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「土竜の唄 香港狂騒曲」 [映画]

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〔2016年/日本〕


潜入捜査官・モグラこと、菊川玲二(生田斗真)は、
日本一の犯罪組織・数寄矢会の壊滅と、
会長・轟周宝(岩城滉一)の逮捕を目指すも、
ますます裏社会にどっぷり浸かってしまう。


玲二は数寄矢会から組分けした日浦匡也(堤真一)と
兄弟の契りを交わし、
ついに日浦組の若頭に。


さらには轟に気に入られ、
彼のボディーガードとして屋敷に招かれると、
轟の娘・迦蓮(本田翼)に、
強引に運転手をさせられる。


ところが迦蓮は、チャイニーズマフィア・仙骨竜に誘拐され、
オークションにかけるために、
香港に連れて行かれてしまう。


同じ頃、警視庁では、
警察官とヤクザの癒着撲滅を掲げる、
兜真矢(瑛太)が組織犯罪対策本部課長に就任し・・・。





試写会で観た。


歌わない、踊らないジャニーズ・生田斗真の映画を
劇場で観たのは初めて。


ジャニーズは大好きだけど、
俳優専業というのは、
私の中で、「ちょっと違うなー」と思うところあって、
今まで全く興味を持てずにいたから。
まぁ、私がどう思ったところで、
彼には痛くも痒くもないんだけど。


この「土竜の唄」の1作目も、
劇場でなく、テレビで見た。
特に感想もなく、
ブログにも書かなかった。


で、この続編。


相変わらず、ドタバタしているけれど、
生田斗真の大仰な演技が、
テレビより映えて見える。


私は、劇場で観ようが、家で観ようが、
映画は映画だ、と思っている派だけど、
こういった、くだらない(すみません(笑))作品こそ、
劇場で観た方が面白さが増すのだと、
あらためて知った感じ。


菜々緒さん、体張ってるわ(笑)。
以下は想像だけど、
彼女は、「脇役の中の主役」を目指しているように思えてならない。
大作での主役は無理だけど、
その分、言われた事は全てやろう、みたいな。
だから胡散臭い役でも、上手くこなす。


香港での、大富豪による、
女の子のオークションって、
現実にありそうで怖い。
本田翼という人に、
富豪が1億も2億も出すかどうかは
別問題としても(すみません(笑))、
ニュースで、人身売買が取り上げられる事もあるし、
そういった小説を読んだ事もあるし。


香港には一度しか行った事がないので、
エラソーな事は言えないのだけれど、
自分の前世は中国人だったのか?と思うくらい、
懐かしいような気がした、あの街が大好き。


景色が沢山映るかと期待したけど、
それほどでもなかったのが残念。


評価 ★★★☆☆

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