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『女と味噌汁 第1話』 [ドラマ]

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先日、
映画「女と味噌汁」を観にいった事を書いたのですが、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2021-11-28


ブログを読んだ、
友人のAちゃんが、
ドラマ版、「女と味噌汁」のDVD全39話を全て持っているとの事で、
ゆうパックで送ってくれました。


なんと、ありがたく、
嬉しい事でしょう。


早速、見させていただいています。


第1話は、
芸者のてまり(池内淳子)が、
お座敷に来た客・佐藤英夫さんを、
自室に泊めた、
翌日の朝から始まります。


てまりの作った朝食を、
美味しそうに食べる佐藤さんですが、
家に帰って、
外泊した事を妻に咎められ、
てまりの部屋に泊まった事がバレてしまいます。


その後、妻は、
てまりの部屋に乗り込んできて、
自分がいかに、苦しい家計の中やりくりし、
家族を支えているかを訴えます。


この流れは、映画と同じです。
ただ、映画では、
佐藤さんの役を、川崎敬三さんが演じておられます。


妻は、乗り込んできた時は、
怒り心頭でしたが、
てまりと話しているうちに、
彼女の気風の良さを知り、
いつの間にか、彼女を好きになってしまい、
女同士の会話が弾みます。


このドラマのテーマは、
芸者が、ライトバンで、
味噌汁屋を経営するところにあると思うのですが、
第1話では、
まだ、てまりは、味噌汁屋を始めてはいないし、
計画も具体的ではありません。


これからどんな展開になっていくのか楽しみです。

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ドラマ「風子」のシナリオ。 [ドラマ]

昨年の11月、
平岩弓枝さん脚本、
秋吉久美子さん主演の昭和のドラマ、
「風子」を
もう一度見てみたい、と書いたのですが、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-11-04


先日、友人のAちゃんからゆうパックが届き、
開けてみましたところ、


えっ・・・
ウソでしょ・・・


箱の中に、
「風子」のシナリオ全巻が入っていました。

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驚きと、感動と、感謝とで、
脳内大混乱の中、
私が一番最初にした事は、


風子と、
のちに彼女と大恋愛をすることになる崎津さんの出会いの場面を
読むことでした。

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ドラマでの2人の出会いは、
ロスアンゼルスだったはずなのですが、
その後読んだ原作ではハワイになっていて、
「いや、絶対ロスだったはず」と思ったものの、
たった一度しか見ていないドラマなので、
確認のしようもなく、今まできたのです。


で、確認の結果、
良かった、私の記憶は合っていました。
風子と崎津さんは、
ドラマでは確かにロスで出会っています。
アメリカに強い憧れを持っていた私は、
だからこそ、余計に、
このドラマに強い思い入れを抱いたのですもの、
うん、間違えるはずないよね(笑)。


この12冊のシナリオ以外に、
「ロスアンゼルス ロケ用 台本」
という別冊があり、
私が胸ときめかせた、
風子と崎津さんの、
ナッツベリーファームでのデート、
特に、記憶に焼き付いている、
ジェットコースターに乗る場面も、
ちゃんと記されていました。

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別冊は、もう一冊あります。
「ニューオリンズ ロケ用 台本」


こちらは、最終回で、風子が崎津さんと結婚式を挙げた、
ニューオリンズでの、
細かい指示が書かれたシナリオです。

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ただ、私には、この結婚式の場面は、
なぜか記憶がありません。
中学生が学校をサボって、
ビクビクしながらの鑑賞だったので、
最終回は見ていないのか、と思いましたが、
崎津さんの祖父が、
風子の家に訪ねてきて、
「今日は”さんりんぼう”だから、日が悪いね」と
言ったセリフを覚えているので、
絶対、見ているはずです。


もしかしたら、
中学生の私にとって、
遠い未来の結婚より、
デートの場面の方がずっと重要だったのかもしれません(笑)。


Aちゃんがどうやって
こんなに古くて貴重なシナリオを手に入れたのか、
まだお会いしていないので、
詳しくは分からないのですが、
感謝してもしきれないくらい、
感謝の気持ちでいっぱいです。
こんな私に、いつも親切にしてくださって、
本当にどうもありがとう。
隅から隅まで読んで、
ずっと大切にします。


こうなったら、
あとは、「風子」の再放送、
もしくは、DVD化を願うだけです。
フジテレビさん、
ぜひぜひ、よろしくお願いします。

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『風子』 [ドラマ]

