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「眠れる森の美女」 [映画]

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〔1959年/アメリカ〕


むかしむかし、
ある国の王様とお妃様の間に、
可愛らしい女の赤ちゃんが生まれ、
オーロラ姫と名付けられました。


王様はたいそう喜んで、
お誕生を祝うパーティを開きました。
3人の妖精がやって来て、
オーロラ姫にそれぞれ魔法をかけます。


一人目の妖精は、「美しさ」を、
二人目の妖精は、「綺麗な声」を、
そして三人目の妖精が魔法をかけようとしたその時・・・


いつの間にかお城に入り込んでいた、
邪悪な妖精マレフィセントが、
パーティに招待されなかった怨みから、
怖ろしい魔法をかけてしまいました。


「オーロラ姫は16歳になるまでに、
 糸巻きの針に指を刺し、死ぬ」、と。


王様とお妃様は大変な衝撃を受けましたが、
三人目の妖精が、
急いでまだ残っていた最後の魔法をかけました。
「死ぬのではありません。
 眠りにつくだけです。
 そしてその眠りは、王子様のキスで覚めるでしょう」。


王様はオーロラ姫が16歳の誕生日を迎えるまで、
森の奥の妖精たちの家で育ててもらい、
さらに、国中の糸巻きを全て燃やさせました。


時が経ち、美しく成長したオーロラ姫。
そして、いよいよ明日が彼女の16歳の誕生日です・・・。





来月公開の、
アンジェリーナ・ジョリー主演の「マレフィセント」。
ジョリーが、この「眠れる森の美女」の、
邪悪な妖精マレフィセントを演じるという事で、
予告もずいぶん前から公開されている。


オーロラ姫はエル・ファニングが演じるそうで、
どちらも大好きな私は、公開がめっちゃ楽しみ。
で、その前に、
このアニメ版をきちんと観て、
予習しなくては、という事で借りてきた。


物語自体は、
幼い頃、絵本で繰り返し読んでいたので、
目新しい事はなかったけれど、
成長したオーロラ姫が登場した時の衝撃ったら。


美しい、美しすぎる。
絵なんだけど、分かってるんだけど、
その美しさから目が離せない。


お顔はもちろんそうだし、
それから、何と言っても髪。
金髪でふわふわので、
黒いカチューシャが、
柔らかい雰囲気を締める役割を果たしていて、
その組み合わせが素晴らしい。

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それから、古いディズニーアニメの
お姫様たちに共通する事だけど、
私はドレスの質感がたまらなく好き。
なんとも言えない、柔らかそうな、
触ってみたくなるその感じ。


このオーロラ姫、
明日で16歳という事は、
まだ15歳って事!?
なんという大人っぽさ。
「アナと雪の女王」のような、
最近のディズニーアニメと比べても、
その大人な感じは歴然。
(アナはアナで好きですが)


こんなオーロラが、
森の動物たちと戯れるものだから、
その優雅な事ったらない。
動物たちも、ディズニーアニメでよく見るような、
お馴染みのうさぎやリスや鳥たちで、
コミカルが動きがとても可愛い。


それから、とっても気になる事。
三人目の妖精は、
マレフィセントに邪魔されなかったら、
オーロラ姫に、どんな魔法をかけようとしたんだろう。


「美しさ」「綺麗な声」ときたら、
あとはやっぱり「美しい心」?
「一生困らないだけの財力」・・・なわけないよね、
お姫様なんだから(笑)。


私だったら、どんな魔法をかけてほしいかなぁ。
色々有りすぎて、一つに絞れないわ(笑)。


マレフィセントもいい。
ダークな悪女っぷりが最高。
早く実写が観たいな。


評価 ★★★★☆

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