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「108 海馬五郎の復讐と冒険」 [映画]

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〔2019年/日本〕


脚本家の海馬五郎(松尾スズキ)は、
愛する妻・綾子(中山美穂)が、
コンテンポラリーダンサーに激しい恋心を抱いている事を、
フェイスブックで知る。


ショックのあまり、
離婚を決意した五郎だが、
離婚の際は、共有財産を、
綺麗に1/2に分けなければならないと知って、
大激怒。


つまり、2000万円ある五郎の貯金のうち
1000万円を綾子にやらねばならない。


そんな事はさせるものか。
金を使い果たしてやる!
綾子のフェイスブックに付いた、
「いいね!」の数108個分、
108人の女と関係してやる!
そう決めた五郎は、その日から・・・。





試写会で観た。


R18の、結構なエロ映画。
劇場のロビーには、
母娘らしき方もおられたけれど、
気まずくならなかったかと、
こちらが心配になったくらい(笑)。


妻の浮気(?)を知った中年男が、
腹立ちまぎれに、
1000万円分、108人の女性と関係してやる!
と決意するわけだけど、


なんと、それを1ヶ月でこなさねば、というのだから、
つまりは、1日3人以上?
いくら何でも、
それは無理な気がするんだけど、
どうなんでしょ(笑)。


そんなこんなのエロシーンの合間に、
五郎の、
妹や、危篤状態の父親や、
前妻や、前妻との間にできた息子が登場するんだけど、
馬鹿馬鹿しい設定とセリフの連続で、大笑い。


上映後、
その前妻を演じている、
LiLiCoさんがトークショーにご登壇された。

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うわー、LiLiCoさんだ、本物のLiLiCoさんだ。
たまにテレビで、
明るく元気なLiLiCoさんを見る度に、
こちらまで元気になれる気がしていたので、
生のお姿を見られて、
とっても嬉しい。


本物のLiLiCoさんは、
テレビで見る以上に、
サービス精神いっぱいで、
会場をめっちゃ盛り上げてくれました。


特に、自分と、松尾スズキさんとの間に生まれた子が、
栗原類君という設定が、
「絶妙すぎる、まるで現実のようだ」
と話され、
私も、映画を観ながら
「そうきたか!」と思っていたので、
大笑いしながら、大きく頷いてしまった(笑)。


写真撮影についても、
場内アナウンスで、「禁止」とされていたのを、
LiLiCoさんご自身が、
「いいじゃないですか、皆さんに写真撮ってもらいましょうよ」
の一言でOKに。
なんて男前で、太っ腹で、素敵な方なんでしょう。


なんと、この日、
LiLiCoさんは、大江戸線で会場まで来たそうで、
同じく大江戸線で行った私はビックリ。
今まで一度も、お会いした事はないけど、
でも、同じ電車に乗り合わせたら、
ビックリするでしょうね(笑)。


評価 ★★★☆☆

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