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「死霊館」 [映画]

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〔2013年/アメリカ〕


1971年。
ロジャー・ペロン(ロン・リビングストン)と妻・キャロリン(リリ・テイラー)は、
5人の娘を連れて、
郊外の一軒家に引っ越してくる。
彼らにとっては念願のマイホームで、
皆、なんとなく浮かれている。


ところが、その日から、
おかしな事が起こり始める。
家に入るのを嫌がった愛犬が、
翌朝、庭で死に、
家の全ての時計は、3時7分で止まっている。
時折、肉が腐るような匂いが漂い、
テイラーの体には、なぜかアザが絶えなくなる。


そのうちに、
超常現象は、娘たちにまで起こり始め、
何かがおかしいと気付く夫妻。


彼らは、悪魔祓いで有名な、
エド・ウォーレンと、妻のロレインに、
家を調べてほしいと懇願する。


ペロン家に着いたエドたちは、
早速調査を開始する。
透視能力のあるロレインは、
すぐにこの家に潜む、
邪悪なものを察知するが・・・。





この映画に登場する、
超常現象研究家の、
エド・ウォーレンと、妻のロレインは、
実在の人物だそうで、
ここで描かれた事件は、
彼らがかかわった事例の中でも、
最も邪悪な出来事だという事だ。


家全体が悪霊に憑りつかれているといった
設定だけれど、
封印された地下があるなど、
私は隠し部屋的なものにとっても惹かれる
傾向があって、
(時々、夢にも出てくる(笑))
そういう意味では興味深い。


古い、作り付けのクローゼットが怪しくて、
何かあると、登場人物たちは、
そこを開けて、
一杯にかけられたお洋服を除けながら、
中を探る。


そんなに気味の悪い家具なら、
お洋服は全部出しておけばいいじゃんと
思ってしまうのは、
ホラー映画鑑賞には、邪道な感想ね(笑)。


そして、ポスターにもあるけれど、
出てくるお人形が気持ち悪い。
一体誰が、あんな不気味なお人形を作ったのかと思う(笑)。
まぁ、どんなに可愛いお人形も、
シチュエーションによっては、
とても怖い存在になる場合もあるんだけど。


ラストは、ホラーとはいえ、
ホッとできる作りになっている。
なんというか、「愛は勝つ」的な。


評価 ★★★☆☆

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