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「楡の木陰の愛」 [映画]

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〔1974年/イタリア〕


やっと観られた。


大好きな「小さな恋のメロディ」。
そして主演のマーク・レスター。
彼が成長してから出演した本作の事が、
ずっと気になって、観たくて仕方なかったのだが、
ビデオ時代にも、レンタル店で見かけた事はなかったし、
DVD化もされておらず、
殆ど諦めていたのだ。


今回、何とかビデオが見つかり、やっと願いが叶ったわけだが、
驚いた事が一つ。
このレビューを書こうとして、
公開年を調べた所、
なんと、「小さな恋のメロディ」から、
たった3年後の映画である事が分かったのだよ。


あんなに小さかった男の子が、
たった3年でこんなに大きくなってしまうなんて、
なんだかショック。


映画の内容が内容なだけに、余計にそう感じたのかも。
ジャケット写真を見れば分かるように、
これは10代の男の子の初体験物。
それ以上でも、それ以下でもなく、
深みもなければ、キレもないお話。
ビデオパッケージの裏側には、
「あの“小さな恋のメロディ”のマーク・レスター少年が、
 初体験にチャレンジ」とある。
チャレンジて(笑)。


当たり前の事だけど、
子役の時の印象が強ければ強いほど、
その後、こういった映画に出ると、
昔の作品を引き合いに出されて、
センセーショナルに扱われてしまうのね。
そういう私だって、
この映画を観るにあたって、
邪な気持ちが全く無かったかと言えば、嘘になるしね(笑)。


マーク・レスターは、
「あの人は今」的な番組で、
何度か見た事があり、
その時は、とても嬉しかったが、
最近では、マイコーの子供の父親は自分だと名乗り出て、
話題になった。


あーあ。
そういう事で出てきてほしくはなかった。
彼のファンだった人は、
みんなそう思っていると思うなぁ。

評価 ★★★☆☆

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