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「きいろいゾウ」 [映画]

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〔2013年/日本〕


向井理と宮崎あおいは、
互いを、「ムコ」・「ツマ」と
呼び合う若い夫婦。


2人は三重県の農村で、
近所の老夫婦(柄本明・松原智恵子)や、
不登校の少年や、少年の女友達などと、
日々、交流しながら暮らしている。
ムコは介護施設で働きながら、
小説を書いている。


ツマは、動物や植物と話せる、
不思議な力があり、
彼女の耳には、自然も賑やかだ。


ツマは幼い頃、
心臓の病気で入院しており、
ムコはその事を、今になって知った。
ムコは、出会ったその日に、
ツマにプロポーズしており、
まだ互いに知らない事も多いのだ。


穏やかに暮らしていた2人だったが、
ある日、ムコ宛てに、
1通の手紙が届く。
すると、その日を境に、
2人の関係はギクシャクし始める・・・。





向井理と宮崎あおいが夫婦。
これはもう、2人が一緒にいるだけで絵になる。
もし電車でこんな夫婦を見かけたら、
「雰囲気のある、綺麗なカップルだなぁ」と思ってしまいそう。


映画は予備知識をなるべく入れないで
観るようにしているのだけれど、
どこかでチラッと、
この夫婦には秘密があるのだと読んだ。


私はてっきり、
動植物と話のできるツマの方に、
何か大きな隠し事があるのだと想像していたのだけれど、
(ツマが、月の満ち欠けで体調が変わるなんて言うものだから、
あくまでも例えだけど、
「実は彼女はかぐや姫だった」的なものを想像していた(笑))。
実際はその逆で、
ムコに秘密がある事が、
次第に明らかになってゆく。


そのせいで、
ツマは大変に苦しむ。
ツマがやり場のない思いを、
ムコにぶつける場面が、大変に激しく怖く、
「うわっ」って感じなんだけど、
理由が分かれば、その行為の意味も分かるというものだ。


まぁ、一般的に、その秘密は、
それほど驚く事ではなく、
映画や小説ではありがちなんだけど。
ただ、当人にしてみたら重大だって事で。


ツマが、動植物と会話できるという設定が、
途中から、あまり生かされていないのが残念。
彼女が悩みを、ソテツの木に相談するくらいで。


カップルって、そうやって、
色々乗り越えながら、
絆が強くなっていくんだなぁと、
観ていて思う。
これで赤ちゃんでもできたら、
2人はまた、新たなステージに進むんだろうなぁ、とか。


評価 ★★★☆☆