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ジーザス!ジーザス! - JUDY AND MARY [歌]


POP LIFE

POP LIFE

  • アーティスト: YUKI,Tack and Yukky,TAKUYA
  • 出版社/メーカー: エピックレコードジャパン
  • 発売日: 1998/06/24
  • メディア: CD



『ジーザス!ジーザス! 彼は友達 恋の相談も受けちゃう』


JUDY AND MARYの5枚目のアルバム「POP LIFE」に収録されている、
「ジーザス!ジーザス!」というタイトルのこの歌は、
「友達」として付き合っている男の子に
実は激しく恋している女の子の物語。
作詞はボーカルのYUKIちゃん。


どうやらこの男の子は、
かなり鈍いようで、
主人公の気持ちには全く気付いていない。


なので、


『彼女を初めて見たのは そう8月の暑い日 
ノースリーブから出た白い腕は 舞い降りた天使』


自分の恋人を主人公に紹介したらしい。
いや、「見たのは」とあるので、
街で2人が一緒にいるところを偶然見かけたとも解釈できる。
ただ、主人公と彼が「大親友」な関係なので、
私は紹介されている光景が頭に浮かんでしまう。


いずれにしても、
あぁ、なんて残酷なんだ。
主人公は、彼の恋人の愛らしさに圧倒され、


『嫌いになれたら すごく楽なのかな』


この「嫌いになれたら」は、
彼の事なのか、彼女の事なのか。
どちらにも取れる気がするけど、
私は彼女の事だと解釈している。
彼を夢中にさせている女の子を、
本来なら憎んでもいいはずなのに、
いい子すぎて、とてもじゃないが嫌いになれない・・・。


『いつかは・・・なんて夢のまた夢』
『死なないで 私の夢 消えないで』


そして最後に、


『私にもっと傷ついて困ってよ』


ここでやられる。
苦しすぎる片思いの胸の内を、
たったこれだけの言葉で、完璧に描けている事に驚く。
私がジュディマリを大好きな理由。



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歌の楽しみかたは、
それこそ千差万別で、
一人一人違うのでしょうけれど、
私の場合は、
とにかく「歌詞が命」です。


情景が浮かぶ歌や、
物語性のある歌を、
特に「好き」と思ってしまう傾向にあるようです。


それは、幼い頃からずっとそうだったと記憶しているのですが、
先日行ったカラオケで、
あらためてその事を強く認識し、
ふと、
ブログに自分の好きな歌や、
今ハマっている歌をアップし、
そこに、自分なりの解釈を付けてみたら楽しいかも、と
思った次第です。


ジュディマリは、ファンクラブに入っていたくらい
好きなバンドでもあります。

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「古都」 [映画]

kotoyamaguchimomoe.jpg
〔1980年/日本〕


佐田千重子(山口百恵)は、
京都の呉服問屋の娘として、
何不自由なく育った。
しかし、彼女は、自分が捨て子だったらしいと
知っている。


ある日、千重子は、
友人と行った杉林で、
自分にソックリな娘がいる事に驚く。


祇園祭の夜、偶然に再会したその娘は、
苗子(山口百恵二役)と名乗り、
「私は千重子さんの双子の妹」と言う。


苗子の両親は、
生活苦から千重子だけを捨てたのだが、
父は杉の木から落ちて死に、
母もまた、病死したのだと。


千重子は両親に、
苗子を引き取って、一緒に暮らしたいと申し出、
両親も賛成してくれたのだが・・・。





山口百恵さんの、
最後の出演映画、というか、
引退記念作品という位置づけらしい。


さすがに記念の映画だけあって、
百恵さんは一人二役。
ファンの方にとっては、
2倍満足できる映画なのではなかろうか。


私もちょっと感慨深かった。


というのも、
百恵さん演じる、村娘の方の恋人役を
三浦友和さんが演じているのは、
まぁ、当然の事として、


お嬢様の方の百恵さんに求婚するのが、
今、世間で大ブームの沖雅也さん。
百恵さんと沖さんが、
二人で一緒に歩く場面にドキドキして、
しまいには涙が出た。
沖さんを見たくて、この映画を選んだわけだけれど、
こんなに美味しい役だったとは。


