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まだ諦めたくない。 [時事]

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現在、SMAP各メンバーの衣装が展示されるというイベントが、
様々なCDショップで開催されています。


これが何事もない普段だったら、
「うわー!」と、
ミーハー気分丸出しで、
めっちゃテンション上がっていたのでしょうけれど、


今はただ、
「何やってんだろ、自分」という虚しさばかりで、
落ち込む。


でも、頑張ろう。
せっかく写真に撮ったのだから、
記録に残そう。



〔タワーレコード新宿店〕

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中居君



〔TSUTAYA渋谷店〕

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ゴローちゃん



〔タワーレコード渋谷店〕

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慎吾


メンバーのお名前は、
私が普段、友人とSMAPの話するときの呼び名を
そのまま付けました。
馴れ馴れしいようですが、
それが一番自分らしいと思うから。


ニュースによると、
この展示を見に来たファンの中には、
泣き崩れたかたもいたとか。


私は、泣き「崩れ」はしませんでしたが、
やっぱり涙が出ました。
なぜこんな事になったのか。
勿体ない。
本当に勿体なくて、
悔しい。


拓哉の衣装がないのは、
展示の入れ替えがある、
もう少し先だからです。
時間があったら、行ってきます。


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アルバム『SMAP 25 YEARS』


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ファンクラブからは、
メンバーのメッセージ入りのクリスマスカードが
届いています。
全員、とてもいい笑顔で写っています。
来年も、その先も、
ずっと永遠に時間が続くかのように。

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「宇能鴻一郎の濡れて打つ」 [映画]

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〔1984年/日本〕


高校1年生のひろみ(山本奈津子)は、
先輩のお蝶さま(林亜里沙)に憧れ、
テニス部に入部する。


お蝶さまは、ひろみを殊の外可愛がり、
そして忠告する。
「テニスの上達のために、男女交際は一切禁止」だと。


しかし、ひろみはテニス部の先輩・坂西くんと
密かに付き合っている。
そして、ひろみに片思いしている、
報道部の玉本くんは、
2人の交際の様子を隠し撮りする。


ある日、ひろみは、
エレベーターの中で、
見知らぬ男に騙され、
一線を越えてしまう。


翌日、テニス部にやってきた新任コーチの顔を見て、
ビックリ。
そやつはエレベーターの、
あの男ではないか・・・。





こんな物、女の私が扱っていいんだろうか(笑)。
まぁ、いいか。
ポルノを取り上げたのは初めてではないし。


なぜこんな物を借りてきたかって、
それは、もう、
粗筋からも分かるように、
完全に「エースをねらえ!」のパロディだからって理由。


「劇場版 エースをねらえ!」を
今年の10月に観て、
http://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2016-10-02
いい映画だったな、と感じたまだ記憶も新しい最近、
この映画の事を知り、
それは観るしかない!と、思ったわけで。


「エースをねらえ!」を、
性的な視点から描くとこうなる、という、
ある意味、凄い映画。
本当に、それ「っぽい」。
これなら、漫画のファンの方にも
取っ付き易い・・・わけないか(笑)。


「痴漢と間違えた男が、実は教師(もしくはクラスメイト)だった」
という、
少女漫画の王道を行くような流れ。
しかし、もちろんそこはポルノ。
「痴漢と間違えた」のではなく、
本物の痴漢だったわけだけど。


それから、ひろみを異様に可愛がる、
お蝶さまの性癖が実は、というのも、
簡単に読める展開。
まぁ、そうでないと、ポルノとは言えないよね(笑)。


エロ場面は、今観ると、
笑っちゃうくらい可愛い。
最近の様々な媒体で、簡単に観られるポルノは、
もうこんなものではないものね。


これって、「エースをねらえ!」の作者・山本鈴美香さんの
許可は取ったのだろうか。
なんだか取ってない気がするなぁ(笑)。
少年漫画ならともかく、少女漫画だし。


許可なく、こんな物が作れるなら、
ぜひぜひ、私の大好きな「愛と誠」の
ポルノバージョンを作ってほしかった。
早乙女愛や高原由紀が、
誠はもちろん、岩清水や座王権太と絡み合ったら、
と想像すると可笑しくって。


