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「サニー 永遠の仲間たち」 [映画]

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〔2011年/韓国〕


イム・ナミは夫と娘と暮らす、
恵まれた40代の主婦。


ナミの母が病気になり、
見舞いに行った病院で、
高校時代の親友・ハ・チュナと再会する。
チュナは癌に冒され、
余命2ヶ月と診断されている。


高校時代、ナミたちは、
女の子7人の仲良しグループで、
いつも一緒に行動していた。
グループの名前を「サニー」と付け、
輝いていた日々。


チュナは、自分が死ぬ前に、
メンバー全員に会いたいと言う。
そんな彼女の願いを叶える為に、
ナミは興信所を使い、
仲間を探す。


6人までは消息が分かったが、
チョン・スジだけがどうしても見つからない。
スジは、ある出来事がきっかけで、
仲間と疎遠になってしまったのだ・・・。





分かるなぁ。
女の子が自分たちのグループに名前を付けて、
きゃっきゃした感じで、
自分がそのメンバーでいられるだけで嬉しいって。


私にもそんなグループが2つある。
1つは「カトレア会」。
カトレアの花のように美しい女性たちの集まりって事で(笑)、
名付けた。
この映画よりは、
もう少し大人になってからできたグループだけど、
本当にみんなの事が大好きで。


今では、住む場所も、
現在の状況も、
それぞれがバラバラで中々会えないけど、
久し振りに会える時は、
とても嬉しくてワクワクする。


もう1つは、
従姉妹たちとのグループで「カナリア会」。
従姉妹といっても、
私と妹以外、
全員が10歳以上年上。
めちゃくちゃ頼りにしている。


この映画も、
「サニー」の女の子たちが、
実に25年ぶりに再会するという物語で、
映画なのに、
なんだかドキドキする。


女の人生も
25年も経てば、
全く違うのは当然で、
金持ちになっていたり、
貧しかったり、
結婚していたり、
独身だったり、
幸せだったり、
ちょっと辛い日々を送っていたり、と
本当に人それぞれ。


それでもメンバーが集まれば、
「あの日」に帰ってしまうのよね。


それにしても、
韓国の女の子たちって激しいわ(笑)。


彼女たちは、
他校の女生徒たちと、
体を張って、大乱闘したりしている。
いくらなんでも、
日本の女子高生で、
あそこまでする女の子たちって、見た事ないなぁ(笑)。


韓国の姑さんは、
とにかくキツいという話も聞いた事があるけど、
この映画にも、そんな姑さんが出てくる。
女子高生、姑、が、
それぞれ激しいのではなく、
激しかった高校生が、
そのまま大人になって、
姑になっただけなのでしょうね(笑)。


※このレビューは、
 3年間くらい、下書きに入っていたものを、
 蔵出ししました。
 もうすぐ、日本でのリメイク作が公開されるからです。
 そのような機会がなければ、
 まだ当分、出す事もなかったでしょう。
 良いきっかけがあって、良かったです。
  

評価 ★★★★☆

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