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「カリブ・愛のシンフォニー」 [映画]

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〔1985年/日本〕


ファッションデザイナーの沢木彩(松田聖子)は、
業界の人間関係に絶望し、
メキシコにやって来た。


メキシコに住む世界的デザイナー・最首(宍戸錠)に
会うためと、
子供の頃、
母と自分を捨てた父が、
メキシコに住んでいるのを知ったからだ。


現地に着いた彩は、
日系三世の建築家・ミツアキ・フカヤ(神田正輝)、
それから、新聞社の特派員・松永(峰竜太)と知り合い、
3人で父を探す事にする。


メキシコで行動を共にするうちに、
彩とミツアキは、
惹かれ合い、
結婚の約束をするのだが・・・。





全てはこの映画から始まり、
そして、終わった。


松田聖子と神田正輝が恋に落ちるきっかけとなった、
作品。


この映画のお二人に関するエピソードは、
聖子さんの著書や、
「徹子の部屋」などで語った話として有名だ。


まずは、メキシコに撮影に向かう飛行機の中で、
隣同士で座った、
神田さんと、聖子さん。


神田さんは聖子さんに向かって、
「先に言っとくけど、僕は君みたいな女は全くタイプじゃないから」
と言ったとか。


その会話の前後が分からないから、
何とも言えないけど、
事実だったら、ちょっとビックリだし、
そして、私が感心するのは、


そこまでの事を自分に言った男を、
結局落として、自分のものにしてしまう、
聖子さんの魅力。
一体、彼女の何が、
出会う男たち皆を虜にしてしまうんだろう。
教えを乞いたいくらい(笑)。


それから、現地で撮影中、
聖子さんが食中毒になったエピソード。


手当をしようとした神田さんが、
聖子さんのパジャマのお腹の辺りを開くと、
彼女が「いや、恥ずかしい」と言ったそうで、
すると神田さんが、
「恥ずかしがってる場合じゃないだろ!」と言ったとか。


そんなこんなで、
パジャマの前を開いたり閉じたりしているうちに、
神田沙也加さんが生まれたってわけで・・・


・・・って、
くだらない事言ってる場合じゃないが、
聖子さんは、
私の永遠のアイドル。
好きだからこそ、
色々詳しいのだ。
それに、これらの逸話が、
まぁ、話半分だとしても、
超トップアイドルの結婚までのいきさつとして、
少女漫画みたいにでき過ぎていて、面白いではないか(笑)。


なんだか映画の内容より、
そういったエピソードの方が有名な気がするけど、
まぁ、アイドル映画なんてそんなものなのだろう。


にしても、だ。


いくらアイドル映画でも、
聖子さんのセリフ回しには驚く。
彼女は歌だけ歌ってたほうがいいや(笑)。


評価 ★★★☆☆

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