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「あの頃。」 [映画]

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〔2021年/日本〕


劔(松坂桃李)は、
生き甲斐もなく、
冴えない毎日を過ごすフリーター。


そんな劔を励まそうと、
友人がくれた松浦亜弥の「桃色片想い」のDVDを見たことが、
彼の運命を大きく変えた。


「ハロー!プロジェクト」にハマった劔は、
ハロプロオタクが開催しているイベントに行き、
一緒に活動するようになる。


今までのつまらない日々から脱却し、
仲間たちと楽しくハロプロの応援に勤しむ日々。


しかし、時が経つにつれ、
仲間たちそれぞれに、
人生の転機が訪れ・・・。





試写会で観た。


この映画はヤバい(笑)。
いい年しておバカちゃんで、
本当にお恥ずかしい話だけれど、
私には、
モーニング娘。オタクだった過去がある。


元々は、シャ乱Qが大好きで、
特に、つんく♂氏の書く歌詞が、
たまらなく好きで、
応援していたのだけれど、


そんなつんく♂氏が、
アイドルをプロデュースするというので、
注目し始め、
次第に、シャ乱Qよりも、
モーニング娘。の方に夢中になっていったというわけで(笑)。


1期がデビューして、
2期で3人が加わり、
3期で、衝撃の後藤真希加入。
そして、4期が私の中の頂点。
メンバー全員の名前が言えるのは、
7期まで。


モー娘。本体も大好きだったし、
年に一度、ハロプロメンバーがシャッフルされて、
3グループに分かれて歌う、という企画も大好きだった。
それから、「うたばん」で、
保田圭ちゃんが、
毎回毎回、石橋貴明氏にいじられて、
応戦するのも、本当に楽しみだった。





ライブにも、何度も行っているけど、
初めてライブで、
絶対信じていただけないであろう出会いがあった。


初めてのライブに行くという前日、
ネットで、 ↓ の写真を見つけた。
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ファンの皆様が、
応援の練習をしている様子が写されたもので、
モーニング娘。ご本人たちを見るのも楽しみだけど、
ファンの男の子たちの応援も楽しみだねー♪と、
この写真を、一緒に行く予定の友人に送って、2人でワクワクした。


で、当日。
横浜アリーナで、
チケットに書かれた座席番号に辿り着くと、
えーーーーーーー!!!
ウソーーーーーー!!!
なんと、隣の席に、
このピンクの特攻服の男の子が!!


前日、ネットで見て、
噂をしていた人が、
17,000人入る横浜アリーナで、
隣の席になる確率って、どれくらいなんだろう。
とにかく、殆ど有り得ない奇跡のような気がする。


このピンクのF君と、
F君のお友達で、真っ赤な特攻服のO君は、
福井県在住だそうで、
モー娘を追いかけて、
全国を回っているんだとか。
写真の事を言ったら、
撮られた事に気付かなかったそうで、
送ってほしいと言われ、
アドレスの交換をして、
少しの間、メールのやり取りをしたのも楽しかった。


ライブで一番面白かったのは、
保田圭ちゃんの卒コン。
「保田大明神」(ファンの方は知ってますよね(笑))の
幟を作ってきている方が多数いて、
始まる前から、さいたまスーパーアリーナの周辺は、
異様な盛り上がり。


ファンの皆様のタイプは、
「オタク系」と、
「ヤンキー系」がいて、
友人と私は、
どちらのタイプのグループの皆様とも、
一緒に写真を撮らせていただいて、
大笑いだった。


いやー、
思い出話は尽きませんな(笑)。


この映画は、
そんなハロプロオタクの皆様の、
「あの頃」を描いた物語で、
私がモーオタをしていた頃と時期が重なるので、
余計に楽しい。


劇中、西田尚美さんが、
いい年した女のモーオタ役で
出てきたのが、ちょっと笑った。
しかも、石川梨華ちゃんの卒コンで泣くって、
私と一緒じゃん、って(笑)。


評価 ★★★★☆

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「魔女がいっぱい」 [映画]

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〔2020年/アメリカ〕


8歳の僕は、
交通事故で両親をいっぺんに亡くし、
大好きなおばあちゃん(オクタヴィア・スペンサー)の家で
暮らすことになった。


ある日、おばあちゃんと買い物に行った僕は、
見知らぬ女性(アン・ハサウェイ)からキャンディを差し出されるが、
女性に巻き付いていた蛇に驚き、逃げた。
その事をおばあちゃんに伝えると、
それは魔女だと言う。


