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「セカンドバージン」 [映画]

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〔2011年/日〕


敏腕出版プロデューサー・鈴木京香は、
マレーシアで、元恋人・長谷川博巳の姿を見かける。


怪しげな男たちの車に乗り込もうとしていた長谷川に、
思わず声を掛けた鈴木。
驚いたように振り向いた長谷川は、
男たちを振り切って逃走、
しかし、路地裏で銃撃されてしまう。


入院した長谷川だが、
医師は、彼の命は数日だと宣言。
鈴木は懸命に看病するが、
彼は鈴木の記憶もないようだ。


そんな中、長谷川の妻・深田恭子が日本からやって来て、
彼がエリートから転落したのも、
こんな場所で銃撃されたのも、
全て鈴木に出会ったせいだと罵る・・・。





ドラマ未見。
激しい性愛の場面があるという事で、
ずいぶん話題になっていたようだけれど、
今時そのような場面が見たければ、
他に媒体は沢山あるわけで、
まぁ、「NHKにしては」というのが売りだったのでしょう。


そもそも、「セカンドバージン」とは何ぞや?という、
基本的な事が私には分かっていなくて(笑)。
映画の中の説明によると、
鈴木京香は離婚して20年、
男とは性的関係がなく、
そのような状態の事を「セカンドバージン」と呼ぶようだ。


そうなると知りたいのは「セカンドバージン」とは、
男と関係しなくなって、何年経ったらそう呼ぶのかって事。
2~3年って事はないよね。
5年以上? 10年以上?
その辺もよく分からない(笑)。


ドラマを見ていないので、
なんとも言えないけれど、
映画は、ドラマのダイジェスト版のような印象。


現在の場面は、
マレーシアで、長谷川博巳の看病をする鈴木京香の
シーンが主で、
あとは、回想シーンで綴られる。


とりあえず、これを観れば、
ドラマの大筋が分かり、
ドラマ未見の私には、
ある意味、大助かり(笑)。


深田恭子を、
大変に我儘なお嬢様主婦という設定にしてあるのは、
視聴者の感情を、
鈴木京香に寄り添わせるため?


だって深田が、
ものすごく性格のいい良妻だったら、
みんな深田に同情して、
鈴木は顰蹙を買うだけの主人公になってしまう。
でも、現実は、
深田のような妻は少ないと思うけど。


ちなみに、
激しいと話題のベッドのシーンは1度もなかった(笑)。


評価 ★★☆☆☆

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