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神田の居酒屋「UZU」へ。 [できごと]

12月某日。
神田の居酒屋さん「UZU」に行ってきました。

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「UZU」と聞いて、
ピンとくる方もおられると思うのですが、
ここは、
”あの”安倍昭恵さんが経営するお店なのです。

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そりゃあ、私も、
日本国民の端くれとして、
昭恵さんに思う事は色々あるのですが、
それと食欲とは別(笑)。

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この「UZU」は、
山口県産の食材を中心に、
厳選された国産のみの材料で作られた
お料理ばかりとの事。


そんな風に書くと、
とても高いお店なのではと、思われそうですが、
決してそのような事はなく、
お値段はリーズナブル。


それはそうかもしれませんね。
日本でも有数のお金持ちの安倍家の昭恵さんですもの、
お店で儲けようとは思っていないでしょう。
採算度外視で、
皆様に良いものを食べてほしいというコンセプトは、
ある意味、昭恵さんらしい気もします。


特に、下関の「昭恵農場」で育てられた、
「昭恵米」は、
最高級という事で、
どうしても一度、食べてみたくて。


まぁ、色々書いてはいますが、
ミーハー心を抑え切れないというのが、
こちらに行ってみたかった一番の理由なんですけど(笑)。


女性2人で、
鯛の塩焼き、
スペアリブ、
手作りソーセージ、
ポテトとベーコン、
サラダなどなど、
色々注文して、
いただきました。
美味しくて、お腹がいっぱいです。


それから、やはり、
噂の「昭恵米」は最高だと思いました。
特にお米にこだわりのない私でも、
うちで食べているものとは全然違うと分かります。

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※オフィシャルサイトより




一緒にお食事をした友人Mさんとは、
ちょっと面白いきっかけで仲良くなりました。


Mさんは、私の会社の取引先に勤務されていて、
最初は、電話で仕事の話をするだけの関係でした。


それが、数年前のある時、
何かのきっかけで、
「一度、お食事しませんか?」という事になり、
初めて直接お会いしたのです。


意気投合した私たちは、
以来、時々2人でお食事や映画に行くようになり
また、年に1度くらい、
お互いの会社の人たちも交えて、
数人でお食事会をしたりもするようにもなりました。


人の出会いって面白いですね。

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「トリスタンとイゾルデ」 [映画]

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〔2006年/アメリカ〕


イギリスとアイルランドが対立していた中世。
イギリスは、力を持つアイルランドの王に、
事実上支配され、
少年・トリスタンの両親も殺される。
領主・マーク(ルーファス・シーウェル)は、トリスタンを引き取り、
息子同様に育ててゆく。


9年後。
立派な騎士となったトリスタン(ジェームズ・フランコ)は、
アイルランドとの戦いに参戦するも、死亡し、水葬される。
しかし、息を吹き返した彼は、
アイルランドの浜辺に辿り着く。


倒れていたトリスタンを助けたのは、
アイルランド王の娘・イゾルデ(ソフィア・マイルズ)。
海辺の小屋で、
トリスタンを介抱するうち、
愛し合うようになった彼らは結ばれる。


しかし、敵国同士の2人に未来はなく、
トリスタンはイギリスに帰るしかなかった。
そんな中、アイルランド王は、
イギリスの分裂を誘うため、
イギリス人たちを闘わせ、
勝った者に、イゾルデを差し出すと言い出す。


アイルランド王の策略で、
なんと、イゾルデはマークに嫁ぐ事になってしまう。
愛する女が、
自分の育ての親と結婚する事に、
苦悩するトリスタン。
その夜から、二人は逢瀬を重ねるようになるが・・・。





可哀相なトリスタンとイゾルデ。
この2人の関係は、
何と呼べばいんだろう。


だって、不倫とはちょっと違う。
マークと結婚する前から、
2人は愛し合っていたわけだから、
むしろ、
マークとイゾルデの関係の方が不自然なわけで、
逆不倫とでも呼べばいいのか。


マークがまた、
とってもいい人だから困る。
結婚後の彼が、
とんでもない暴君だったりすれば、
2人の罪の意識も軽減されるってもんだけど、
マークは、イゾルデに夢中で。


イゾルデを愛するあまり、
「彼女の様子がおかしい」と、
トリスタンに相談したりしている。
なんというお人好し。
観ているこちらは、
どっちを応援していいのか、
分からなくなってくる始末(笑)。


どうやら、原作は、
もう少し違う趣らしい。
トリスタンとイゾルデは、
媚薬のおかげで結ばれるとか。
よく分からないけど、
この映画の方がずっと自然で素敵な恋物語だから、
本は読まなくていいや(笑)。


評価 ★★★☆☆

23区内全駅制覇・京成押上線 [23区内全駅制覇]

KS45.押上駅
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KS46.京成曳舟駅
     oshiage46.JPG

KS47.八広駅
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KS48.四ツ木駅
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KS49.京成立石駅
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KS09.青砥駅
     oshiage09.JPG


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全駅制覇、57回目の掲載は、
京成押上線です。


この遊びのために、
初めて八広駅を降りて、
荒川にかかる
木根川橋を渡ったのですが、
夜だったせいもあってか、
並行して走る京成線の電車内の明かりが、
とてもいい風情で感動でした。


