SSブログ

「オーシャンズ8」 [映画]

oceans8.jpg
〔2018年/アメリカ〕


ムショから出てきたばかりの
デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)は、
表向き、真面目に生きると誓うが、
そんな気はさらさらない。


服役中、練りに練ったプランを実行すべく、
仲間のルー(ケイト・ブランシェット)と共に、
女だけの「オーシャンズ」を結成する。


デビーが狙うのは、
世界最大のファッションの祭典「メットガラ」で、
人気女優・ダフネ・クルーガー(アン・ハサウェイ)が
身に付けた、1億5000万ドルのカルティエのネックレス。


しかし、会場のセキュリティたるや、
世界一と言われる厳しさで、
さらに、中の様子は、
ライブ配信されるという・・・。





試写会で観た。


さすがだなぁ。
やっぱりハリウッド。
タイトルとポスターを見た時、
そうきたか!というのが第一印象だった。


過去に上映された、
オーシャンズシリーズは、
「11」から始まって、
「12」、「13」と続いたわけだけれど、
もし続編ができるとしたら、
当然「14」になるのだろうと、
少なくとも私は、勝手にそう思っていた。


ただ、そんな風にオーシャンズのメンバーが増えていったら、
段々理解できなくなりそうで、
ちょっと心配に思っていて、


数字が少なくなるという発想は
まるで無かったので、
それを知った時は、
物語が、より分かりやすくなるのでは、と、
嬉しく思ったわけで。


で、観てみての感想はといえば、
うん、面白かった。


いい女ばかりでタッグを組んで、
美しくて高価なカルティエのネックレスを盗む。
泥棒はいけない、なんて野暮な事は、
言いっこなし。
とにかく、計画を成功させてほしいと、
ハラハラしながら見守ってしまう。


泥棒軍団の中でも、
特に目を引くのが、
ケイト・ブランシェット。
とにかくカッコいい。
素敵すぎて、ため息しか出てこない。


それから、
アン・ハサウェイ。
久し振りに見た気がするけど、
あの可愛さ、愛らしさは、
36歳の今も、
全く失っていない。


サンドラ・ブロックが、
前3作で主演のジョージ・クルーニーの
妹という設定にも笑える。


サンドラ・ブロックを初めて知ったのは、
映画「スピード」で、
以来、出演作は何本も観ているはずなのに、
私の中ので、彼女はずっと、
「スピード」のイメージそのままの、
「元気のいいねーさん」だった。


だから、クルーニーの妹なんて、
年が離れすぎじゃない?
なんて、思ったけど、
いやいや、調べてみると、
彼女はもう54歳なのね。
つまり、クルーニーとは、たったの3歳差。
兄妹役にはピッタリというわけで。


メットガラの場面では、
ケイティ・ホームズや、
キム・カーダシアンなど、
実在のセレブが本人役で出演していて、
その豪華さにも注目。
私が、アメリカのセレブ達の顔を
もっと知っていたら、
より楽しめたと思うのだけれど、
そこまで詳しくなかったのが残念。


オチも気持ち良くて、
私好みだった。


評価 ★★★★☆

nice!(61)  コメント(10)