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「パッション」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


ノオミ・ラパスは、
女性上司・レイチェル・マクアダムスの下で働く、
広告会社の社員。


ある日、ラパスのひらめきから、
傑作CMが作られるが、
マクアダムスは、それを自分の手柄としてしまう。
それに対して、ラパスは反論する事ができなかった。


ラパスにも負い目があった。
彼女は一度だけ、
マクアダムスの恋人と関係しているのだ。
マクアダムスはそれを薄々察しており、
ラパスが強く出られないと踏んでいた。


しかし、その後、
ラパスは、仕事の内容でマクアダムスを出し抜き、
本社勤務に決定する。
本社に行きたかったマクアダムスは衝撃を受け、
ラパスが立ち直れないような、
精神的ダメージを与え・・・。





トリックやオチは使い古された感じだけど、
緊張感が凄い。
女の争いって怖いわーと思う(笑)。


一つやられると、
一つやり返す。
しかも、ノオミ・ラパスも、
レイチェル・マクアダムスも、
顔だけは笑っているから、
余計に怖い。


ただ、この2人の女、
私は最後までラパスの方に
肩入れしながら観ていたな。


だって、最初は彼女は何も悪い事はしていないものね。
仕事を自分の手柄にしたのはマクアダムスだし、
それに対する仕返しの方法も、
ラパスは、仕事でしているわけだし。
それに対してマクアダムスは、
めっちゃ陰険で。


監督は、ブライアン・デ・パルマ。
この方は、ずいぶん前からいるような気がして、
私の中では、
「まだ監督業をされていたんだ」と、
そちらの方でもちょっとビックリ。


監督で映画を語れるほど、
詳しいわけではないけれど、
良くも悪くもデ・パルマ色の映画という気がした。
それなりに楽しめる。


評価 ★★★☆☆

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