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「ウスケボーイズ」 [映画]

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〔2018年/日本〕


大学生の
岡村(渡辺大)
城山(出合正幸)
伊藤(寿大聡)
上村(竹島由夏)は、
ワイン好きが高じて、「ワイン会」を結成、
日々、飲み比べに余念がない。


日本産のワインを馬鹿にしていた彼らは、
ある日、ラベルを隠して、
利き酒ならぬ、利きワインを実行。
すると、「桔梗ヶ原メルロー」というワインが、
2位になった事にショックを受ける。


「桔梗ヶ原メルロー」を作ったのは、
麻井宇介(橋爪功)という、
ワイン醸造家。


宇介に直接会った彼らは、
強い思いに駆られ、
それぞれ、自分に合った場所で、
ワイン用の葡萄の栽培を始めるが・・・。





試写会で観た。


上映の前に、
渡部大さん、出合正幸さん、寿大聡さん、
竹島由夏さん、伊藤つかささん、
そして、柿崎ゆうじ監督の舞台挨拶があった。

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※映画.comさんより


何と言っても、この舞台挨拶、
私は、イケメン俳優さんたちはそっちのけで、
伊藤つかささんのお姿に、
目が釘付け。


というのも、
映画もドラマも、古い作品に惹かれる私は、
「金八先生」が大好き。
特にシリーズ1と2は、
DVDを1000回くらい繰り返し観ていて、
セリフを空で言えるくらい(笑)。


で、伊藤つかささんといえば、
シリーズ2で、
赤上近子、通称・赤ちゃんという、
可愛らしいニックネームで、
クラスの男子から愛されちゃう、
アイドル的存在役だったのだ。


そんな伊藤さんを、
まさか肉眼で見る日が来るとは、
感慨無量(笑)。


・・・と、伊藤さんを見に行ったんじゃないですね。
映画映画。


実話だというこの作品、
ワインの日本ブランドを作るという目標を持って頑張る、
若者たちの骨太な物語。


私は、麻井宇介さんという方は
初めて知ったのだけれど、
この宇介さんの、
「教科書を破り捨てなさい」という言葉が、
強く印象に残る。


これは、既存の考え方を捨て、
真っ新な気持ちで始めなさい、という意味だと
解釈しているのだけれど、
この言葉こそが、
登場人物たちの原点。


なにせ、主人公の渡辺大さんは、
畑を借りようとしても、
役場の人から、
「ここで葡萄ができるわけがない」と、
話しも聞いてもらえずに、
却下されてしまう。
そんなスタート。


他の友人たちも、
様々な苦労をしながら、
葡萄を育て、
ついにそれが実を結ぶ。


ワインにお詳しい方なら、
より楽しめるのではないでしょうか。


評価 ★★★☆☆

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