魔女に会ってしまった子供の身は危険。
おばあちゃんは僕を連れて、
高級リゾートホテルに避難。


ところが、ホテルに、
女性団体客がやって来た。
彼女たちは、
魔女軍団なのだ・・・。





上映会で観た。


昨年の12月4日に劇場公開された本作、
時間がなくて観にいけず、
残念に思っていたのだけれど、
DVD発売記念上映会という事で、
ありがたく観させていただきました。


「チャーリーとチョコレート工場」のダールが原作という事で、
子供さんが観たら、
絶対楽しめる内容。


なにせ、8歳の僕が、
魔女にネズミにされちゃって、
「人間に戻る事」
「魔女をやっつける事」を目標に、
おばあちゃんと、
他の2匹のネズミ(同じく、元人間)と一緒に、
奮闘するのだから、
面白い。


ハラハラするけれど、
くどくないので、
イライラはせず、
適度にいい感じ。
子供さんには、これくらいが丁度いいだろう。


アン・ハサウェイ、
魔女の役がハマってるわぁ(笑)。
顔のパーツがでかい上に、
表情豊かな彼女は、
魔女になっても、
とっても魅力的。


意地悪で、
非情な役だったけど、
楽しんでたんだろうなぁと
想像する。


にしても、だ。


オチには驚いた。
こんなラスト、
今まで、いろんな映画を観てきたけど、
記憶にない。


そりゃあ、僕はいいよ。
あんたが幸せになのは分かった。


でも、お友達ネズミ、
特にあの太った子はどーなる?
いや、あの子本人より、
あの子の親は。


いや、オチを咎めているわけじゃない。
あれが現実だったら、
どうなるのかと、面白く思っただけで、
わたし的には、面白ければOK。


・・・って、
何の事だか分かりませんよね。
ぜひ観ていただいて、
オチに驚いてほしいものです(笑)。


評価 ★★★☆☆

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23区内全駅制覇・中野駅 [23区内全駅制覇]

【23区内全駅制覇・各駅編】


第28回目の掲載は、
 ・JR中央線快速
 ・JR中央線各駅
 ・東京メトロ東西線
「中野駅」です。


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先日、拠所無い事情で中野に行ったので、
久し振りに駅北口を散策しました。


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あぁ、何度来ても、
中野って好きだなぁと思います。
この猥雑な感じがたまらない。


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この雰囲気、
ちょっと香港みたい。


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飲み屋さんの前で、
ジョーがうなだれてます(笑)。


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80年代の邦楽専門バー。
新コロ騒動が終息したら、
入ってみたいな。


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映画のロケで使われることもある、
ワールド会館。
中はどうなっているんだろう。
ホテルとも書いてあるし、
飲み屋さんの看板も見えるし、
今度、探索してみよう。





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めちゃくちゃ個人的な話なのですが、
中野に来ると、
必ずこの古いアパートを見にきてしまいます。


ここは以前、友人が独り暮らしをするため、
借りたアパートです。
住人の誰かが嘔吐している声が丸聞こえだわ、
(汚い話ですみません(笑))
多数の外国人が雑魚寝してるっぽい部屋があるわ、
壁の薄い、愉快なアパートで(笑)、
家賃も格段に安かったようです。


今は、希望していた仕事に就くことができ、
ここよりずっといい家に住めるようになった
友人ですが、
あの頃の私たちを思うと、
お互いよく頑張ってきたね、という思いで、
自分が住んでいたわけではないのに、
胸がきゅんとするのです。


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一度、何かの理由で、
車で遊びに行き、
この駐車場に数日停めていたら、
かなりな金額になってしまい、
驚いたことも、今は笑い話です。



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中野といえば、中野ブロードウェイ。


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まんだらけの漫画専門店。
たまに行きます。


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こちらは、まんだらけの、
ジャニーズグッズ専門店。


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フィギュアなどが、
沢山売られていますね。


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「タイ屋台999」さんでお食事。


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外観も、内装も、
本当にタイに来たようで、大好きです。


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カオマンガイとマンゴージュースをいただきました。
やっぱりタイ料理、最高です。





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※今まで行った駅のリンク集です。
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2010-09-22-13

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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 貼り付けておきます。


2018年の4月から12月まで、
「23区内全駅制覇」というカテゴリーで、
 ↓
https://aomikamica.blog.so-net.ne.jp/2010-09-22-12
路線ごとに、駅名表示板を並べて、
掲載していたのですが、
次は「2周目」という事で、
今度は各駅の周辺を、もう少しゆっくり歩いてみたいと思います。


