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23区内全駅制覇・大師前駅 [23区内全駅制覇]

【23区内全駅制覇・各駅編】


第50回目の掲載は、
 ・東武大師線
「大師前駅」です。


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東武大師線といえば、
西新井駅と、大師前駅の、
2駅だけの路線で、


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大師前駅には改札がなく、
乗る時も、降りる時も、
料金は全て、西新井駅で払うようになっています。


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まずは腹ごしらえ。
インド料理店として、
2つ星を獲得しているという、
「エパレット」さんへ。


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マトンビリヤニと、ラズベリーラッシーの、
ランチセットをいただきました。
本当に美味しいです。
小さなナンもついていて、
お得な感じ。


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「大師前駅」は、駅名の通り、
西新井大師と、ほぼ直結している感じです。
コロナ前のお正月などは、
きっと大変な人出だったと思いますが、
この2年は、どうだったのでしょう。


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参道には、お土産用の草団子を売っているお店が多いです。
ただ、堪え性の無い私は、
「お土産でなく、今すぐ食べたい!」という気持ちを
抑えられません(笑)。
イートインできるお店、「清水屋」さんがありましたので、
入りました。
インド料理でお腹がいっぱいなはずなのに、
問題なく、食べられます(笑)。


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さすが、門も大きいですね。


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西新井大師に行く事が、
メインの用事ではなかったのですが、
せっかく行ったからには、
もちろん、お参りします。


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御神籤は大吉でしたが、「身のほど忘るべからず」と。
はい。


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古い時計屋さん。


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昔ながらの煙草屋さんもありました。
建物が古かったら、もっといいのですが・・・
・・・って、通りすがりの人間が勝手な事を言うなって感じですね(笑)。


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屋根の上の物干し台も、
いい感じ。


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さらに歩いていると、
「あ!」と声が出てしまいました。
世間で言われる、
いわゆる「ゴミ屋敷」と遭遇したのです。


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もう絶対、変な人認定されると思いますが、
(既にされてますか(笑))
私は、わざわざ画像検索するくらい、
ゴミ屋敷を見るのが好きで、
それから、ゴミ屋敷専門のお掃除屋さんのyoutubeも、
しょっちゅう見ています。


決して、ゴミ屋敷を馬鹿にしているとか、
見下しているわけではないです。
このような状態になるには、
きっと、何らかの事情があるのだろうなぁと、
そのお心の内が、とても気になるのです。


ただ、今まで、
小規模のゴミ屋敷に遭遇した事はありますが、
この規模の大きなものは、
今回が、初めての体験です。
見たいと望んで歩いているときは遭遇せず、
全く考えていない時に、
目の前に現れるというのも、面白いものですね。


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西新井駅で撮った、大師線。
黄色とオレンジが鮮やかで、
小ぢんまりと2両編成なのが、
とっても可愛いです。





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※今まで行った駅のリンク集です。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13

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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 貼り付けておきます。


2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。


条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。

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「牛首村」 [映画]

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〔2021年/日本〕


富山県魚津市の、
心霊スポット「坪野鉱泉(廃墟になった温泉旅館)」に、
地元の3人の女子高校YouTuberが入り込み、
生放送を始めた。
すると、その中の一人・三澄詩音(Kōki,)が、
行方不明になってしまう。


一方、東京の女子高生・雨宮奏音(Kōki,・一人二役)は、
クラスメイトの男子・香月蓮(萩原利久)から、
その動画を見せられ、
いなくなった詩音が、
自分にソックリな事を指摘される。


以来、奏音の身辺で、
薄気味悪い事が起こり、
何かの予感を感じた彼女は、
蓮と一緒に、「坪野鉱泉」に行く。


すると、そこで、蓮と奏音は、
「牛首村」という村があり、
おぞましい風習があった事を知る・・・。





試写会で観た。


「実録!恐怖の村シリーズ」第3弾。
犬鳴村 ⇒ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2021-02-08
樹海村 ⇒ https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2021-02-09


上映前に、
Kōki,さん
松尾諭さん
芋生悠さん
高橋文哉さん
大谷凜香さん
清水崇監督による舞台挨拶があった。

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SMAPを永遠に愛する私としては、
Kōki,さんが初めて世に出てきた時から、
当然、その動向はチェックしていたわけで、
この日の舞台挨拶は、
すごく楽しみだった。


デビューからずっと、
ハイブランドのモデルばかり務めてきた彼女なので、
大人っぽいイメージを持っていたのだけれど、
お話ししている様子を見ると、
普通に等身大の18歳で、
シャイな感じさえする。