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少し前に、
平岩弓枝さんの昭和のドラマ、
「ありがとう」について、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-09-25
書いたけれど、


平岩弓枝さんのドラマで、
私がもう一つ、
どうしても忘れられない作品がある。


それは、秋吉久美子さん主演の、
「風子」。


これは、私が中学の頃、
昼間に再放送していたもので、
学校が休みだったのか、なんなのか、
とにかく、何かのきっかけで見て、
その面白さにとりつかれ、
どうしても続きが見たくて、
学校をサボってまでして見た記憶がある。
(サボるなよ(笑))




物語は、
杉村春子さん演じる上野不忍の芸者・千代が、
ひょんなことから知り合った、
秋吉さん演じる、風変りな女の子・風子を、
芸者として育ててゆく途中で、
風子と、柴俊夫さん演じる青年・崎津が恋に落ちる、
というもの。


といっても、
中学生の私が、
杉村春子さんを杉村春子さんと認識していたはずもなく、
ストーリーの面白さと、
ドラマ全体から醸し出される下町人情、
そこはかとない淋しさ、
それから、
色気のようなものを感じ取っていたように思う。


それからもう一つ、私がそこまでこの物語に惹かれた理由に、
風子と崎津が恋に落ちた場所が、
アメリカだった、というのが大きい。


私は、中学の頃から、
アメリカに対する憧れがめちゃくちゃ強くて、
風子と崎津さんのアメリカでのデートの場面に、
それはもう、大変な胸をときめきを覚えたのだ。


「風子」に夢中になった私は、
すぐに原作本を買った。
ドラマと同様に素晴らしく、
今でも、時々読み返す。



風子 (新潮文庫 ひ 5-1)

風子 (新潮文庫 ひ 5-1)

  • 作者: 平岩 弓枝
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1981/02/27
  • メディア: 文庫


ただ、この「風子」、
見たのは、その時の一度きりで、
ビデオ化も、DVD化も、されているわけでないので、
面白かったという記憶だけで、
細部まで覚えているわけではない。
学校をサボって見たくらいだから、
全話見たわけでもないだろう。


昭和のドラマに詳しい友人に聞いても、
見た記憶がないし、
有料放送でも、かかった事はないと言う。


ネットで画像を探しても、
上にアップした写真しかなかった。
日本のドラマ史に埋もれている作品なんだと思う。


そういえば、
主題歌は、小椋佳さんだった。
淋しい雰囲気のその曲も、
ドラマにとても合っていたように思う。


「風子」、もう一度見たい。

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『ゆびきり』 [ドラマ]

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先日、
昭和のドラマ「ありがとう」3部作の事を
書いたけれど、
「婦人警官編」 ⇒ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-08-01
「看護婦編」  ⇒ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-08-25
「魚屋編」 ⇒ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-09-25

私の昭和のドラマ好きを知っている友人が、
「ゆびきり」というドラマのDVDを貸してくれたので、
ありがたく見てみた。


このドラマは、
1973年1月25日から4月19日までの、
全13話。
「ありがとう」と同じ、
木曜日の20時から放送されたそうで、
ウィキペディアによると、
最高視聴率が49.8%を記録し、
1972年の『ありがとう』に次いでTBSのドラマ部門では第2位、
なのだそうだ。


物語は、といえば、
石坂浩二さんと、長山藍子さんご夫婦に、
小学生の子供が5人もいるという、
「貧しいけれど、楽しい我が家」もの(笑)。


石坂さんは、薬科大学の学生だった昔、
長山さんと知り合い、大学を辞め、結婚。
車に食品を乗せて団地で売る、
いわゆる、移動スーパーのような事をしていて、
正直、あまり生活力のある男とは言えない。


長山さんは、自宅でコロッケパンや、調理パンを作り、
売っている。
家族のために懸命に働く、肝っ玉母さん。


長山さんは、自分のために薬科大を辞めた夫の事を、
ひどく気にしていて、
彼に、もう一度、受験させて、
大学に入れる事に必死になっていて、
子供たちも、それを応援している。


この、7人家族の住まいが凄い(笑)。
一部屋しかない貸間の壁に、
3段ベッドが二つ設えてあり、
5人の子供はそこで寝起きしている。
食事は、
クッキーの缶のような物に、
ご飯、みそ汁、おかずを乗せ、
各自、自分のベッドで食べる。
「昭和の貧乏」としか言いようのない生活。


