SSブログ

「オンリー・ユー」 [映画]

onlyyou.jpg
〔1994年/アメリカ〕


幼い頃、占い遊びをしていたフェイス(マリサ・トメイ)は、
“デイモン・ブラッドリー”という名前の男が、将来の結婚相手だという結果を得る。
また、遊園地の占い師に見てもらうと、
「お前の結婚相手は“デイモン・ブラッドリー”という名だ」と
同じ事を告げられ驚く。


それから14年。
医師ドウェインとの結婚を10日後に控えたフェイスは、
ドウェインにかかってきた電話に出る。
ドウェインの同級生だというその男は、
“デイモン・ブラッドリー”と名乗り、衝撃を受けるフェイス。
今からイタリアに行くから、結婚式には出られないと言うデイモンを追いかけて、
フェイスは親友のケイト(ボニー・ハント)と共にイタリアに旅立つ。


わずかな手がかりを頼りに“デイモン・ブラッドリー”を探すフェイスは、
ついに彼(ロバート・ダウニーJr.)を見つける。
喜び、キスを交わす2人。
しかし実は彼は、“デイモン・ブラッドリー”ではなかった。
本名ピーターのその彼は、
フェイスに一目惚れし、咄嗟に嘘をついたのだ。


ピーターは、本当の“デイモン・ブラッドリー”を知っていると言い、
フェイスたちを連れて行く。
果たして“デイモン・ブラッドリー”とはどんな男なのか。
そして、フェイスとピーターの恋の行方は・・・。





少女時代に占いで、二度も結婚相手に同じ名前が出たら、
そりゃあ驚くし、もしかしてと思う気持ちも分からなくはない。
フェイスが子供の頃、自分で占った方法というのが、
日本の、いわゆる「コックリさん」とまるで同じなのが面白かった。
他の映画でも見た事があるような気もするのだが、
どこの国にも、似たような物があるんだな、って。


アメリカン人による、
イタリア観光映画とも取れる。
イタリアの都会から田舎まで、
マリサ・トメイたちが、旅してまわる。
ラブコメのロードムービーといった風情。


2人目の“デイモン・ブラッドリー”を、
ビリー・ゼーンが演じていて笑った。
「タイタニック」でケイト・ウィンスレットの婚約者を演じていた、
あの彼。
しかも、初登場シーンで、
見ている人全てが、ウットリするようないい男という設定。
それはちょっと無理がないか?と思ったよ(笑)。


マリサ・トメイも悪くはないけど、
94年といえば、メグ・ライアンがノリにノッてる頃。
メグちゃんならもっと良かったのに、と友人に言ったら、
「ギャラの問題じゃない?」とあっさり答えられた。
私も、「そっか」とあっさり納得(笑)。


評価 ★★★☆☆

nice!(16)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画