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「アンドリューNDR114」 [映画]

andrewndr114.jpg
〔1999年/アメリカ〕


近未来。
マーティン家に大きな箱が届く。
お父さん(サム・ニール)が人間型ロポットを注文したのだ。
スイッチを入れられたロボットは、
その場で「ロボット三原則」を読み上げ、
家族からアンドリュー(ロビン・ウィリアムズ)と名付けられる。


長女はアンドリューを好きになれずにいたが、
次女リトル・ミスは彼と馴染み、仲良しになってゆく。
アンドリューは何故か、製造の過程で、
人間の感情を持ち合わせるようになっていたのだ。


時が経ち、自由になりたいと考えたアンドリューは、
旅に出る。
旅の途中で知り合った発明家ルパート(オリヴァー・プラット)は、
ロボットをより人間に近づける研究をしており、
アンドリューは、人間になりたいという気持ちを強くしてゆく。
ルパートは人口皮膚をアンドリューの全身に施し、
見た目にはまるで人間と同じになる。


マーティン家に戻ったアンドリューは、
ピアノを弾いていたリトル・ミスに声を掛けるが、
それはリトル・ミスによく似た、
孫娘、ポーシャ(エンベス・デイヴィディッツ)だった。
ポーシャを愛し始めるアンドリュー。


ルパートの研究により、
肉体的にも、人間と全く同じになったアンドリューは、
ついにポーシャと結ばれ、
結婚を望むようになる。
しかし、人間とロボットの結婚は認められず、
二人は悩む・・・。





原作はアイザック・アシモフという事だ。
アシモフといえばロボットなのは分かるけれど、
本当にこんな内容なのだろうか。
未読なのでよく分からない。


ロボットが人間の感情を持つのはいいのだけれど、
人間と性交までするようになるとなると、
ちょっと違和感を感じる。


そもそも、アンドリューの体って、
体温はあるのだろうか。
性交に限らず、
人と人との触れあいって、
相手の体温を感じる事が重要だと思うのだけれど、
どうなんでしょ。
 

この映画に限っては、
ずっと友情のままでいる方が、
私は好きだな。


自分が年を取って、
相手が年を取らないって、
映画ではよくある話だけれど、
毎回、観ていて辛い。
リトル・ミスもポーシャもお婆さんになっているのに、
アンドリューはそのまま。
特に、女の方が先に老けてゆくって、残酷。
物語は、その先もあるのだけれど。


全く感動がないわけではない。
ロボットとはいえ、
一緒に生活していたら、
親愛の情を抱いてしまう気持ちは分かる。


評価 ★★★☆☆

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