「クリーピー 偽りの隣人」 [映画]
〔2016年/日本〕
元刑事の高倉(西島秀俊)は、
自分の失態が原因で警察を辞め、
現在は、大学で犯罪心理学を教えている。
妻・康子(竹内結子)と、
郊外の一軒家に引っ越した高倉は、
隣家の主人・西野(香川照之)に、
不気味な違和感を覚える。
そんな中、かつての同僚・野上(東出昌大)から、
6年前に起こった一家失踪事件の
分析を依頼された高倉は、
一人生き残った娘・早紀(川口春名)に会うが、
早紀の記憶が曖昧で、
核心に辿り着けない。
康子と西野が親しくしている事に、
なぜか危機感を感じる高倉だが、
どうする事もできない。
西野は危険だと、
元刑事の勘が働くだけだ。
一家失踪事件を調べていくうちに、
早紀の記憶が少しずつハッキリしてくる。
早紀の家族の失踪は、
隣家に住んでいた男が関係しているらしい・・・。
試写会で観た。
イライラさせられるわぁ、竹内結子(笑)。
彼女は、引っ越しの挨拶に行った時、
隣家の奇妙な主人・香川照之に違和感を覚えて、
帰ってきた西島秀俊に、それを訴える。
にもかかわらず、だ。
翌日、彼女は、
「シチューが余ったから」と、
わざわざ隣家に持っていく。
信じられん。
しかも、ある日、西島が帰宅すると、
香川が家にあがっていて、
西島、唖然。
西島は、数日前、香川のあまりの変人っぷりに驚き、
暗に、「深く関わらない方がいい」と、
竹内と会話したばかりだというのに。
何なんだ、この危機意識の低さは。
この手の映画が、
いかに観る者をイラつかせるかが勝負だとしたら、
素晴らしい出来だと思う(笑)。
とにかく最初から最後まで
神経逆撫でされっぱなし。
突っ込みどころも満載。
西島が調査を始めた、
一家失踪事件と、
引っ越したばかりの家の隣人が関係ありそうだなんて、
どんだけ偶然なのか(笑)。
香川の家の間取りも凄い。
外観は普通の一軒家だというのに、
中には、重そうな鉄の扉があって、
その向こうでは、
大変な作業が行われている。
あんな家、誰が設計したんだ?(笑)。
あんな、殺人にお誂え向きの家。
まぁ、良い。
130分、飽きずに観ていられた事だけは確か。
香川照之の、
安定した不気味っぷりを見るだけで
価値があるかも。
評価 ★★★☆☆
香川さん、引っ張りだこですね。昔の緒形拳みたいに…、最近は辛めの評価が続いてますね!(^^)
by KENT1mg (2016-06-15 16:43)
これはいろいろテレビとかで宣伝していますよね。
まぁ邦画は観ないからわかりませんけどw
by 原みつる (2016-06-15 19:27)
シチューのシーン!
余った量にもびっくりしました。夫婦二人暮らしなのに
いったいどんなサイズの鍋で作ったんでしょうか^^;
お料理上手なはずなのに・・
主役の西島くんも、冒頭からずーっと、
ほぼ失敗しかしていなかったような。
そして結局、刑事の勘が頼りって・・心理学者なのに(笑)。
DVDで家族や友人とツッコみながら観ると、
すごく楽しめるかもしれませんね。
試写の間、青山さんに
「こんなこと普通しない!ですよね」
って言いたくてしょうがなかったですもの。
でも、楽しかったです♪ありがとうございました(^^)
by yonta* (2016-06-15 22:05)
香川サン、上手いからね〜
観てみたいよ!^^
試写で観れてラッキーやったね。^^
by hatumi30331 (2016-06-15 23:26)
KENT1mgさん
コメントありがとうございます
香川さん、素敵ですね。
聞いた話では、
私生活でも、腰が大変に低く、
謙虚な方なのだとか。
>最近は辛めの
あらら。
自分では何も考えていませんでした^^;
映画の評価って、どう決まるんだろうと
考えた事があります。
案外、その時の体調や感情が全てだったりして・・・とか^^;
すみません、勝手で(笑)。
by 青山実花 (2016-06-16 10:22)
原みつるさん
コメントありがとうございます
テレビで宣伝してますか。
私はテレビをあまり見ないので、
知りませんでしたぁ^^;
by 青山実花 (2016-06-16 10:23)
yonta*さん
コメントありがとうございます
良かったぁ、
yonta*さんと同じ感想で。
「感動した!」とか言われたら、どうしようかと思いました・・・
・・・って、思うわけないっ!(笑)
yonta*さんのコメントを読んで、笑いが止まりません。
あのシチューは異常です^^;
「食いきれねーよ」と(笑)。
それから、引っ越しの挨拶に持っていった品も、
わたし的には、「ない」と思いました。
これは人それぞれの感覚なのですが、
引っ越しの挨拶の品に「手作り」て。
もしかしたら、香川照之より、
竹内結子の方が、人との距離感が変な人な気がします^^;
西島さんも、ヘタレでしたね^^;
