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「処刑人II」 [映画]

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〔2009年/アメリカ〕


前作から8年後。
処刑人として、ボストンのマフィアを一掃した、
ショーン・パトリック・フラナリーとノーマン・リーダス兄弟は、
アイルランドの田舎町で静かに暮らしていた。


ところがボストンで、
知り合いの神父が殺されたと知らされた2人は、
再びボストンに向かう。


神父の遺体には、
あたかも2人が犯人かのような細工が施され、
警察は、2人が犯人かどうかは、
五分五分と発表、
世間の人々の意見も割れている。


実はこの事件、
以前に2人が処刑したマフィアの首領の息子が、
2人をおびき出す為に行った罠だった・・・。





昨日書いた「処刑人」の続編。
映画では8年後となっているけれど、
実際には10年後に作られている。


10年も経っての続編じゃ、
リアルタイムで観た方は、
細かい所は忘れちゃってるんじゃない?と思いながら観る。
まぁ、覚えていないと支障があるほど、
深い内容じゃないから、問題ないんだろうけど(笑)。


当たり前の事だけど、
ショーン・パトリック・フラナリーとノーマン・リーダスの2人が
かなり老けている。
2日連続で観たから、
余計にそれが分かる。
10年の歳月って恐ろしいな。
自分だって、毎日鏡で見ているから気付かないだけで、
10年経てば10年分、変化しているんだろうなぁ(当たり前だ(笑))。


このペースでいくと、
次は2019年?(笑)
でもその時フラナリーは53歳。
やっぱり無理か。
それとも二世が活躍するとか?
勝手に話を考えちゃってるけど(笑)。


二世といえば、
実は彼ら自体が二世で、
本作では、彼らの父の悲しい過去が明らかになる。
「処刑人」の血は遺伝みたいなものなのだ。


それから、残念な事に、
前作の影の主役ウィレム・デフォーが
出てなかった。
いや、出ていないというのは間違いで、
ノンクレジットで、軽く登場する。
ある男の後ろ姿が映った時、
「あれ、もしかしてもしかして・・・」って期待したら、
やっぱりそうで嬉しかったな。
ウィレム・デフォーの出番をこんなに期待した映画って、
今まで無かった気がするわ(笑)。


今回の捜査官は女性なんだけど、
私はこのジュリー・ベンツという女優さんを
よく知らないのが残念。


ただ、彼女が頭の中で考えていた事が分かった時は、
楽しかったな。
そうだよ、何事も楽しまなくっちゃ、って。


評価 ★★★☆☆

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