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「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」 [映画]

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おはよう!みなさんおはよう! おはようございます。


晴れやな。


ところで昨日、
映画館に、
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を
観に行きましてん。


で、ワシ、普段、映画観ながら物食う奴が
許せまへんねん。
「ここはお前の居間か?」と問い詰めたくなりますねん。


ただ、昨日はポイントが貯まってましたんや。
これ、年内中に使わんと、
失効してしまいますねん。


今年も残すところ、あと16日や。
何としても使わなあかん。
無駄にしたらバチが当たる。
ちゅーことで、カウンターで引き換えたのが、


ポップコーン キャラメル味!


映画館で食べるポップコーン、
美味しおまっせ。
スーパーで買ったのとは違いますねん。
新鮮でんねん。
調子に乗って、ホットドッグとコーラも買いましてん。


ホットドッグはパクチー味や。


映画館で、世界一周味巡りができるとは
思ってなかったで。


さあ、みなさん、
今年もあと少しとなりました。
がんばりましょう、儲けましょう。


評価 ★★★☆☆


       


某ブログにパクられたので、パクり返してみました。
もちろん本人には無許可で。

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「続・名もなく貧しく美しく 父と子」 [映画]

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〔1967年/日本〕


片山道夫(小林桂樹)・秋子(高峰秀子)の
一人息子・一郎(北大路欣也)は、
有名大学を優秀な成績で卒業するも、
父親が聾唖者であるという理由で、
大企業に就職できない。
また、恋人・夕子(大空眞弓)は
道夫が聾唖者であると知った途端、一方的に別れを告げてくる。


自暴自棄になり、仕事を辞め、祖母に金をせびるようになった一郎は、
ある日、道夫と飲みに行ったキャバレーで、
ホステスが道夫を小馬鹿にした事に腹を立て、
店の中で大暴れしてしまう。


すると、同じ店にいた、
インテリア会社の社長・堺新太郎(加東大介)が、
なぜか一郎に目を付け、
自分の会社で働かないかと申し出てくる。


思っていなかった好条件。
一郎も、そして道夫も祖母も有頂天になるが、
ある日、堺の家に招待された一郎は、
堺の娘・美世(内藤洋子)が聾唖者で、
堺が、一郎と美世の結婚を考えている事を知る。


実は、美世には深く愛し合った、
同じ聾唖者の青年・南条(田村亮)がいるのだが、
遺伝を心配した堺が、
強引に2人を別れさせようとしていたのだ・・・。





先日書いた、「名もなく貧しく美しく」の続編。
作られたのは6年後のようだけれど、
映画の中の時間は、
10年以上が経過している。


子供だった一郎が、
大学を優秀な成績で卒業するまでに育ったことが
感慨無量。
子供が立派に成長する様子を見るのは大好き。


しかし、この映画は、
そんなのんきな事は言っていられない。
先日も書いたけれど、
相変わらず、世間は聾唖者に差別的で、
それは、障害のある方に、
多少の配慮をするようになった現在と比べても、
あからさまに酷い。


もちろん、モラルが今とは全然違うのでしょうし、
そこをどうこう言える事ではないけれど。


後半は、一郎が、
自分を見込んで採用してくれたと思っていた会社の社長が、
実は、聾唖者の娘・美世との結婚を画策していた事から発する
出来事に終始する。


美世は恋人の南条に、
「そんなに遺伝が心配なら、子供を作らなければいい」と言うのだけれど、
南条は、
「子供のいない夫婦なんて、常識はずれだ」
みたいな事を言う。


隔世の感ありだなぁ。
実は私も、
美世と同じ事を思ったのだけれど、
それは60年代では通用しなかったのか。
現代の夫婦の中には、
健康上、特に問題はなくても、
子供を作らないと決めている人たちも沢山いるのに。


前作で、道夫と秋子がしたように、
美世と南条が、随分離れた場所で、
手話で会話する場面があった。
声が届かなくても会話ができる・・・
それって本当に凄い事だ。


この映画のクライマックスは、
一郎と道夫が、初めて対峙する場面だろう。
今までこの2人は、
大きな衝突をする事もなく、ずっと生きてきた。
けれど、初めて2人の感情が爆発する。
本来は喧嘩など、しないで済むならしない方がいいんだろうけど、
私には、この衝突がとても良い事だと感じられた。
初めてぶつかって、
本音を言って、
長年心に溜まっていたものを全部出す、
そんな事も、時に必要なのではないかと。


オリジナルほどのインパクトはないけれど、
また違った味わいのある1本。


評価 ★★★☆☆

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「名もなく貧しく美しく」 [映画]

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〔1961年/日本〕


聾唖者の秋子(高峰秀子)は、
寺の息子・真悦と結婚していたが、
終戦後、真悦が死んでしまうと、
体よく実家に帰される。


実家の母は受け入れてくれたが、
姉・信子(草笛光子)と、弟・弘一は冷たい。
そんなある日、秋子は、
聾学校の同窓会で、
同じく聾唖者の片山道夫(小林桂樹)と再会し、
道夫と人生をやり直そうと,
彼のプロポーズを受け入れる。


やがて、2人の間に可愛い男の子が生まれたが、
夫婦の耳が聞こえないせいで、
その子を死なせてしまう。


失意のどん底にあった秋子だが、
再び、妊娠。
そんな時、グレた弘一が勝手に家を売り払ってしまい、
行き場を失った母がやって来る。
母がいれば、育児も不安はないと、
秋子たちは喜ぶ。


