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「ハッピー・デス・デイ」 [映画]

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〔2017年/アメリカ〕


女子大生のツリー(ジェシカ・ロース)は、
9月18日月曜日の朝、
知らない男子生徒・カーターの部屋で目覚めた。
昨夜のパーティーで飲み過ぎて、
そのままカーターの部屋に泊まってしまったらしい。


慌ててカーターの部屋を出たツリーの
一日が始まった。
今日はツリーの誕生日。
夜は、友人たちがパーティを開いてくれる。


ところが、パーティー会場に向かう途中、
ベビーマスクをかぶった誰かに、
ツリーは刺し殺されてしまう・・・
・・・しかし、その瞬間、
彼女はまた、カーターの部屋で目覚める。


昨日と全く同じ朝が始まった。
夜、また、ツリーは殺され、
そして、また翌朝、カーターの部屋で目覚めた。


どうやらツリーは、9月18日をループしているらしい。
犯人を突き止め、先手を打てば19日に行ける。
そう考えた彼女は・・・。





試写会で観た。


アメリカで、興行成績トップになったというだけあって、
とっても面白い。


ある一日から抜け出せない主人公の物語、と聞くと、
「恋はデ・ジャブ」を思い出す方も多いだろうし、
私も、観ながらそう思っていたのだけれど、
やはり監督は、
「恋はデ・ジャブ」のホラー版を作ろうと、
最初から意図していたらしい。


誕生日である、
その日、一日を、
何度も何度も、繰り返す主人公・ツリー。


彼女は、最初は、
とても嫌な女。
遊び好きで、派手で、
人の気持ちなんて、まるで考えない。
ダサい男の子や、冴えない友人を見下し、
自分が世界で一番偉いみたいな顔をしている。


それが、何度も殺されるうちに、
成長してゆく。
傲慢だった自分に気付き、
変わろうと努力する。


犯人探しも面白い。
ツリーは、何度も殺されるけど、
その時の記憶は残っているから、
消去法で、
最後に犯人に行き着く。
ホラーだけど、サスペンスの要素もあって、
飽きさせない。


つまり、本作は、
ホラー映画が苦手な方でも、
とっても楽しめる気がする。
内臓が飛び散るわけでもないし(笑)。


公開は、
6月28日だけど、
なんと、続編の、
「ハッピー・デス・デイ 2U」の公開が、
7月12日に控えているそうだ。


うーん、
面白いので、
「2U」も観たくなってしまう。
「1」を試写会で観せるから、
続編は、お金を出して観ろってか?(笑)
映画会社さんの術中にハマっちゃってる(笑)。




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帰りに、ベビーマスクのお見送りがありました。
扉を開けた瞬間、
目の前に立っていられると、
怖いよー。
(人形でなく、スタッフさんです(笑))


評価 ★★★★☆

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