それにしても、
沖さんと百恵さんでは、
年齢的に差がありすぎでは?と思ったのだけれど、
意外にも、
沖さんは、三浦さんと同じ1952年生まれ。
沖さんと百恵さんが結婚したとしても、
なんら不自然でないと、初めて気が付いた。


百恵さんの、
お嬢様と村娘の演じ分けも上手く、
また、双子の姉妹の運命の分かれ道についても
考えさせられた。


百恵さんといえば、
最近、この映画とは全然関係なく、
youtubeで繰り返し聞いている曲がある・・・


・・・と、その事も「ついでに」書こうと思ったけど、
先日、コメント欄で、
「ついで」のように映画以外の事を書くのは、
とても勿体ないとのご指摘をいただいたので、
独立したレビューとして、
今度書いてみようかなぁと
考えたりしています。


評価 ★★★☆☆

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「スーサイド・スクワッド」 [映画]

suicidesquad.jpg
〔2016年/アメリカ〕


世界が崩壊の危機に陥った。
頼りになるスーパーマンはもういない。


政府は、
ヒーローたちの手で投獄された悪役を、
減刑と引き換えに釈放し、
最強の特殊部隊「スーサイド・スクワッド(自殺部隊)」を結成させる。


メンバーは、
百発百中のスナイパー・デッドショット(ウィル・スミス)、
バットマン最大の敵・ジョーカー(ジャレッド・レト)、
ジョーカーに夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)などなど、
強烈な面々。


しかし、釈放を喜んでばかりはいられない。
彼らの首には爆発装置が仕掛けられ、
命令に背けば、
すぐスイッチを入れられてしまうのだ。


こうして、史上最も最悪な囚人たちが、
娑婆に放たれるが・・・。





試写会で観た。


史上最悪の悪役が一堂に会して、
正義の味方を任されるという、
本末転倒みたいな物語だけれど、


まぁ、全ては、
ハーレイ・クイン役のマーゴット・ロビーに持っていかれた、
という印象(笑)。


だって、可愛いじゃん?(笑)。
ここに載せるポスターも、
全員が写ってるものと、
マーゴットだけのものと、
どちらにしようか迷ったけど、
印象が散漫な集合写真より、
強烈に可愛い一人の写真の方が、
絶対インパクト大だと思って、
こちらに決めた。


マーゴットは、
つい最近も、「ターザン REBORN」の、
ターザンの嫁のジェーン役で見たばかり。


ジェーンもそれなりに強かったけど、
こちらのハーレイ・クインは、
尋常じゃない強さ。
二重の檻に入れられ、
厳重な扱いをされていても、
屈強な看守に飛びかかり、倒してしまうという。


それでも、
ジョーカーに恋する、
乙女みたいな可愛い面もあるのよ♪


実際のマーゴットは、
まだ26歳。
いいなぁ、若くて美人。
一日だけ、彼女の人生と入れ替わってみたいものだわ(笑)。


で、肝心な映画は・・・
なんか・・・どうでもいいや(笑)。


評価 ★★★☆☆

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「パイレーツ・ロック」 [映画]

piraterock.jpg
〔2009年/イギリス〕


1966年。イギリス。
24時間、ロックを流し続けるラジオ局「ラジオ・ロック」は、
船上から発信されている。
当時のイギリスは、ロックは1日45分しか流せない法律があり、
治外法権の北の海からの放送に、
若者たちは熱狂している。


そんな「ラジオ・ロック」に、
18歳の少年・カール(トム・スターリッジ)がやって来る。
ドラッグと煙草で学校を退学になった彼は、
母親が「ラジオ・ロック」の運営者・クエンティン(ビル・ナイ)と
知り合いという縁で、
ここに預けられたのだ。