本当に、誰かの家でポテチでも食べながら、
文句たれて観るのが一番の映画かもしれません^^;
ご一緒できて、同じ感想で、良かったです。
ありがとうございました。
by 青山実花 (2016-06-16 10:41)
香川照之さん、やりすぎやねん!。
これテレビCMで流れてるけど、
あの「笑顔」がすべてを持っていくねん。
香川照之さん、脇役は出来ない役者やな。
ボクの中では遠藤憲一さんと並んで、
2カットの友情出演レベルでも「主演」としか
とらえられない役者ですわ。
主役食いすぎ。良い意味でも悪い意味でも。
あと、この人のボクシング解説は、
専門家を凌駕してるので一聴の価値あり。
1回だけ聞いたらそれでもういいですが。
世間は広いからねぇ。
自分の常識では計り知れない、
「自分だけ」の常識を持った人が多々いる。
ボクも以前「ストーカー扱い」された事があるわ。
訪問介護者講習で知り合った女の人に、
年賀状を出したのが運のつきや。
怒ったね。相手の母親が。
ボクも怒られたね。相手に。
「自宅に年賀状出すなんて、なんて事をしてくれたのか」と。
「男から年賀状が来た」という時点で、
母親に問い詰められたらしい。
この男とはどういう関係なのか、
なぜ住所を知っているのか・・・と。
で、相手のお母さんから、郵便小包で
ボクの出した年賀状が返送されてきた。
え、50円のはがきを700円使って返す?、
受け取り拒否すればよかったのに・・・。
中には丁寧な手紙が添えられていた。
「年頃の娘ですので、世間の目もあります。
今後、このような事はなさいませんように…」と。
え、年賀状一枚出しただけで…?。
「年頃の娘」といっても、40歳越えてる人なのだが…。
まぁ、色々突っ込みどころが満載の一件だったが、
ちょっと怖くなったので関わるのはよそうと、
昇る太陽に強く誓った・・・。
その後、友達の引っ越しを手伝ってほしいとか、
天王寺動物園に行きたいとか連絡があったが、
丁重に丁重にすごく丁重にお断りした・・・。
by 裏・市長 (2016-06-16 10:43)
hatumi30331さん
コメントありがとうございます
あー、ぜひぜひ観てほしいです~。
香川さんは大好きですが、
この映画では本当に不気味なんです。
上手い人だなぁと思いました。
ここの所、よく試写会に当たっていますが、
もうそろそろ波も終わりかな、と思ったり^^;
by 青山実花 (2016-06-16 10:45)
西島さんと香川さんのタッグ多いですよねー
名コンビですねw
by ユメクレア (2016-06-16 11:16)
裏・市長さん
コメントありがとうございます
この映画の予告は強烈ですね。
私も劇場で何度か観ましたが、
本編も観たい!という気になるんです。
香川さんも本当に怖いです。
「どこが変とは言えないけど、何かが変」という役が
めっちゃ上手かったです。
香川さんってボクシングの解説もされているんですか!
それは知りませんでした。
今度探して聞いてみます。
裏・市長さんをストーカー扱い!
そのような母子がいることは、
ネットの人生相談などで読んではいましたが、
「作り」じゃないの?と思っていたら、
本当にいるんですね。
このような所で、
こんな事を書いていいのか分かりませんが、
そういう母子は、
気の毒な方たちと思っていいのだと思います。
大抵の場合、母親の頭がおかしくても、
娘の方がそれに気付いて、
反抗するなり、男を作るなりすると思うのですが、
一生母親の言いなり!
恋するときめきも、喜びも、
失恋の辛さも知らぬ、生娘のまま(かどうかは知らぬが(笑))
お婆さんへの道まっしぐら。
そうですね、裏・市長さんは
関わらないのが賢明ですね。
40歳すぎの生娘(まだ言ってる(笑))なんて、
面倒なばっかりで^^;
by 青山実花 (2016-06-16 19:25)
ユメクレアさん
コメントありがとうございます
西島さんと香川さん、
ドラマで共演していたようですね。
私はあまりドラマに詳しくないのが残念です。
by 青山実花 (2016-06-16 19:26)
これ、観てみたいです♪
サスペンス好きです(笑)
映画館は行く事ないからDVD出るの待ちます!
きゃりーちゃんの記事にコメントしたのですが
なんでか消えちゃってます~(~O~;)
わざわざオフ会の皆さんを想い
乗って下さり嬉しかったです!
by かーか (2016-06-19 13:04)
かーかさん
コメントありがとうございます。
これは、あの井戸と違って、
ちゃんと生きている人間だから大丈夫・・・
・・・って、
生きてる人間の方が怖いかな^^;
DVDでも全然OKです!
ぜひご覧になってくださいね。
ごめんなさい、旅行に行っていて、
コメントを承認できなくて・・・。
これに懲りずに、これからもお付き合いをお願いします。
by 青山実花 (2016-06-24 14:40)