まとめの挨拶では、
感極まって、涙声になるなど、
あぁ、彼女はまだ、ほんの少女なんだと、
イメージの上書きがされた。


話し方も、
懸念していたような、
間延びした、
だらしない風ではなく、
きちんとしていて安心。
一緒に行った友人も、
思っていた以上に好印象だったようです。


それから、スラっと背が高くて、
お顔が、グーみたいに小さい。
今まで生で見た事のある女優さんの中で、
あそこまで顔が小さいかたは、
武井咲さん以来かも。


お顔といえば、
当然のことだけど、
拓哉によく似ている。
若い頃の拓哉が女装したみたいに似てる。
拓哉に似ていて良かった。


あぁ、Kōki,さんの印象だけで、
原稿用紙が終わってしまう(笑)。


映画は、
ホラーには違いないのだけれど、
前2作同様、
悲しいエピソードが描かれ、
それほど怖くはない。
ホラー嫌いな友人も、
大丈夫だったと言っていた。


Kōki,さんの演技も、
想像以上に良かった。
映画出演の噂が出た時から、
「棒」ではないかと揶揄されていたから。


次は、大物俳優・大物女優の出演する作品で、
彼女の演技を観てみたいな。


評価 ★★★☆☆

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◆愛がなんだ◆ [本]


愛がなんだ (角川文庫)

愛がなんだ (角川文庫)

  • 作者: 角田 光代
  • 出版社/メーカー: KADOKAWA
  • 発売日: 2012/10/01
  • メディア: Kindle版


2年半ほど前に観た、
映画「愛がなんだ」、
面白かったなぁ。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2019-05-09


これはその原作で、
物語の流れは、
映画とほぼ同じ。


ただ、小説なので、
当然の事ながら、
主人公のテルコの行動が、
さらに詳細に描かれていて、


彼女の、マモちゃんを思うが故の行動が、
映画以上にストーカーチック(笑)。


なにせ、テルコは、
「今夜、マモちゃんから食事の誘いがある・・・かも」
という理由だけで、
すぐ会えるよう、
彼の会社のある、
飯田橋だか神楽坂だかの近くで、
待機しているのだ。


それでも、連絡がなく、
仕方なしに、
高円寺の自室に帰って、
風呂に入っていると、
深夜に連絡が入り、
「今から、飯食わない?」の言葉に、
いそいそと出掛けてゆく。


そんな時、テルコは、
「ずっと、連絡待ってたのよ」
なんて、
拗ねて、言ったりはしない。
ストーカー行動をしている事や、
重い女と思われたくない事から、
「仕事が忙しくて、今帰ったとこ」と、
何でもない風を装う。


でもね、
重い女ってのは、
いくら隠しても分かっちゃうようで、
マモちゃんから、会話のあとで、
「俺、君のそういうところが苦手」なんて言われてしまう。


さらに、である。
マモちゃんとテルコは、
肉体関係があるというのに、


マモちゃんは、
自分が熱烈に恋している、
年上のすみれさんの話をし、
すみれさんと海に行きたいばっかりに、
テルコを必死で誘う。
すみれさんは、マモちゃんと2人きりでは来てくれないと、
分かっているから。
で、テルコは、マモちゃんとすみれさんと
3人で海に行くのだよ。


その辺の感覚が、私には分からん(笑)。
何で、そんな気の狂いそうな事を、
せねばならんの。
そこまでいくと、もう、
苦行だわ。
テルコは好き好んで、
その苦行を自ら行っているとしか思えん。


原作のすみれさんと、
映画のすみれさんは、
ちょっとイメージが違う。


映画のすみれさんは、
江口のりこさんが演じていて、
めっちゃ個性的でクールな印象だったけど、
本の方は、もう少し普通。


その辺りは、
映画の方が好き。

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「コーダ あいのうた」 [映画]

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〔2021年/アメリカ・フランス〕


両親、兄と暮らす、
高校生のルビー(エミリア・ジョーンズ)。
家族の中で、
耳が聞こえるのはルビーだけで、
そのため、常にルビーは、
家族の手話の通訳を務めている。


両親と兄は、
漁業を生業としていて、
ルビーも、毎日手伝っている。
そのせいで、学校では居眠りばかりだけれど、
家族を支えるために、
当然の事だと思っている。


ある日、ルビーは、
気になっている男子・マイルズが、
合唱部に入る事を知り、
咄嗟に、自分も入部を申し出る。


顧問のヴィラロボス先生の前で歌ったところ、
先生は、ルビーの歌の才能に気付き、
音大への進学を勧める。


しかし、自分がいなくなったら、
家族はどうなる。
大学より、家族を支える事が、
自分の使命。
そう考えるルビーだったが・・・。





試写会で観た。


7年前に観た、
フランス映画、「エール!」の

https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2015-11-24
リメイク。


基本の設定は同じだけれど、
両親の職業が、
酪農から、漁業に変わり、
それから、
弟が、兄になっている。


両親の職業を変えた理由は分からない。
酪農と、漁業、
一概に、どちらが大変とは言えないけれど、
やはり、海の上での作業という意味で、
漁業の方が危険なのは確かだろう。
そのため、
船には、耳の聞こえる人が常駐していなければ
いけないらしい。