私は、
「原作のイメージが壊れる」なんて、
小うるさい事は言わないから大丈夫(笑)。


もしかしたら、怖い怖い梶原一騎センセイの作品だから、
あとが面倒くさそうで、
誰も手を出さなかったのかな(笑)。


評価 ★★★☆☆

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「土竜の唄 香港狂騒曲」 [映画]

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〔2016年/日本〕


潜入捜査官・モグラこと、菊川玲二(生田斗真)は、
日本一の犯罪組織・数寄矢会の壊滅と、
会長・轟周宝(岩城滉一)の逮捕を目指すも、
ますます裏社会にどっぷり浸かってしまう。


玲二は数寄矢会から組分けした日浦匡也(堤真一)と
兄弟の契りを交わし、
ついに日浦組の若頭に。


さらには轟に気に入られ、
彼のボディーガードとして屋敷に招かれると、
轟の娘・迦蓮(本田翼)に、
強引に運転手をさせられる。


ところが迦蓮は、チャイニーズマフィア・仙骨竜に誘拐され、
オークションにかけるために、
香港に連れて行かれてしまう。


同じ頃、警視庁では、
警察官とヤクザの癒着撲滅を掲げる、
兜真矢(瑛太)が組織犯罪対策本部課長に就任し・・・。





試写会で観た。


歌わない、踊らないジャニーズ・生田斗真の映画を
劇場で観たのは初めて。


ジャニーズは大好きだけど、
俳優専業というのは、
私の中で、「ちょっと違うなー」と思うところあって、
今まで全く興味を持てずにいたから。
まぁ、私がどう思ったところで、
彼には痛くも痒くもないんだけど。


この「土竜の唄」の1作目も、
劇場でなく、テレビで見た。
特に感想もなく、
ブログにも書かなかった。


で、この続編。


相変わらず、ドタバタしているけれど、
生田斗真の大仰な演技が、
テレビより映えて見える。


私は、劇場で観ようが、家で観ようが、
映画は映画だ、と思っている派だけど、
こういった、くだらない(すみません(笑))作品こそ、
劇場で観た方が面白さが増すのだと、
あらためて知った感じ。


菜々緒さん、体張ってるわ(笑)。
以下は想像だけど、
彼女は、「脇役の中の主役」を目指しているように思えてならない。
大作での主役は無理だけど、
その分、言われた事は全てやろう、みたいな。
だから胡散臭い役でも、上手くこなす。


香港での、大富豪による、
女の子のオークションって、
現実にありそうで怖い。
本田翼という人に、
富豪が1億も2億も出すかどうかは
別問題としても(すみません(笑))、
ニュースで、人身売買が取り上げられる事もあるし、
そういった小説を読んだ事もあるし。


香港には一度しか行った事がないので、
エラソーな事は言えないのだけれど、
自分の前世は中国人だったのか?と思うくらい、
懐かしいような気がした、あの街が大好き。


景色が沢山映るかと期待したけど、
それほどでもなかったのが残念。


評価 ★★★☆☆

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「動脈列島」 [映画]

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〔1975年/日本〕


新幹線が開通し、
人々の生活も上向いてきたと思われる、
高度成長期の日本。


しかし、新幹線の沿線に住む住人たちは、
その凄まじい騒音に悩まされ、
その中の一人の老女は、
医師・秋山宏(近藤正臣)と、
彼の恋人で薬剤師の君原知子(関根恵子)の目の前で、
息絶える。


義憤に駆られた秋山は、
君原に、ニトログリセリンを盗ませ、
新幹線のトイレに置く。
騒音対策をしなければ、
新幹線を脱線させるという脅迫状と共に。


警視庁は、犯罪科学専門の滝川保(田宮二郎)を
捜査本部長に任命し、
犯人逮捕に全力をあげるが・・・。





なぜこの映画を選んだのかって、
それはもう、
先日書いた、
「ある映画監督の生涯 溝口健二の記録」を観たのがきっかけ。
http://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2016-11-25


このドキュメンタリー映画に出てきた、
増村保造監督のお姿を見た時、
そういえば、私は増村監督の映画はかなり観ているはずだけど、
何本くらいだろうと思い、
数えてみたのだ。


