「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」へ。 [舞台]
3月某日。
東京建物ブリリアホールで行われているミュージカル、
「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を
観てきました。
この作品は、
ジョニー・デップとヘレナ・ボナム=カーターで、
映画化もされているので、
ご存知の方も多いと思いますし、
私も映画は観ています。
舞台での主演は、
市村正親さんと大竹しのぶさん。
そして、演出は宮本亜門さんで、
5度目の公演だそうです。
18世紀。
理髪師・スウィーニー・トッド(市村正親)が、
ロンドンのフリート街に戻ってくる。
15年前、
妻のルーシーと、
娘のジョアンナの3人で、幸せに暮らしていたトッドだが、
美しいルーシーを横恋慕した判事・ターピンの策略で、
無実の罪を着せられ、島流しにされてしまう。
ターピンは、ルーシーを凌辱し、
そのせいでルーシーは自殺。
ジョアンナはターピンに引き取られるが、
ターピンは今度は、
美しく成長したジョアンナを狙っている。
ロンドンに戻ったトッドは、
ターピンに復讐すべく、
機会を待つが・・・。
粗筋だけ読むと、
そりゃあ、トッドも怒るわ、
復讐したくなる気持ち、分かる、と、
なんだか怖ろしい話のようだけれど、
所々、笑える場面があり、盛り上がる。
トッドの理髪店は2階にあり、
1階には、
ラヴェット夫人(大竹しのぶ)が経営する、
ミートパイ店がある。
トッドが殺人を重ねていくと、
なぜか、ラヴェット夫人のミートパイの肉が美味しいと評判になり、
大繁盛(笑)・・・
・・・という、ブラックな展開(笑)。
久し振りの舞台、
楽しめました。