それでも、皆素直で、
そこに、隣の仕立て屋さんの皆様や、
そのまた隣の床屋さんなどが絡んで、
お互い、助け合いながら、
笑ったり、泣いたり、
心温まるエピソードが描かれる。


ただ、このドラマ、
登場人物たちは、
何一つ、何か達成する事なく、
物語が終わる(笑)。


石坂浩二さんは、
薬科大に合格するも、
家族を犠牲にして、
自分だけ学校に通うなどできない、と、
入学を取りやめるし、


石坂さんの友人が、
大きなスーパーを開店するので、
移動販売はやめて、
そこで働かないかと誘われるも、
断ってしまう。


子供たちのために、
もっと広い家に引っ越そうという案が出て、
いい物件が見つかったのに、
やっぱり今の家がいい!と、
引っ越す事もせず、


勉強がめっちゃできるという設定の長女に、
中学受験の話が出るけど、
彼女は公立中学へ。


そして、一家ととても仲の良い、
尾藤イサオさんが、
熱烈に片想いしている上村香子さんと、
最後に結ばれるのかな、と思うも、
それもなし(笑)。


今日は、昨日の続きでしかなく、
明日もずっと同じ事の繰り返しなのか・・・
と拍子抜けするような最終回であった(笑)。

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『ありがとう 魚屋編』 [ドラマ]

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先日から見ている、昭和のドラマ、「ありがとう」の、

「婦人警官編」 ⇒ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-08-01
「看護婦編」  ⇒ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-08-25

に続き、「魚屋編」を見終わった。


もう何度目か分からないくらい見ているけれど、
何度見ても面白い。
毎話、声をあげて笑ってしまう。


この「魚屋編」、
水前寺清子さんと、山岡久乃さんの母娘コンビは同じなのだけれど、
キャラクターが、前の二作とは大きく違っている。


前の二作は、山岡久乃さんは大変に厳しいお母さんで、
水前寺さんは、
「お母ちゃんお母ちゃん」と、
常に山岡さんに頼っているような娘だった。


でも、本作は、
山岡さんは、どこか間の抜けている、
うっかり母さんで、
その分、水前寺さんはめっちゃしっかりしている。
水前寺さんの方が、山岡さんと支えている。


それから、もう一つ、
大きな違いは、
前二作では、この母娘に、
男性の影など微塵もなかったのに、
山岡さんに、途中で恋人ができて再婚、
そして、水前寺さんには、
しつこくプロポーズしてくる幼馴染の前田吟さんがいるのだ。


前二作では、
水前寺さんは、相手役の石坂浩二さんの女性問題に、
ヤキモキさせられる事が多かったけれど、
本作では、石坂さんが前田吟さんの存在にイライラしている(笑)。


で、本作で、一番強烈なキャラなのが、
見た事のあるかたなら、ご存じだと思うのですが、
園佳也子さん。


園さんは、悪い人ではないのだけれど、
とにかく、クセが強すぎて、
「四軒市場」の皆様から、
ちょっと疎んじられている存在なのだ。


「四軒市場」とは、
水前寺さんの魚屋さん、
石坂さんの八百屋さん、
園さんの酒屋さん、
そして、
佐野浅夫さんの肉屋さんで成り立っている商店街。


で、すごいのが、
この四軒市場の、息子、娘たちが、
全員、結婚相手を四軒の中で調達してしまう事だ(笑)。


あとは、児玉清さんの焼き鳥屋、
長山藍子さんの荒物屋が近所にあって、
皆さん、お年頃なので、恋愛問題花盛り(笑)。


なんだか、言いたい事の100分の1も書けていない気がして
もどかしい。
なにせ53話もあるので、
面白エピソード多すぎで、
本気で書くなら、1話毎に書かなくては駄目な気がする(笑)。


「ありがとう」で画像検索していたら、
 ↓
のような写真が落ちていた。

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現在もご存命の、
出演者の皆様のお写真を集めた画像だと思うのだけれど、
どうでしょう、
「ありがとう2020」というのを製作するというのは。


皆さん、孫どころか、
曾孫、玄孫までいるという設定で。
TBSさん、
再放送が無理なら、
そちらの方向で、ご検討願えないでしょうか。

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