DJたちは、
個性的な面々ばかりで、
日々、騒動が絶えない。
カールは、まだ女性経験もない少年だが、
刺激的なDJたちに接し、
少しずつ成長してゆく。


そんな中、一人のDJが言った。
「母親がこんなところに息子を放り込むなんて、
 それはこのDJの中に父親がいる証拠だ」と。
カールは、面会に訪れた母に、
その事を追及する。


一方、国の大臣・ドルマンディ(ケネス・ブラナー)は、
風紀を乱す「ラジオ・ロック」を目の敵にし、
なんとかここを潰すよう、
部下に指示を出し・・・。





これは中々面白い。
海上から発信されるラジオという設定がまず良いし、
そこにいるDJたちが
一癖も二癖もある連中で、
騒動が起こる度に、
笑わされる。


DJたちは、
おそらくは、一般社会からしたら、
はみ出し者なのだろうけれど、
船の上なら、そんな事は関係なし。
むしろ破天荒なくらいの方が、
DJに向いてるってんで(笑)。


それに彼らは、
陸と完全に断絶されているわけではなく、
時々は上陸するし、
面会人もやって来る。
殆どは、グルーピーみたいな女の子たちだけど(笑)。


ここに預けられたカールの母親も、
過去はそういった少女の一人だったようで、
父親がこの中にいるらしい、という設定が面白い。
こういった、深刻でない親探しって大好き。


途中、一人のDJが結婚するのだけれど、
初夜から一夜明けた朝の、
花嫁の告白が強烈。
「そりゃないよ~」と、私までぼやきたくなったわ(笑)。
シリアスドラマだったら、刃傷沙汰にでもなりそうだけど、
それでも笑って済ませてしまう所が、
この愛すべきはみ出し者たちの良い所で。


この内容だから、
当然、音楽もたくさんかかる。
ただ、残念な事に、
私には、タイトルの分からない曲も多い。
古いロックに詳しいかたなら、
より一層楽しめるのではないかと思う。


もう一度観てみたいな。


評価 ★★★★☆

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「超電子バイオマン」 [映画]

bioman.jpg
〔1984年/日本〕


小学生の桂太と久夫は、
久し振りの再会を楽しみにしていた。


3年前、桂太が持っていた先祖代々の地図を
2つに分け、
小学生最後の夏休みにそれを持ち寄り、
冒険しようと約束していたからだ。


ところが、
ドクターマンが2人を狙う。
どうやら地図には、
黄金像の場所が示されているらしい。


桂太と久夫を助けるために、
バイオマンは立ち上がる・・・。





ついに血迷ったか、と言われそうだけれど、
観てしまった、「バイオマン」。


いや、私がこの「バイオマン」なる戦隊物を知ったのは、
ほんの数か月前。


私の大好きなお友達のA子ちゃんが、
ふとした話の流れから、
「バイオマンという戦隊物に出ている大須賀昭人さんは、
 高校の同窓で、とても親しかった」と
教えてくれた事がきっかけで。
(ご本人の許可を得て、書いています)


その時は、
「バイオマン」というのは初耳だし、
「そっかぁ」と思っただけだったし、
観る機会はないだろうなぁと思っていた。


ところが、
最近になって、
このソフトを持っているという方と
親しくさせていただくようになり、
DVDをお借りして、
観てみたというわけで。


正直、内容は、私にとって重要でなく、
(ごめんなさい)
ひたすら大須賀昭人さんを見る。
誰が何をしていても、
大須賀さんの姿を目で追ってしまう(笑)。


今度A子ちゃんにお会いした時、
詳しいお話を聞くのが楽しみだ。
早く会いたいな♪


それにしても、
男の子って、
子供の頃、こういった物を観て育つのね、と思う。
なるほどねー、と、
色んな意味で納得(笑)。


評価 ★★★☆☆

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