条件は特にないのですが、
駅周辺の雰囲気や建物を見たり、
それから、お食事かお茶ができればいいな、
と思っています。

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「樹海村」 [映画]

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〔2021年/日本〕


天沢鳴(山口まゆ)と、
姉の響(山田杏奈)は、
両親を亡くし、
祖母(原日出子)と暮らしている。


鳴と響が、
友人夫妻の引っ越しの手伝いに行くと、
新居の床下から、
気味の悪い箱が出てくる。


手にする者は不幸になるという
その箱は、
一体どこから来たのか。


ヒントは、
富士山の麓の、
青木ヶ原の樹海にあるらしい・・・。





試写会で観た。


昨日書いた、「犬鳴村」に続き、
「実録!恐怖の村シリーズ」第2弾。


「犬鳴村」が、
実在する村で、
実際に不良グループによる事件が起こっている事などから、
割と現実味があるのに対して、


この「樹海村」は、
昔話的な要素が強いように思う。


なにせ、
昔、青木ヶ原の樹海には、
障害者などが捨てられ、
死に切れなかった、
それらの人々が村を作って暮らしていた、
という、
お伽噺みたいなエピソードが描かれるのだ。


ホラー映画なのだけれど、
自殺したと言われる姉妹の母(安達祐実)が、
実は自殺ではなくて、
姉妹を守るために死んだという、
強い母の愛情に、
ちょっと泣かされた。


冒頭、
女の子のYouTuberが、
樹海に入りこんで、
生配信を始めるシーンが、
めっちゃ怖い。


彼女は、
YouTube界では、
それなりに人気のようだけど、
心霊スポットな場所での生配信などは、
危ないよー、と思ったし、
実際、怖すぎ。
自分は絶対したくないと思った場面。
(生涯、する事はないだろうが(笑))。


それから、どーでもいいけど、
原日出子さんが、
主人公姉妹の母親だと思って観ていたので、
途中で祖母だと分かってビックリ。


原日出子さんが祖母で、
安達祐実さんが母か。
お二人とも、
いつまでも若いというイメージだったので、
時の流れに驚く。


評価 ★★★☆☆

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「犬鳴村」 [映画]

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〔2020年/日本〕


森田悠真と西田明菜のカップルが、
日本有数の心霊スポット、
「犬鳴トンネル」に行ったところ、
その日から、明菜の様子がおかしくなる。


悠真から相談を受けた、
臨床心理士の姉・奏(三吉彩花)だが、
結局、明菜は自殺する。


明菜の無念を晴らすため、
悠真は再び「犬鳴トンネル」に行くが、
それきり行方不明に。


真相を突き止めるべく、
「犬鳴トンネル」に向かった奏は、
トンネルを抜けた先にある、
「犬鳴村」が滅びた事情を知る・・・。





「犬鳴」とは、福岡県に実在する地名だそうで、
地元の若者たちの間では、
肝試しの場所として有名らしい。


とにかく、様々な都市伝説があり、
そういった噂が噂を読んで、
ますます、心霊スポットとしての名前が上がり、
こういった映画ができるまでになったのだろう。


でも、本当に怖いのは人間だと思う。
この犬鳴トンネルでは、
1988年に、
地元の不良集団が、
20歳の青年を寄ってたかって暴行し、
殺害したという事件が実際起こっているそうで、
主犯は無期懲役だというのだから、
いかにその内容が凄惨だったかが分かる。


この映画も、
幽霊が沢山出てくるけれど、
幽霊になる前、彼らは平和に暮らしていた人たちで、
それが人を呪うようになったのも、
彼らを騙し、襲い掛かった、
人間のせい。





昨年の1月20日、
ブログには書かなかったけど、
私は、この映画の公開に当たって、
「これが犬鳴伝説だ!」というイベントに行っている。


オカルトやホラーに詳しい、
その道の著名な方々が出席され、
壇上で怖いお話をされたのだ。

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このイベントの中で、私は、
新宿歌舞伎町に、
「怪談バー スリラーナイト」という
お店があることを知った。


うー、
行ってみたいー、
と思ったけど、
もう、その頃、
そろそろ、新コロの流行が話題になり始めていて、
とてもそのような場所に行けるような状況ではない
時期に突入しようとしていた。


新コロ騒動が終息したら、
絶対行きたい場所の一つ。


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※皆様のお顔やお名前は知らずとも、
 なんだか凄い面子だ、というのは分かりました(笑)。


評価 ★★★☆☆

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