「メリー・ポピンズ リターンズ」 [映画]

〔2018年/アメリカ〕
大恐慌の真っ只中にある、ロンドン。
銀行で臨時雇いをする、
マイケル・バンクス(ベン・ウィショー)は、
妻を亡くし、
3人の子供を育てている。
しかし、融資の返済期日が迫り、
もうすぐ、家を差し押さえられそうな状況に、
マイケルは焦っている。
そんな中、20年前に、
バンクス家にやって来た、
魔法使いのメリー・ポピンズが、
再び、空から舞い降りてくる。
マイケルは年を取ったのに、
メリー・ポピンズは、そのまま。
子供たちは、
マイケルの子供時代同様、
メリー・ポピンズと、不思議な世界を行き来するが・・・。
上映会で観た。
今年の2月に、
この映画が劇場公開された時、
絶対、観たいと思いながら、
時間が合わずに、
気が付いたら終わっていて、残念に思っていたのだけれど、
今日15日から、MovieNEX発売ということで
記念上映会があり、
観させていただいた、というわけで。
会場は、表参道テラス。
普段は、結婚式に使われるような場所で、
そのお洒落な雰囲気に、
めっちゃ場違いな自分が恥ずかしい(笑)。
スタッフさんが、
とてもにこやかに出迎えてくださり、
色とりどりの、ウェルカムドリンクまで、すすめてくださる。
全部、飲み比べてみたかったけど、
とてもそのような図々しい事を言い出せる雰囲気ではなく(笑)、
一つ選ばせていただいた。
とても美味しかったです。
今まで、結婚式場で行われた試写会もあったけど、
ここまでのサービスは初めて。
映画を観そびれる、というのも、
たまには良い事があるのですね(笑)
なんだか、表参道テラスの紹介みたいになってしまった。
映画映画。
ジュリー・アンドリュースがメリー・ポピンズを演じた、
1964年版は、
以前、ビデオで観ている。
実写とアニメが合成された、
とてもいい映画だった。
この映画は、
ただ、あの名作をリメイクしたのではなく、
20年後というのがいい。
子供だったマイケルは、
大人になり、
既に3人の子持ち。
かつて祖父や父が勤めた銀行で働いてはいるけれど、
正社員ではなく、臨時雇いで、
家のローンの期日が迫っているという、苦しい状況。
時の流れを強く感じる。
でも、メリー・ポピンズは変わらない。
彼女は相変わらず、みんなを幸せに。
この手法は、
「プーと大人になった僕」と同じだけれど、
↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2018-10-13
「あの時の子供が、こうなりましたよ」という
描き方、
私は、とっても好き。
評価 ★★★☆☆