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「地球にやさしい生活」 [映画]

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〔2009年/アメリカ〕


コリン・ビーヴァンは、
マンハッタンで、
妻、そして幼い娘と暮らすライター。


ある日、彼は、環境に影響を及ぼすと思われる
全ての事柄を排除し、
1年間暮らしてみる事を思い立つ。


ゴミを出さないよう、食料は市場で買い、
乗り物の類には一切乗らず、
トイレットペーパーも、紙おむつも使わない。
自宅の電気のブレーカーを落とし、
コーヒーチェーン店を含む、
全ての外食をやめる、
服などの買い物はしない、等々。


そんな生活の中で、
家族は何を見つけ出すのか・・・。





「地球にやさしい生活」かぁ。
うーん、殆ど意識してないなぁ(笑)。


もちろん、電気や水道は絶対に無駄に使わないようにしているし、
車を意味なく走らせる事はしないし、
買い物は必要最低限、
食料品もほぼストックなしで、
食べられる分だけを買う、
などしているけれど、


それは全て、
私がケチなのと、
物欲が殆ど無いのと、
家が散らかるのが嫌なのと、
不必要な物を置きたくない、という、
自分の為であって、
特に地球の為と考えてるわけじゃないのよね(笑)。


で、この映画。
「地球にやさしい生活を実践する」と、
コリン・ビーヴァンというライターさんが宣言するわけだけれど、
彼はその事をテレビに出て言ったりしてるから、
ある程度、ネタというか、
話題作りもあるかと思われる。


ただ、映画の内容を信じるなら、
彼は宣言した事はきちんと実行しているように見えた。
そして、様々な事を、
無理したり、我慢したりするわけでなく、
結構楽しそうにしているので、
観ていて、息苦しい感じはしない。


まぁ、ある種の実験よね。
1年間という期限つきだからできるのだろうし、
本気でするなら、マンハッタンから離れて、
野中の一軒家にでも暮らすはずだし。


電気や乗り物無しの生活は、
大体想像が付くけれど、
一つ、新しい発見があった。
生ゴミを分解させるために、
ミミズを飼うと、虫が湧く!


そっか、エコ生活は、
虫や軟体動物との共存でもあるんだと気付かされた次第。
私は虫は割と平気だけど、
軟体動物はちょっと苦手。
やっぱり私には
エコ生活は無理かも(笑)。


評価 ★★★☆☆

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