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「探偵はBARにいる」 [映画]

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〔2011年/日本〕


札幌・ススキノで探偵を生業とする大泉洋。
彼はケータイ電話を持たず、
連絡は、いつもいるバーの黒電話に限られている。
また、北海道大学のグータラ学生、松田龍平を
片腕として使っていた。


ある日、彼は、知らない女から奇妙な電話を受ける。
彼の口座に10万円を振り込んだから、
ある頼まれ事を引き受けてほしいと言う。
言われた通りの仕事をした大泉は、
拉致され、雪に生き埋めにされ死にかける。


怒った大泉は、
報復の為、動き出す。
その後も、謎の女からの電話での仕事依頼が続き、
次第に、過去に起こった殺人事件や放火事件など、
点と点が線になり、
大泉は核心に近づいてゆく・・・。





登場人物一人一人がキャラ立っていて楽しめる。
まずは主役の大泉洋。
この人の事は、北海道出身、というくらいしか、
私の中でデータがないのだが、
コミカルな話術が可笑しく、
観客からは笑いがもれていた。


茫洋とした松田龍平も、
大泉の良き相棒だ。
何を考えているのかよく分からない男だが、
腕力だけは滅法強い。
いざとなると頼りになる。


そして、一番感動したのが小雪。
私は今まで、この人の事を、
なんでそれほど持ち上げられるのか、
それほど綺麗か?と不思議に思ってきたのだが、
この映画で見直したよ。
大きなクラブのママ役なのだが、
とにかくカッコいい!!
ただ細いだけだと思っていた体形も、
よく見ると意外と女らしく、セクシーで、素敵だった。


そして、忘れちゃならない、高嶋政伸。
めっちゃキレてる、
サイコな役がピッタリはまっていた。
最近の話題といえば、
離婚問題くらいかと思っていたが、
俳優として、きっちり仕事していたのね(笑)。


私は北海道には行った事がないのだが、
俯瞰で映されたその街は、
本当に大歓楽街という様相で、ネオンが綺麗。
一度行ってみたいな。


評価 ★★★☆☆

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