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「ぼくらの七日間戦争」 [映画]

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〔1988年/日本〕


千葉県の青葉中学の、
1年生の男子8人は、
あまりにも厳しい校則にうんざりし、
家出して、廃工場に立て籠もる。


親たちが騒ぎ出し、
教師たちは8人の居場所を突き止め、
やって来るも、
彼らの抵抗に歯が立たず、
一時、退散。


差し入れを持ってきた、
クラスメイトの女子3人は、
彼らの仲間になってしまい、
11人になった彼らは、
ますますパワーアップ。


しかし、大人たちも負けてはいない。
とうとう、警察や機動隊が出動する騒ぎとなり・・・。





いやー、最近の宮沢りえにはビックリだ。


日曜日の夜の「ヨルタモリ」での、
彼女のぶっちゃけトークと、
タモリ氏や、ゲストの方々を相手に、
物怖じせず、ポンポンと飛び出す会話の上手さには、
感心して魅せられてしまう。


私は今までずっと、
宮沢りえという人は、
母親の操り人形で、
人形だから当然、
自分の意思も、考えも持たず、
ただ、そこにいるだけの人なのかと思ってきたのよ。


その考えは大きく間違っていた事が、
やっと分かったし、
この間、お食事した友人たちとの会話の中で、
彼女の話が出た時、
やはり同じ事を思っていた人がいて盛り上がり、
彼女を見直したのは、自分だけではなかったんだなと、
なんだか嬉しくもなったし。


一番最近の、
篠山紀信氏がゲストの会も面白かった。
篠山氏+宮沢さんの組み合わせといえば、
あの「サンタフェ」での、
撮影者と被写体という関係なのは、
誰もが思い出すところ。


当時、ミーハーな私の性格を知っている友人が、
お土産として、あの写真集を持ってきてくれて、
彼女の体の美しさを堪能した私には、
あの写真集を作った時の経緯や裏話などが興味深く、
とても楽しめる内容になっていた。


あの日の放送を観ていたと言う別の友人が、
「サンタフェの話題って、
宮沢りえの前では、ご法度なのかと思ってたから、驚いた」と言っていて、
確かになー、と、
変な所で納得。
私も心のどこかで、
薄っすらと同じ事を考えていた気がして。


「ヨルタモリ」の話題ばかりになってしまったけど、
つまり言いたいのは、
宮沢りえって人は、とっても魅力的って事ですよ。


この映画は、そんな彼女のデビュー作という事で、
可愛いけど、
まだまだ垢抜けない彼女が、
等身大の女の子を演じている。
中々元気があってよろしい、ってお話(笑)。


評価 ★★☆☆☆

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