この遊びの中で、
印象に残る景色をあげるとしたら、
間違いなくベスト3に入ると思います。


私にカメラの腕があったら、
あの感動を上手く撮れるのだろうけれど、
ちょっと難しい気もします。


とにかく、もう一度、
八広駅、そして四ツ木駅に行ってみたい。


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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 一応貼り付けておきます。
 初めて来られたかたは、
 駅名表示板が並べられているのを見ただけでは、
 わけが分からないと思いますので(笑)。


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いつの頃だったか、
都内の初めての駅に降り立った時、
せっかく来たのだからと、ホームの駅名表示板を
写真に撮った事がありました。


そんな事が何回か続いた時、
23区内に駅っていくつあるんだろう、
全て制覇したら面白いだろうな、と考えるようになり、
数年間かけて、
先日、やっと全駅制覇を完了いたしました。


条件は、
駅は、必ず改札を入るか出るかする、
もしくは、
違う路線に乗り換える事。
駅に降りて、写真だけ撮って、また乗るというような
「ズル」はしていません。


駅は、数え方にもよるのでしょうが、
延べにして720ほどあります。
当初はブログにアップしようとは全く考えていませんでしたが、
友人にこの事を話しましたら、
ぜひ見てみたいと言われましたので、
順次、載せていこうと思います。


駅を降りたあと、
周辺を、少し歩いてみたりもしましたが、
とりあえず、「一周目」は全制覇が目標でしたので駆け足で、
「二周目」に、街歩きのような事をしてみたいと
考えています。

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「嫁の立場」 [映画]

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〔1953年/日本〕


日本橋の老舗佃煮屋の隠居老人・金蔵は、
若い頃、真面目過ぎたせいなのか、
今になって急に、
お汁粉屋を経営するおみつに熱を上げ出した。


心配した息子の金之助と嫁のさち子は、
金蔵を、
金之助の姉・おくらの家に預ける事にした。


おくらの家に行ってからも、
金蔵は、おみつが気になって気になって、
隙あらば、抜け出そうとする・・・。





44分の短い映画だけれど、
1953年頃の、
日本人の生活や、
人間関係がコミカルに描かれて、
面白かった。


遊びを知らなかった老人・金蔵が、
いきなり目覚めて、
妙齢の女に入れ上げるのだけれど、
これが、どう見ても金蔓にされてて(笑)。


でも、この映画の場合、
タイトルにもあるように、
お嫁さんのさち子がとってもいい人で、
そんな舅に優しい。


さち子は、
「お父様は、若い頃、
 とてもご苦労された。
 少しくらいの道楽はいいではないですか」と
夫に言ってくれる。


まぁ、それはきっと、
お店の経営が順調だから、
言えるというのもあるのでしょうね。
生活がカツカツだったら、
そんな余裕な発言はできない気がする。


この映画には、
もう一人、
別の若い夫婦が出てくる。
この夫婦の嫁は、
姑に辛く当たり、
別居する事になる。


このエピソードには、
時代を感じるなぁ。
確かに、この嫁は、
色々な面で、嫌な女だけど、
嫁姑問題に限っていえば、
気の合わない2人なら、
一緒に済まない方が、
むしろお互いのためだと、
現代の人なら思う気がする。


昔は、同居が大前提だったから、
同居しないというだけで、
悪い女にされてしまうんだろうなぁ、と。


観始めて知ったのだけれど、
野添ひとみさんが出ていて、嬉しかった。
なんか得した気分。


評価 ★★★★☆

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「私は、マリア・カラス」 [映画]

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〔2017年/フランス〕


試写会で観た。


オペラ歌手・マリア・カラスの生涯を描いた、
ドキュメンタリー。


私は、マリア・カラスという人を、
殆ど名前だけしか知らないけれど、
こうして映像を見てみると、
彼女が当時、
いかに人気だったかがよく分かる。


どこへ行くにもパパラッチが追いかけ回し、
気管支炎でどうしても歌えず、
第一幕だけで公演が中止になると、
それはもう大騒ぎ。


そんな風に彼女は、連日のように、
ゴシップ誌の一面を飾ったという。
ネットのない時代、
今のアイドルなんかより、
それはずっと大変な事だったのかもしれない。


それから、有名な、
海運王・オナシス氏との恋愛が、
思っていた以上に、
激しいものだった事も、
映像で分かる。


マリア・カラスとオナシスは、
9年もお付き合いしていたのに、
ある日、突然、
彼が、ジャクリーン・ケネディと結婚した事を
新聞記事で知る。


何という事だ。
そんなの、
ショックという以外の何ものでもなかろう。
私の中で、今までこの話は、
オナシスとジャンクリーンの結婚がメインで、
マリア・カラスの話はサイドストーリー的に、
知識としてあっただけなので、
なるほど、
マリア・カラス側から、2人の結婚を見ると、
そういう風に映るのね、と、
ちょっと見る目が変わった感じ。


映画の中で、
マリア・カラスがステージで歌っている様子が、
何度も観られる。


オペラの知識はなくとも、
その美しいソプラノの声は圧巻で、
聞き惚れてしまう。


評価 ★★★☆☆

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