「ハッピー・デス・デイ 2U」 [映画]
〔2019年/アメリカ〕
9月19日。
車の中で一夜を明かした大学生のライアン(フィー・ヴー)が、
寮の自室に戻ると、
ルームメイトのカーターと、
彼の恋人のツリー(ジェシカ・ロース)が、
まだイチャついている。
部屋に入れないライアンは、
仕方なく、大学の研究室に行き、
自分が作製した、
「シシー」という量子反応炉をいじっていると、
ベビーマスクをかぶった何者かに殺されてしまう。
けれど、
目が覚めると、
そこはまた9月19日。
驚いたライアンが、
その事をツリーとカーターに相談すると、
ツリーは、
自分も同じ体験をしたと説明。
どうやら原因は、
「シシー」にあるらしい。
そしてツリーは、
今度は、別の次元に飛んでしまい、
そこでまた、同じ時間を繰り返す事に・・・。
先日、
試写会で観させていただいた、
「ハッピー・デス・デイ」。
↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2019-06-27
これが、とっても面白かったので、
続編の「2U」も観たい、と書いたけれど、
本当に観にいってしまった。
試写会、侮れない(笑)。
で、本作も、
とても面白かった。
今回、主人公のツリーは、
時間でなく、
次元をループする、という内容で、
いわば、パラレルワールドに飛んじゃったわけで。
で、これが涙なくしては観られない。
というのも、
ツリーが飛んだ別次元では、
既に死んでいるはずの、
ツリーの最愛の母が生きているのよ。
母の元気な顔を見たツリーは、
喜びに震えるんだけど、
良い事もあれば、悪い事もあって、
ツリーの恋人・カーターは、
ツリーの友人の恋人で、
2人のイチャイチャしている姿を、
辛い思いで見ていなくてはいけない、というわけで。
で、ツリーは、
どちらの次元で、
今後生きていくのか、
選ばなければならない。
なんという究極の選択。
母が生きている世界では、カーターは得られず、
カーターと恋人同士の世界には、母はいない。
あー、ツリーの気持ちになって、
私まで、本気で悩んでしまう。
この続編、
もう、ホラーというより、
SF映画になっちゃってる(笑)。
どうやら「3」ができる雰囲気なんだけど、
きっとまた観に行っちゃいそう。
評価 ★★★★☆
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