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「キック・アス」 [映画]

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〔2010年/イギリス・アメリカ〕


やっと観られた!
こんなに面白いのに、
何故か上映館数が少なくて、
時間が合わなかったり、
チケット完売だったり、
中々タイミングが合わなかったのだが、
念願叶って。


しかも、劇場はまだまだ混んでいるというのに、
3月にはもうDVDが発売されるそうで、
ちょっと迷ったのだけれど、
やっぱり大きなスクリーンで観たいという気持ちには逆らえず、
出掛けてきた。


そしてそして、映画は評判通り面白かった!
前半は、冴えない高校生が変なスーツ着て、
パッとしなくて、
「これのどこが面白いんだ?」と思ったのだけれど、
後半が凄いのよ。


ニコラス・ケイジ演じる、“ビッグダディ”と、
クロエ・グレース・モレッツ演じる、“ヒット・ガール”が、
もう半端ない!
妥協無し、容赦無し、手加減無しで、
それが伝わってくるから、
こちらも本気になって観てしまう。





オタクの高校生、アーロン・ジョンソンは、
アメコミヒーローに憧れる高校生。
でも、スパイダーマンのような特殊能力があるわけでも、
バットマンのような財力があるわけでもない、
全く平凡な男の子。


彼は、ヒーローになるべく、
通販で全身スーツを買い、
自らを「キック・アス」と名乗り、悪を倒しに出掛ける。
しかし彼には、
特定の倒したい相手がいるわけではなく、
一応、暴漢を撃退して有名にはなるが、
なんだかパッとはしない。


しかし、そこで彼に代わってやってくれるのが、
ビッグ・ダディとヒット・ガールなんだな。
この父娘のカッコ良さ、潔さには目を見張るよ。
あんまり詳しく書けないけど、
観れば分かるその凄さ。


それから、キック・アスを罠にかける為に現れた
レッド・ミストが、
キック・アスに友情を感じて、ちょっと庇うようなシーンがあって、
そこが好きだった。
続編では敵対する事になるんだろうけど。


途中、アーロン・ジョンソンに可愛い恋人ができて、
キック・アスとして戦意が喪失してしまうんだけど、
私は女だし、オタクではないから、
その気持ちの動きは分かり過ぎるほど分かる。
ヒーローごっこより、
やっぱり恋愛でしょ、ってね。


評価 ★★★★★

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