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「女は抵抗する」 [映画]

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〔1960年/日本〕


ベテランプロモーターだった父の仕事を引き継いだ
若尾文子は、
人気バンド「グリーンガイズ」と「ゴールデンキングス」の
ジャズ合戦を企画する。


興行は大成功をおさめ、
「グリーンガイズ」が勝つ。
負けた「ゴールデンキングス」が所属する事務所の社長は
かつて若尾の父を死に追いやった、高松英郎だった。


若尾はますますプロモーション業に精を出すが、
しかし、
「グリーンガイズ」や、他のバンドたちが、
事務所を辞めると言い出し、
全員が出てゆく。


焦った若尾や、
アメリカから来日するバンドの
プロモーション依頼の話に飛びつき、
500万円の小切手を切るが・・・。





「若尾文子映画祭」の話を聞いた時、
未見の若尾作品を観られる喜びと同時に、
若尾さんとの共演の多い、
私の愛する川口浩様の、未見の映画を観られるというのも
期待の一つだった。


で、やっと、「その日」が来たのよ♪
今回の映画祭で、
初めて浩様のお姿を観たのが、
この、「女は抵抗する」。


私の視線はもう、
「スラムダンク」における、
流川を見る晴子ビジョンのようになっちゃって(笑)、
浩様の可愛いお顔にウットリ(馬鹿~)。


お話は、そう面白いものじゃなかったけど、
もうそんな事、どうでもいいわ(笑)。
久し振りに浩様を観られただけで幸せ。


このタイトルは、ちょっと肩透かし。
私は一人で勝手に、
「妻は告白する」みたいな感じに、
男と女のドロドロがテーマだと思って楽しみにしていたのに
全然違ってた。


若尾さんの映画の中にしては、
彼女が腰掛けではない仕事をして、
人に裏切られたりする役が、
珍しいなとは思ったけど。


若尾さんが騙される場面は、
ミーハー的な興味で、ちょっと面白かった。
外国から、超有名なアーティストが来ると聞いて、
金を出してしまうって、
こんな感じなんだ、って。


私が知らないだけで、
興行の世界は、
日々色々あるのでしょうね。


評価 ★★★☆☆