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「音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!」 [映画]

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〔2018年/日本〕


カリスマロックスター・シン(阿部サダヲ)には、
秘密があった。
彼の声帯は、
薬物による、
「声帯ドーピング」で作られたものだったのだ。


一方、ストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)は、
声が異様に小さく、
またネガティブな性格で、
いつも何かを
「しなくていい理由」を探している。


そんな2人が偶然出会い、
ふうかはシンの「ドーピング」を知ってしまう・・・。





試写会で観た。


上映の前に、
三木聡監督、
阿部サダヲさん、
吉岡里帆さん、
千葉雄大さん、
ふせえりさん、
松尾スズキさん
による、舞台挨拶があった。

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※シネマトゥデイさんより


阿部サダヲさんは、
映画で見るそのままの面白さで、
撮影エピソードの1つとして、
「撮影で溺れかけた」と言われる(笑)。


海に飛び込むシーンでもあるのかと思ったら、
雨の降るシーンで、
落ちてきた水に、溺れそうになったという。
そんなこんなの、
沢山のエピソードをお話しされて、
会場は爆笑の渦。


それから、わたしは、
ふせえりさんが大好きなので、
直接この目で見る事ができて嬉しかった。
どうしたら、ふせさんのように、
「いるだけで面白い女」になれるんだろう。
羨ましい。


それから、
これを書くにあたって、
ふせさんについて調べていたら、
え!?
ふせさんって、三木監督とご夫婦なの!?


知らなかったのか、
忘れていただけなのか、
それさえ定かじゃないんだけど、
事前に分かっていたら、
そういう目で見たのになぁ(笑)。


ところで、上に載せた、
舞台挨拶の写真に、
私が写り込んでて笑った。
良かった、タコになってて(笑)。


映画は、といえば、
ハイテンションでありながら、
脱力系という、
三木監督らしい作品。


「声帯ドーピング」って、
凄い発想だけど、
考えてみると、
声帯って、筋肉だし、
スポーツと同じで、
有り得ない話じゃないよね、と、
ミョーに納得してしまう。


小ネタ満載で、
会場は笑いでいっぱいでした。


評価 ★★★☆☆

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