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「ラストミッション」 [映画]

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〔2014年/アメリカ〕


CIAエージェントのケビン・コスナーは、
医者から余命数ヶ月と宣言されたのを機会に、
元妻と最愛の娘が住むパリへ帰ってくる。


今まで仕事一筋で、
家族を蔑ろにしてきたコスナーは、
最後の時間くらい家族と過ごしたいと考えたのだが、
そう上手く事は運ばない。
特に娘のヘイリー・スタインフェルドは、
父親らしい事を何一つしてこなかったコスナーに、
色々思う所あるようだ。


そんな中、
コスナーの病気に効くという薬を持った、
女エージェントのアンバー・ハードが彼に接近。
薬を打つ代わりに、
仕事を持ち掛けてくる。


もっと生きたい。
娘と接していたい。
そう考えるコスナーは、
テロリスト暗殺という任務を引き受け、
奔走するが・・・。





ケビン・コスナーは、
ピークが過ぎたあと、
なんだかパッとしない期間が長いように思うけれど、
この映画は中々渋くて、
カッコいいおじさんだった。


コスナーとパリって、
なんだか変な組み合わせだけど、
リュック・ベッソンが脚本を手掛けているそうだ。
それなら納得だけど、
でもなぜ、この役をコスナーが演じる事になったんだろう。


娘を愛する親父の物語って、
最近でも本当に沢山あるけど、
父親にとって娘って、
それほど可愛いものなのかしら。
私は男じゃないから、
その辺りの心理はよく分からない(笑)。


久し振りに会った娘・ヘイリー・スタインフェルドには
ボーイフレンドがいるんだけど、
その彼ってのが中々素敵で、
コスナーは文句の付けようがなくて、
とっても複雑そう(笑)。


それから、スタインフェルドは、
殆どの人が出来るであろう、
ある事ができなくて、
それを「父親が不在だったせいだ」という。


で、コスナーと一緒に練習するんだけど、
その場面が可愛くて。
彼女って、雰囲気があっていいな。
「トゥルー・グリット」の時はまだまだ子供だと思ったけど、
本当に素敵に成長してる。
まだ17歳。
これからも頑張ってほしいな。


ストーリーもアクションも、
そう凄いものじゃなかったけど、
「ボディガード」を彷彿とさせるシーンがあって、
笑ってしまった。
ファンにはたまらないでしょうね。


評価 ★★★☆☆

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