「UDON」 [映画]
〔2006年/日本〕
アメリカでビッグなコメディアンになると、
父親に啖呵を切って出ていった香助(ユースケ・サンタマリア)だったが、
現実は厳しく、
借金だけが増えて、故郷の香川県に戻ってくる。
ある日、山奥を車で運転中、
ガス欠になった香助は、
道迷っている女・恭子(小西真奈美)の車に乗せてもらう。
仕事を探していた香助は、
友人の庄介(トータス松本)から、
タウン誌の編集部を紹介され、
勤め始めるが、
そこの記者に恭子がいたことに驚く。
職場で、讃岐うどんのコラムを載せると、
それが大反響となり、
タウン誌はバカ売れ。
それが全国へ飛び火し、
讃岐うどんは、大ブームとなる。
実は香助の父は、
香川県でも有名なうどん職人で、
香助は家業を嫌って、
家を飛び出したという経緯があったのだ・・・。
四国は日本で行ってみたい場所ベスト5に入るとは、
ずいぶん前から、
友人と話してはいるのだけれど、
未だに実現できていない。
それにしても、
あー、うどんが食べたくなる(笑)。
これを観て、
そう思わない人はいないであろう。
ちょっとよく分からないのが、
讃岐うどんの定義。
讃岐うどんとは、麺を指す言葉であって、
味付けは何でもいいという理解で
正しいのだろうか。
映画そのものは、
つまらなくはないけれど、
この内容に134分は長いというのは感じる。
予算が余っていたのだろうか、
ニューヨークロケから始まって、
チョイ役の出演者まで大変に豪華だし、
意味のないCGが入るし、
そんな事にお金をかけなくても、って場面が多い。
それがかえって不必要で、
もっとすっきり、
90分くらいの映画にしたら、
エキスがギュッと詰まった、
良い作品になりそうなのに、残念。
明日はうどんにしよう。
そして、四国に旅行する事を
本気で考えよう。
(すぐ影響される女(笑))。
評価 ★★★☆☆