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「星になった少年 Shining Boy & Little Randy」 [映画]

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〔2005年/日本〕


千葉県東金市で、動物プロダクションを経営する
小川耕介と佐緒里夫妻(高橋克実・常盤貴子)。
ある日、ここに、
2頭の象がやって来る。


佐緒里の連れ子・13歳の哲夢(柳樂優弥)は、
小象のランディに触れた時、
ランディの言葉を理解する。
彼は、タイに行き、象使いになりたいと考えるようになるが、
佐緒里は猛反対。


佐緒里の反対を押し切り、
タイに行った哲夢は、
象学校に入り、象へのトレーニングの方法を学ぶ。
同じ学校の、
タイ人の少年たちから嫌がらせなどもあったが、
徐々に環境に慣れ、
卒業の頃には、一人前の象使いに成長、
帰国する。


哲夢は、日本で初めての
象のショーを成功させる。
彼の夢は、
年老いた象の楽園を作る事・・・。





衝撃作「誰も知らない」で、
初映画出演し、
カンヌ映画祭で、史上最年少で主演男優賞を受賞した
柳樂優弥くんの、
2作目の映画。


1作目の映画があまりにインパクトが強くて、
次にどのような作品を持ってくるのか、
多分難しかったのだろうと思う。
動物と柳樂君を絡ませるという、
展開の読める、
緩い目の作品を選んだというわけね、と、
エラソーにも思ってしまった(笑)。


私は柳樂君より、
常盤貴子扮する佐緒里が経営するという
動物プロダクションというのが凄いと思った。
広い土地に、
様々な動物が飼われている。
草食動物や鳥だけではなく、
虎までいる。


それらを全て管理し、
経営していくって、どれだけ大変なんだろう。
動物が本当に好きでないと
できない事だよなぁと思う。


その反面、
動物に芸をさせるってどうなのよという
思いも頭をよぎる。
でも、それを言い出したら、
私を日々楽しませてくれる映画の中で、
出せる動物がいなくなってしまうわけで、
痛し痒し。
(子役にも、同じ事を思う)
その辺りの事を考えるのはやめとこう(笑)。


常盤貴子が柳楽君の母親を演じているのが、
なんだか変な感じ。
私の中で、
彼女はまだおねーさんで、
母親の匂いは全く無い人だったから。
いつまでもずっと、
拓哉の恋人役をしていたときのイメージ(古い?(笑))。


なので最初は、
柳楽くんは、高橋克実の連れ子かと思った(笑)。


評価 ★★★☆☆

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