生まれた子供は一郎と名付けられ、
夫婦は懸命に子育てをするが、
学校に行く頃になると、
両親の耳が聞こえない事を友達にからかわれる一郎は、
次第にひねくれた態度を見せるようになり・・・。





耳の聞こえない夫婦が、
力を合わせて懸命に生きる様子を描く秀作。


終戦直後のモラルは、
こんなものだったのかと思うほど、
人々は、聾唖者に対して、
あからさまな差別の色を隠さない。


どちらかというと、
辛い場面の方が多い。
子供を亡くしてしまったり、
ぐれた弟が、
生活の命綱とも言える秋子のミシンを、
トラックに乗せて、
運び去ってしまったり。


秋子は、弟を殺して自分も死のうと、
電車に乗るのだけれど、
彼女を追いかけて同じ電車に乗った道夫と、
隣同士の車両の窓越しに、
手話で会話する場面が、
この映画の一番の見どころだろう。


変な言い方だけど、
私はその場面が少し羨ましかった。
彼らは、耳が聞こえないというハンデを持ってはいるけれど、
耳を介さなくても、
相手と会話できるなんて、
すごい事ではないか、と。


子育ての場面も、
考えさせられる事が多い。
ひねくれてしまった一郎に、
秋子は、自分を責め、
「子供なんて生まなければよかった」とまで思い詰める。


けれど、子供だって、
いつまでも子供じゃない。
小学校の高学年になった頃の一郎は、
とても頼もしい様子を見せる。
心からホッとした場面。


ラストは、
「そうきたか」って感じ。
詳しくは書かないけれど。


評価 ★★★★☆

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「こころに剣士を」 [映画]

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〔2015年/フィンランド・エストニア〕


第二次世界大戦中はドイツに、
そして、戦争末期にはソ連に占領されていた、
エストニア。


ナチスからスターリンの手に渡った、
この悲しい国の郊外の小学校に、
エンデル(マルト・アバンディ)が
教師として赴任してくる。


実は彼は、ソ連の秘密警察に追われており、
名前を変えてのことだった。
本当は子供が苦手だが、
生きるためには仕方がない。
目立つような行為は絶対控えねばならない。


元フェンシングの選手だったエンデルは、
生徒たちにフェンシングを教え始める。
この学校の生徒たちの多くは、
ソ連によって、親を奪われた子供たちだ。


フェンシングは生徒たちを夢中にし、
上達に喜びを覚えるようになる。
ある日エンデルは、生徒たちから、
レニングラードで行われる大会に出たいと懇願される。
レニングラードに行く事は、捕まりにいくのも同じ。
エンデルは激しく躊躇するが・・・。





試写会で観た。


フェンシングという、
私とは縁もゆかりもない、
防具などを直接見た事もなければ、
試合風景さえほぼ見た事のないスポーツに、
入ってゆけるのかどうか、
少し心配だったけれど、
それなりに楽しめた。


というのも、この映画は、
ガチガチのスポ根物語では全くなく、
秘密警察に追われる主人公が、
地方の小学校で、
生徒と交流し、
恋をし、
一人の人間として、どんな風に変わってゆけるのかを
描いた物語だからだ。


なので、主人公からフェンシングを教わった子供たちが、
試合経験ゼロから、
いきなり大きな大会に出るという展開に、
むしろ、
「だ、大丈夫!?」と思ったくらい。
比べちゃいけないけど、あの迷作「ベスト・キッド」を
思い出しちゃったよ(笑)。


でも笑っちゃいけない。
これは実話なのだそうだ。
映画には描かれていないだけで、
実際にはもっと、
色々あったのかもしれないし。


フェンシングの試合風景などを見ていると、
顔に付ける防具から、
日本の剣道を思い出させる。
日本とヨーロッパという、
全く違う場所から発祥したスポーツなのに、
面白いな、と思う。


世界には、他にも、
そんな風に顔に防具を付けて戦う剣術ってあるんだろうか。


評価 ★★★☆☆

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ねるねるねるね [時事]

最近、友人Aちゃんからのメールで、
お菓子「ねるねるねるね」が、
話題になっている事を知りました。


そう聞くともう、
居ても立っても居られずに、
すぐ買いに行ったのですが、
見つける事ができずにガッカリ。


で、その事を会社で話題にしたところ、
盛り上がり、
昨日、隣の席の同僚女性が、
見つけて買ってきてくれました。

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可愛いパッケージ。
袋には「知育菓子」と書かれてあります。
「知育」なんて言われると、
頭が良くなりそうな気がしてくるから不思議です(笑)。


私の中で、
「ねるねるねるね」を買った記憶はなく、
たぶん手にするのも初めて。
その存在は知っていましたが、
まさか、こんな日が来るとは(笑)。


おそらく、全国には、
私のような馬鹿者が他にもいると想像できます。
もしかしたら、売り上げがアップしているかもしれません(笑)。


なぜ、「ねるねるねるね」が話題なのか。
その理由については自粛しますが、
今なら、
検索すれば、
一発で分かると思います。


同僚女性のご親切が嬉しくて、
「ブログに書くね」と言っていたのですが、
昨日の夕方の、急転直下な展開に、
なんだか書きにくくなっちゃった感じで。


でも、書きます。
「ねるねるねるね」に罪はないので(笑)。

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