「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」 [映画]
〔2021年/アメリカ〕
1987年。
コロラド州・デンバーで暮らす、
クレオ(ヘレナ・ハワード)は、
大好きなバンド「ザ・スミス」の解散報道を知り、
大変なショックを受ける。
しかし、
そんな一大事にもかかわらず、
世の中が何も変わらない事に苛立ち、
レコード屋の店員・ディーンに、
その思いの丈をぶつける。
ディーンはクレオをデートに誘うが、
クレオは、別の友人たちと集まる予定があり、
断る。
ディーンは、
地元のヘビメタ専門のラジオ局に赴き、
DJに拳銃を突きつけ、
「ザ・スミス」の曲をかけろ、と要求。
その頃、クレオは、
友人4人とパーティで騒ぎながらも、
自分のこれからの人生に不安を感じて・・・。
あぁ、いいなぁ。
大好きなバンドが解散するというニュースに、
世界がひっくり返るような衝撃を覚える若さ。
私も、10代の頃から、
結構な大人になるまで、
そんな体験を何度もした。
好きなアイドルも、
バンドも沢山いたし、
解散すると聞いてショックを受けたり、
若いロッカーの死をニュースで知って号泣したり、
そんな青春時代だった。
別に、この映画を観たからではなく、
ここ数カ月くらい、
「誰でもいい、
男でも、女でもいい、
アイドルやバンドに夢中になりたい」
と、ずっと思っている。
でも、そういう事って、
「今日からこの人(グループ)を好きになろう」と思ってなれるものでもなく、
心の底から、
「あぁ、好きだぁ」と思わないと駄目だから。
それは恋と似ている。
「恋はするものではなく、落ちるもの」
という、あれである。
新しいアイドルやバンドのファンになりたいけど、
今、デビューする子となると、
ほぼ10代か20代の子たちだものね、
なんか、夢中になるのはちょっと無理な気が(笑)。
で、結果、
youtubeで、過去のスターの動画ばかり見てしまうのが、
また悪循環。
そんなんじゃ、
新しい人を知る機会もありゃしない(笑)。
グループの解散で、
最後に大きなショックを受けたのは、
SMAP。
↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2016-01-15
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2016-08-21
いや、もちろん、
元メンバーの事は大好き。
これからもずっと好きだろう。
でも、グループとしてのSMAPはもういない。
こんな思いは、ないものねだりなんだろうか。
でも、私は、
この先、いつかまた、
アイドルに恋する日が来ると信じているぞ(笑)。
評価 ★★★☆☆