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「樹海村」 [映画]

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〔2021年/日本〕


天沢鳴(山口まゆ)と、
姉の響(山田杏奈)は、
両親を亡くし、
祖母(原日出子)と暮らしている。


鳴と響が、
友人夫妻の引っ越しの手伝いに行くと、
新居の床下から、
気味の悪い箱が出てくる。


手にする者は不幸になるという
その箱は、
一体どこから来たのか。


ヒントは、
富士山の麓の、
青木ヶ原の樹海にあるらしい・・・。





試写会で観た。


昨日書いた、「犬鳴村」に続き、
「実録!恐怖の村シリーズ」第2弾。


「犬鳴村」が、
実在する村で、
実際に不良グループによる事件が起こっている事などから、
割と現実味があるのに対して、


この「樹海村」は、
昔話的な要素が強いように思う。


なにせ、
昔、青木ヶ原の樹海には、
障害者などが捨てられ、
死に切れなかった、
それらの人々が村を作って暮らしていた、
という、
お伽噺みたいなエピソードが描かれるのだ。


ホラー映画なのだけれど、
自殺したと言われる姉妹の母(安達祐実)が、
実は自殺ではなくて、
姉妹を守るために死んだという、
強い母の愛情に、
ちょっと泣かされた。


冒頭、
女の子のYouTuberが、
樹海に入りこんで、
生配信を始めるシーンが、
めっちゃ怖い。


彼女は、
YouTube界では、
それなりに人気のようだけど、
心霊スポットな場所での生配信などは、
危ないよー、と思ったし、
実際、怖すぎ。
自分は絶対したくないと思った場面。
(生涯、する事はないだろうが(笑))。


それから、どーでもいいけど、
原日出子さんが、
主人公姉妹の母親だと思って観ていたので、
途中で祖母だと分かってビックリ。


原日出子さんが祖母で、
安達祐実さんが母か。
お二人とも、
いつまでも若いというイメージだったので、
時の流れに驚く。


評価 ★★★☆☆

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