「名探偵ピカチュウ」 [映画]

〔2019年/アメリカ〕
21歳のティム(ジャスティス・スミス)は、
父が事故で亡くなったとの報せを受け、
人間とポケモンが共存する、ライムシティにやって来る。
探偵をしていた父の荷物を整理するため、
事務所を訪ねると、
そこで、父の相棒だったという、
名探偵・ピカチュウと出会う。
ピカチュウは、
事故の衝撃で記憶を失っていたが、
父は生きているはずだと、
ティムに訴える。
ティムとピカチュウは新コンビとなり、
大事件に立ち向かう事に・・・。
今や、世界的に有名になった、
日本のキャラクター、ピカチュウが、
ハリウッドで、主役デビューしたという、嬉しい映画。
アニメのピカチュウは、
いつも、可愛い声で、
「ピカピカ」とか言っているようだけど、
この映画で、
声を担当しているのは、
ライアン・レイノルズ。
43歳のオッサンが、
ピカチュウを演じているが可笑しく、
でも、それが聞こえるのが主人公のティムだけ、というのが、
さらに可笑しい。
ティム以外の、一般の人は、
いつもと同じ、可愛い声で、
「ピカピカ」と言っているようにしか聞こえないらしい。
少し笑ってしまったのが、
ピカチュウの縮尺。
私の気のせいなのかもしれないけど、
ピカチュウの大きさが、
場面場面で違うような気がしてならない。
歩いている時は、
ティムの膝くらいの高さなんだけど、
車の後部座席に座った時、
なんだか、一回り大きくなったような。
普通にシートベルトをしてるし(笑)。
別のある場面では、
顔がめっちゃ大きく感じたり(笑)。
いや、それを、
「おかしいじゃないか!」と非難しているわけじゃないんです。
とっても可愛いから、
そんな細かいことは、どーでもいいんです。
むしろ、その場面場面で、
ベストに可愛く見える大きさになってくれれば、
その方がいいくらいで。
それから、感心したのが、
ライムシティの雰囲気。
どこがどう、というわけではないのだけれど、
雰囲気がとっても、東京っぽい。
大きな街だから、
描き方によっては、
ニューヨークっぽかったり、香港っぽかったりも
有り得る事だけど、
やっぱり、ここは東京だ、って分かる。
で、このライムシティ、
人間と一緒に、
普通にポケモンが生活している。
私も、最近はご無沙汰だけど、
ポケモンGOを少ししていた時期があったので、
自分がゲットしたキャラクターが出てくると
「あ!〇〇だ!」と嬉しくなる。
ところで、道行くポケモンで、
パンダみたいなキャラがいたのだけれど、
あれは何だろう。
私は、あれは知らない。
今度、捕まえてみたいな。
評価 ★★★☆☆
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