「アイス・ロード」 [映画]
〔2021年/アメリカ〕
カナダのダイヤモンド鉱山で、
爆発事故が発生し、
26人の作業員が地下に閉じ込められた。
彼らを助けるため、
4人のトラックドライバーが集められる。
そのうちの2人、
マイク(リーアム・ニーソン)と、
ガーティ(マーカス・トーマス)は兄弟だ。
ガーティは、
イラク戦争の帰還兵で、
心的外傷後ストレス障害に苦しんでいる。
救助に向かった4人だが、
その最短ルートは、
ウィニペグ湖の横断。
氷の張った湖を、
30トンの機材を積んだトラック3台で移動し、
30時間以内に、現地に着かねばならない・・・。
氷の張った湖の上を、
車で渡る・・・
そういった映画は、
今までにも、何本か見たことがあるけれど、
この映画は、
その重みが違う。
なにせ、
30トンの機材を積んだトラックって、
想像を絶する。
しかも、
映画として当然の事だけど、
それを妨害する輩がいる。
思わぬところに敵がいる。
そいつらと闘いながら、
ミッションも遂行せねばならない。
氷のひび割れが、
リーアム・ニーソンを追ってくる場面など、
恐ろしさに、
身が震える。
私は泳げない。
泳げないのに、
あんな氷の張った湖に落ちたら、
きっと一瞬にして死ぬ。
想像するのも嫌だ。
ところで、
彼らが、運転前に、
ダッシュボードに、
何やら、可愛いお人形を置いた。
ずいぶん呑気だな、
これから死のロードに出るってのに、
マスコットを飾るのか?と
思ったけど、
違ってた。
この人形が、
大変な働きをしてくれるのよ。
ぎゃーっと言いたくなるような、
恐ろしい働きを。
この映画、
昨年11月に観たのだけれど、
アップが今になってしまった。
お蔵入りになるかと思ってたけど、
出せて良かった。
アップできなかった理由は、
くだらなさすぎて、書く気もしない。
評価 ★★★☆☆