◆田宮二郎の真相◆ [本]
少し前、
このブログで、
「田宮二郎さんが、いい男すぎて辛い」
と書いた。
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2020-11-23
彼ほどの男だと、失敗も許されないのではないか、と。
けれど、ブログをアップしてからも、
気にはなっていた。
私のような者が、
勝手にそんな風に憶測して、
イメージだけで田宮さん像を決め付けてしまって、
現実の田宮さんがそんな人でなかったら、
どうするんだ、
あまりに失礼ではないかと。
で、
だから、というわけではないのだけれど、
たまたま図書館に、
「田宮二郎の真相」があったので、
借りて読んでみた。
中に、以下のような記述があった。
【田宮二郎は、あらゆる「二枚目の仕草」を
研究したと、弟分の小野ヤスシに話した。
歩き方、
振り向く角度、
タバコの火のつけ方、
タバコの吸い方・・・。
それは、麻雀においてもそうで、
決して安い手では上がらず、
一気通貫などの手を好んだ。
「それこそが、二枚目の麻雀」なのだと】。
その箇所を読んで、
なんだかホッとした。
私が書いた田宮さんのイメージは、
あながち間違ってはいなかったんだ、
田宮さんは、本名の「柴田吾郎」でなく、
田宮二郎であり続けたんだ、と。
もちろん、
本書には、それだけではなく、
田宮さんが、
いい夫であり、
いい父親であった事などが書かれ、
それから、世間で噂されている、
M資金詐欺や、躁鬱病などの事にも、
突っ込んだ事が書かれているけれど、
それはWikipediaで大体の事が分かるので、
ここには書かないけど。
私は古い邦画が好き。
自分が生まれる前や、
生まれた頃の映画に、
強い郷愁を覚える。
そんな古い邦画の中でも、
特に、大映の作品が大好き。
田宮さんの事を、
この本で知った今、
ますます大映の映画を観るのが楽しみになってきた。
田宮さんに関する本では、
本書以外に、
「田宮二郎、壮絶!」というのがあると、
これを書くに当たって、
色々調べているうちに、知った。
すぐ図書館に予約を入れた。
早く読みたい。
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