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「ブレス あの波の向こうへ」 [映画]

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〔2017年/オーストラリア〕


1970年代。
仲良しの少年2人、
パイクレット(サムソン・コールター)とルーニー(ベン・スペンス)は、
日々、刺激を求めて動き回っていた。


そんな彼らは、
ある日、
サンドー(サイモン・ベイカー)というサーファーと知り合い、
サーフィンを教えてもらう事に。


サンドーの妻・イーヴァ(エリザベス・デビッキ)が
大変に魅力的な事もあり、
2人は、サンドーの家に入り浸るようになる。


パイクレットとルーニーは、
次第にライバル心を燃やすようになるが、
そんなある日、
パイクレットを打ちのめすような出来事があり・・・。





試写会で観た。


上映前に、
原作を翻訳した、
佐和田敬司さんと、
映画ライターの新谷里映さんによる
トークショーがあった。

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お二人は、


「オーストラリア映画というと、
どうしても、
”マッドマックス”的なものを思い出す方が多いだろうけれど、
実は素晴らしい映画が沢山ある。


オーストラリア出身でハリウッドで
大活躍している、
ヒュー・ジャックマン、ニコール・キッドマン、
ラッセル・クロウなどの俳優さんも沢山いる。


これを機会にオーストラリア映画をぜひ観てほしいです」
と語られる。


この映画は、
オーストラリアの海辺の街を舞台に、
サーフィンに夢中になる、
少年の成長物語。


といっても、サーフィンだけがメインではなく、
人間の心の葛藤や、
性のめざめなどが、
これでもか、と描かれ、
太陽と海の明るい映画、と考えると、ちょっと違う。


友人と同時に始めた趣味で、
最初は、切磋琢磨してやっていたのに、
片方だけが選ばれる、というような出来事があって、
それは、辛いなぁと思ったり。


でも、人間万事塞翁が馬だ。
結果的に、
選ばれなくて良かったじゃないか、思えるラストで。


サーフィンの場面は、
さすがに見応えがある。
あんな風に波に乗れたら、
気持ちがいいだろうな。


と、サーフィンのメッカ・辻堂に住んだことがあるのに、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2019-03-24
一度もした事がない私が言ってみる(笑)。


評価 ★★★☆☆

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