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「マシニスト」 [映画]

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〔2004年/スペイン〕


機械工・クリスチャン・ベールは、
もう1年間も眠っていない。
体は痩せ細り、
意識は一応普通のつもりだが、、
絶好調という風でもない。


彼の楽しみは、
馴染みの娼婦・ジェニファー・ジェイソン・リーと、
ひとときを過ごす事と、
空港のカフェのカウンターで働くシングルマザー、
アイタナ・サンチェス=ギヨンと雑談する事だけだった。


ある日、ベールは、
新しく入った同僚・ジョン・シャリアンに気を取られ、
機械の操作を誤り、
別の同僚の片腕を切断させてしまうという、
大事故を起こす。


事故の状況説明の席で、
シャリアンの事を話すと、
誰もが、「そんな社員は存在しない」と言う。


さらに、空港のカフェでは、
ギヨンという女は存在しないと言われ、
自宅の冷蔵庫には、
おかしなメモが貼られるようになる。


ベールの頭がおかしくなったのか、
それとも何かの陰謀なのか・・・。





ありきたりな感想だけど、
まず、クリスチャン・ベールの役作りが凄い。
1年間寝ていない男を作り上げるために、
体重を30キロも落としたというけれど、
観ているこちらにしたら、
その体は痛々しくて。


良い映画を作るという気概は嬉しいけれど、
「無理しないで」と声を掛けたくなってしまう。
撮影後、健康面で何も影響はなかったのだろうか。
ジャレッド・レトなども、
無理に体重を30キロ増やした為、体調を崩して、
一時、車椅子生活を余儀なくされたと聞いたけれど。


それから、1年間も眠っていないという設定が、
隙あらば眠りたいという私には(笑)、辛くて。
意識はどこか朦朧としていて、
でも眠れなくて、
でも強い眠気が襲っても来ず、
なんとも中途半端な、その感じ。
観ているこちらの方が、眠ってしまいそうだ(笑)。


オチがハッキリしているのが、
私には良かった。
不条理映画は、ちょっと苦手で。


タイトルの「マシニスト」ってなんだろうと思っていた。
“不眠症”なら、映画「インソムニア」があるし、って。
調べてみたら、“機械工”という事だ。
なるほど、基本形は“マシーン”なのね。
それなら、いっそ、「機械工」と付けたらどうだっただろう。
より怖い雰囲気が出たと思うのだけれど(笑)。


評価 ★★★☆☆

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