すると結果は、監督が生涯残した映画57本中46本。
あと11本観れば、全制覇できる。
これは、その11本のうちの1本というわけで。


しかも、タイミングよく、
23日から、角川シネマで、
「溝口健二&増村保造 映画祭」が始まる。
楽しみ楽しみ、楽しみすぎる(笑)。


で、この、「動脈列島」。
なかなか面白い。


60年代から70年代の日本は、
飛躍的な成長を遂げたはいいが、
同時に公害にも悩まされ、
そのうちの一つ、
新幹線の騒音問題に怒った医師が、
持てる知識をフル利用して、
国鉄を脅す、という流れに目が離せない。


ただ、めちゃくちゃご都合主義なところも。


捜査の指揮を取る田宮二郎の推理というのが、
全て勘(笑)。


彼は、犯人の特徴(職業など)や、
犯人が新幹線走行を妨害する場所などを、
「おそらくそうであろう」くらいの理由で、
決めつけ、
またそれが当たる(笑)。


あんな刑事がいたらいいわー、
犯人の検挙率100%だわーと思わなくもない(笑)。


まぁいいや。
これは犯人探しの映画ではない。
犯人と、警察の攻防を楽しむ映画だ。


増村監督の映画も、
あと10本。
頑張ろう。


評価 ★★★☆☆

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「未来の想い出 Last Christmas」 [映画]

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〔1992年/日本〕


1981年。
売れない漫画家・納戸遊子(清水美砂)は、
頑張って努力はしていたが、
持ち込んだ作品はことごとくボツとなり、
パッとしないまま歳月だけが過ぎてゆく。


一方、OLの銀子(工藤静香)は、
デザイナーの倉美(デビット伊東)に片思いするも、失恋、
口説かれた証券マンの杉田(宮川一朗太)と結婚。
しかし、結婚後は杉田のDVに悩んでいた。


1991年。
遊子と銀子は、あるきっかけで知り合い、意気投合するが、
数日後、遊子は突然死、銀子は事故死を遂げる。
ところが、2人は死後、1981年に戻っていたのだ。


遊子は大ヒットした漫画、「食いしんぼ」をトレースし大ヒット、
一躍売れっ子漫画家となり、
銀子は、競馬や株で大儲けをする。
そして運命の1991年が近づく。


またしても死んだ2人は1981年に戻る。
でも、今度は、他人の模倣は嫌だ。
遊子は、自分の漫画で堂々とデビューし、ヒットさせ、
銀子は倉美との愛を成就させる。
そしてまた、自分たちが死ぬ日が近づくが・・・。





2000年以降、工藤静香がメディアに出てきても、
見ない事にしていた。
まったく、拓哉ったら・・・と、
まるで底意地の悪い小姑のような自分(笑)。


この映画も、「どうなのよ」ってな気分で観始めたのだけれど、
(じゃあ観るなよって話だが(笑))
いやいや、意外。
悪くない。
お話も面白いし、
工藤静香はまだ若く、可愛い。


1981年から1991年の10年間を、
3度も生きる2人の女の子。


3度も同じ時間を生きるなんて飽きるだろうなぁと思いながら
観ていたけれど、
1度目は、パッとしない人生、
2度目は、他人の模倣をして大儲けする人生、
3度目は、実力で勝ち取る人生、と、
レベルアップしていくのがいい。


原作は、藤子・F・不二雄の漫画だそうで、
なるほど、おもしろいはずだわ、と思うし、
大変に力が入っているのが分かる。


例えば、遊子の出版記念パーティに、
本物の漫画家先生たちが出てくるのだけれど、
その顔ぶれというのが、
藤子不二雄Aさん、
赤塚不二夫さん、石ノ森章太郎さん、
永井豪さん、つのだじろうさん、
さいとう・たかをさん、コンタロウさん、
そして、蛭子能収さんという面々!


なんという凄さ。
今の日本の漫画の基礎を作ったともいえるような、
神様みたいな方々が一堂に会するなんて、
うわーという感じだし、
皆さまが、この映画を作るに当たって、
全面的に協力しようというお気持ちが、
強く伝わってくるではないか。


それから、意外な人物を発見。
工藤静香のOL時代の同僚役の女の子を
見た事のある顔だなーと思って眺めていたら、
「あっ!」と思った。
演じているのは、
爆笑問題の太田光氏の
奥様・太田光代さんじゃないか。


鈴木京香がほんの数秒の出演というのも可笑しい。
今では大女優然としている彼女も、
この頃はまだまだ端役だったというわけね。


ぜひ、原作を読んでみたい。


評価 ★★★☆☆

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