違反すると、免許の問題が出てくる。
そういう意味では、
漁業の方が、より厳しいし、
家族でたった一人、
耳の聞こえるルビーが、
重要な存在だという説得力が増す。


今までのルビーなら、
それを当たり前だと思って生きてきた。
でも、夢が生まれた今、
家族と進学の狭間で悩む。
観ているこちらも辛い。


劇中の歌は、
エミリア・ジョーンズが実際に歌っているのだろうか。
本当に上手い。


特に、
入試の時の歌声には感動。
そこには、歌だけでなく、
別の演出もあって、
より感動できるようになっているのだけれど。


それから、耳の聞こえない方は、
こんな感じで日々を過ごしているという、
疑似体験ができる場面があった。
想像以上の、無音の世界。
かなりショックだった。


評価 ★★★★☆

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23区内全駅制覇・神泉駅 [23区内全駅制覇]

【23区内全駅制覇・各駅編】


第49回目の掲載は、
 ・京王井の頭線
「神泉駅」です。


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本日のレビューには、
殺人事件のあったアパートの写真が、
含まれています。

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神泉駅といえば、
隣接する渋谷区円山町。


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円山町と言えば、
昔は、花街として栄えたようですが、
現在はラブホテル街として有名ですね。
何軒くらいホテルがあるのだろう。
かなりの数だと思うのですが。


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写真を撮るのにも、気を遣います。
人様が写り込んだりしては、
大変ですので(笑)。


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カップルで歩いている方が多いですが、
若い女の子が、
一人でホテルから出てくる場面にも遭遇します。
プロの方なのかもしれません。


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当然の事ですが、
派手な装飾のない、
裏通りは地味ですね。


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荒んだ雰囲気でもあります。



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そして、
私の中で、神泉駅といえば、
「東電OL殺人事件」のあった現場のイメージ一択です。


1997年。
東京電力初の女性管理職として働いていた、
エリート社員のA子さんが、
神泉の駅前のアパートで殺されているのが発見されました。


A子さんは、東電での勤務を終えたあと、
ここ、円山町で、
いわゆる「立ちんぼ」をして客を取り、
一日4人のノルマを自分に課していたそうです。


飛び抜けて優秀な、
そのような女性がなぜ、と、
当時、世間では衝撃が走り、
特に多くの女性たちが、
A子さんに関心を持ちました。
私もその一人です。


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A子さんは、この地蔵の前で、よく客を取っていたのだそうです。
事件後、こちらにお参りする女性が多くいたようです。


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A子さんが殺されていた、
駅前のアパート「喜寿荘」。
今でも取り壊される事なく、
人が住んでいるようですね。


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1階のこちらの部屋で、事件があったようです。


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建物が古いせいか、
ゴミの不法投棄の場所になってしまっているようですね。


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そして、こちらが、
犯人として逮捕された、
ネパール人・ゴビンダ・プラサド・マイナリさんが
住んでいたアパート。


この事件に関する本は多数出ていて、
その殆どを読んでいますが、
私の印象では、
ゴビンダさんは、A子さんの常連客ではあったけれど、
犯人ではないという気がしますし、
案の定、その後、
冤罪だとして、釈放されています。


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事件現場とゴビンダさんのアパートの、
位置関係はこんな感じ。


遺体発見から3日後、
神泉から遠く離れた巣鴨で、A子さんの定期券が発見されたのですが、
なぜか警察は、それを無視したようです。
ゴビンダさんが犯人だという決め付けから、
捜査をしなかったのか。


東電の仕事だけで、疲れ切っていたであろうに、
勤務後、毎日、夜の街に繰り出し、
そして、終電で帰る・・・。
何がA子さんをそこまでさせていたのか。
お金の為でない事は確かだけれど、
日記などの存在は公表されていないので、
その胸の内は、
想像するしかありません。


私自身、自分の人生に、大きな不満はないけれど、
「全く別の自分になってみたい」
という願望があるのも確かです。
そんな時、
私は必ずA子さんを思い出すのです。


私は一生、
A子さんの事を考え続けると思います。


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アパート前の階段。
タイルの貼られた整備されたものと、
コンクリート剥き出しのボロボロのものが、
併設されています。
土地の境界線の関係でこうなったのでしょうけれど、
偶然とはいえ、階段にまで、
二面性を感じます。


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駅脇のトンネル。
これも2つだ。


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駅前の、黄色いテープが張られた、
立ち入り禁止の建物。


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「喜寿荘」の半地下は、
「まん福亭」という飲み屋さんになっています。


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おじさんが一人で切り盛りしているお店で、
メニューはなく、
美味しい家庭料理が次々出てきます。
年末のこの日、
会社の同僚男性と、
取引先の女性の3人で飲み。





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※今まで行った駅のリンク集です。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13

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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 貼り付けておきます。


2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。


条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。

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