

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☆シンガポール旅行 その3☆ [旅行]

シンガポール旅行、
3日目は商業地に行ってみました。


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高島屋シンガポール店。
その大きさに圧倒されます。
さすが日本企業。
中は、ハイブランドがメインでしたが、
スーパーやフードコートもありました。


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高島屋の向かいにある、
ショッピングビル。
中野ブロードウェイの雰囲気によく似ています。
4階ほどの建物に、
小売店がずらりと並んでいます。
服、雑貨、バッグ、お菓子など、
多種多様です。


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パチ物のヴィトン?(笑)。
他にもハイブランドを模した商品が、
普通に売られていました。
こういうのも嫌いじゃないです(笑)。


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床屋さんや美容院も沢山入っていました。
カンボジアの時のように、
友人からカットを勧められましたが(笑)、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2011-11-11-2
今回は実行しなかったです。


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シンガポールでも、
「Kirei Kirei」なんですね(笑)。


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商業地でお買い物をしたあと、
地下鉄に乗ってアラブ人街へ。
ここはイスラムの礼拝堂がある、
アラブの人々が多数暮らしている地区です。


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街並みも、


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売られている物も、


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食べ物も、


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全てがアラブっぽくて、
アラブ気分が味わえます。


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シンガポール旅行、本当に楽しかったです。
めちゃめちゃ歩きました。
1日目、16,958歩
2日目、19,790歩
3日目、19,097歩と、
怠け者で動くのが嫌いな私にとって、
これは大変な歩数です(笑)。


綺麗で、治安もよく、
移住したオリラジのあっちゃんを羨ましく思ったり。
移住は無理でも、
毎年1回、1ヵ月くらい滞在できないかしらと、
冗談半分でシミュレーションしてみたりもして(笑)。


その時は、地下鉄の全駅制覇をしてみたいです(笑)。


シンガポールの、この美しさ、治安の良さは、
厳しい法律があってこそなのかもしれません。
人はそれくらい厳しくされないと、
自分を律せないものかと、
考えさせられる国でもありました。


インド人街、アラブ人街に行った事で、
何だか3か国行ったように気分になれた事も、
お得感3倍で、満足度が高い理由かもしれません(笑)。


久し振りの海外で、
きょろきょろしていて、
友人とのお喋りも止まらず、
沢山歩いた割に、あまり写真を撮りませんでした。
内容が薄くて申し訳ないです。

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☆シンガポール旅行 その2☆ [旅行]

シンガポール旅行、
2日目は、
観光の中心地に行ってみます。


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マリーナベイ・サンズ。
マーライオンと並んで、
シンガポールの象徴的な建物ですね。
有名な屋上のプールは、
宿泊者しか入れないとの事。
次回は泊れるよう、頑張ります(笑)。


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マリーナベイ・サンズ内のショッピングモールで、
ハイブランドのショップを冷やかしたあと、
周辺を歩きます。
おぉ! 
向こうにマーライオンが見えてきました。


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生まれて初めて見た、本物のマーライオンは、
雄々しく水を吐いていました。
「世界三大がっかり名所」などと言われているそうですが、
全然、がっかりなんてしません。
むしろ、想像より大きくて感動したくらいです。




短い動画を撮ってみました。
中国人観光客が、
大騒ぎして記念写真を撮っていて、
その様子が面白くて、友人と大笑いしていました。
自分が写したい場所に他の観光客がいると、
「ちょっとどいて」と言って、
撮影しているのです(笑)。


のんびりした旅先なので、
腹も立たず、
常識なんてものは、
その人や国によって違うんだと思いながら見ていました。
(日本でやられたら、腹を立てていたかな?(笑))


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さらに歩いて、
私が一番行きたかった、
「ラッフルズホテル」へ。


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ここは、シンガポールの、
というより、
世界でも最高級のホテルで、
沢山の小説や映画の舞台になっていますね。


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ホテル内にあるショップで、
買い物をしたあと、
入れる部分の見学をしました。
森瑤子さんの小説にも、
このホテルが出てきた事を思い出します。


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いわゆる、ピカピカの高層ホテルとは違い、
実に趣があります。
カクテル「シンガポール・スリング」は、
このホテルのバーが発祥だそうです。
今度、飲める機会があったら、
絶対飲んでみよう。


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駅のショッピングモールに、
日本と同じ、
トングで取るタイプのパン屋さんがありました。
海外でこのようなお店を見るのは初めてで、
つい沢山買ってしまいました(笑)。

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