「犬鳴村」 [映画]
〔2020年/日本〕
森田悠真と西田明菜のカップルが、
日本有数の心霊スポット、
「犬鳴トンネル」に行ったところ、
その日から、明菜の様子がおかしくなる。
悠真から相談を受けた、
臨床心理士の姉・奏(三吉彩花)だが、
結局、明菜は自殺する。
明菜の無念を晴らすため、
悠真は再び「犬鳴トンネル」に行くが、
それきり行方不明に。
真相を突き止めるべく、
「犬鳴トンネル」に向かった奏は、
トンネルを抜けた先にある、
「犬鳴村」が滅びた事情を知る・・・。
「犬鳴」とは、福岡県に実在する地名だそうで、
地元の若者たちの間では、
肝試しの場所として有名らしい。
とにかく、様々な都市伝説があり、
そういった噂が噂を読んで、
ますます、心霊スポットとしての名前が上がり、
こういった映画ができるまでになったのだろう。
でも、本当に怖いのは人間だと思う。
この犬鳴トンネルでは、
1988年に、
地元の不良集団が、
20歳の青年を寄ってたかって暴行し、
殺害したという事件が実際起こっているそうで、
主犯は無期懲役だというのだから、
いかにその内容が凄惨だったかが分かる。
この映画も、
幽霊が沢山出てくるけれど、
幽霊になる前、彼らは平和に暮らしていた人たちで、
それが人を呪うようになったのも、
彼らを騙し、襲い掛かった、
人間のせい。
昨年の1月20日、
ブログには書かなかったけど、
私は、この映画の公開に当たって、
「これが犬鳴伝説だ!」というイベントに行っている。
オカルトやホラーに詳しい、
その道の著名な方々が出席され、
壇上で怖いお話をされたのだ。
このイベントの中で、私は、
新宿歌舞伎町に、
「怪談バー スリラーナイト」という
お店があることを知った。
うー、
行ってみたいー、
と思ったけど、
もう、その頃、
そろそろ、新コロの流行が話題になり始めていて、
とてもそのような場所に行けるような状況ではない
時期に突入しようとしていた。
新コロ騒動が終息したら、
絶対行きたい場所の一つ。
※皆様のお顔やお名前は知らずとも、
なんだか凄い面子だ、というのは分かりました(笑)。
評価 ★★★☆☆