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「ダウンレンジ」 [映画]

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〔2018年/日本・アメリカ〕


男子3人、女子3人の大学生グループが、
車で山道を走行中、
タイヤがパンクする。


タイヤを交換している時、
中から薬莢が出てくる。
これは、自然にパンクしたのではなく、
何者かが銃を撃ち、
故意にパンクさせられたのだと
気付いた時から、
恐怖が始まる。


どこにいるのか分からない人間が、
こちらに向けて銃を撃ってくる。
男女各1名が撃ち殺される。


残った者は、
車の陰や、切り株の陰に隠れるが、
相手は容赦なく銃を撃ってくる。
こんな山道、
車は通らず、
ケータイの電波も入らない・・・。





試写会で観た。


これは、
血を見るのが嫌いな方には、
絶対にお勧めできない。


とにかく血でいっぱい。
いや、血だけならまだいいけれど、
それより私がゾッとしたのは、
銃で頭を撃ち抜かれて、
地面に広がった、脳髄。


アスファルトに広がる、
液体のような、固形物のようなドロドロのそれに、
太陽が当たり、
蠅がたかり、
カラスがやって来る。


「この程度の映像、大丈夫」と思って観ていたけれど、
やっぱり気持ち悪くなってくる。


なぜ、犯人が、
この男女のグループの車を狙ったのかは、
描かれていないけど、
観た感じ、
誰でも良かったように思える。
通りかかったのが運の尽き、という感じで。


ほぼ、半径10メートルだけの範囲で描かれる、
シチュエーションムービー。
監督は、ハリウッドでも映画を撮っている、
日本人の北村龍平さん。


映画の前に、監督さんや製作さんなど、
映画に関わった皆様の舞台挨拶があった。
それから、藤原紀香さんも来た。
※注・藤原さんは、映画には出ていません(笑)。

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評価 ★★★☆☆

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23区内全駅制覇・都営三田線 [23区内全駅制覇]

I01.目黒駅
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I02.白金台駅
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I03.白金高輪駅
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I04.三田駅
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I05.芝公園駅
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I06.御成門駅
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I07.内幸町駅
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I08.日比谷駅
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I09.大手町駅
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I10.神保町駅
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I11.水道橋駅
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I12.春日駅
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I13.白山駅
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I14.千石駅
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I15.巣鴨駅
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I16.西巣鴨駅
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I17.新板橋駅
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I18.板橋区役所前駅
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I19.板橋本町駅
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I20.本蓮沼駅
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I21.志村坂上駅
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I22.志村三丁目駅
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I23.蓮根駅
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I24.西台駅
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I25.高島平駅
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I26.新高島平駅
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I27.西高島平駅
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全駅制覇、34回目の掲載は、
都営三田線です。


都営三田線は、
金持ちマダムのイメージの目黒や白金から、
新興住宅地の高島平まで繋がる、
長い路線なのですが、
駅名の付け方に、
あと一歩工夫があったらなぁと、
勝手に思っています(笑)。


というのも、


「白金」の付く駅 ⇒ 2駅
「巣鴨」の付く駅 ⇒ 2駅
「板橋」の付く駅 ⇒ 3駅
「蓮」の付く駅 ⇒ 2駅
「志村」の付く駅 ⇒ 2駅
「高島平」の付く駅 ⇒ 3駅


と、いった感じで、ちゃんと調べていかないと、
降りる駅を間違えてしまいそうです(笑)。


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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 一応貼り付けておきます。
 初めて来られたかたは、
 駅名表示板が並べられているのを見ただけでは、
 わけが分からないと思いますので(笑)。


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いつの頃だったか、
都内の初めての駅に降り立った時、
せっかく来たのだからと、ホームの駅名表示板を
写真に撮った事がありました。


そんな事が何回か続いた時、
23区内に駅っていくつあるんだろう、
全て制覇したら面白いだろうな、と考えるようになり、
数年間かけて、
先日、やっと全駅制覇を完了いたしました。


条件は、
駅は、必ず改札を入るか出るかする、
もしくは、
違う路線に乗り換える事。
駅に降りて、写真だけ撮って、また乗るというような
「ズル」はしていません。


駅は、数え方にもよるのでしょうが、
延べにして720ほどあります。
当初はブログにアップしようとは全く考えていませんでしたが、
友人にこの事を話しましたら、
ぜひ見てみたいと言われましたので、
順次、載せていこうと思います。


駅を降りたあと、
周辺を、少し歩いてみたりもしましたが、
とりあえず、「一周目」は全制覇が目標でしたので駆け足で、
「二周目」に、街歩きのような事をしてみたいと
考えています。

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「ヒトラーと戦った22日間」 [映画]

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〔2018年/ロシア〕


第二次世界大戦下、
ユダヤ人収容所・ソビボルには、
毎日、列車いっぱいのユダヤ人たちがやって来ては、
ほぼ全員が、
ガス室で殺される。


役に立ちそうな仕立て屋などの職人は
殺されずに済むが、
彼らには壮絶な虐待が待っている。


そんな日々の中、
一部のユダヤ人たちが、
収容者全員の脱走を計画し始める。


それは困難で危険な計画だ。
彼らは綿密な打ち合わせを始め・・・。





試写会で観た。


昨日、「singlemom」の感想で、
「この映画には夢がない」と書いたけれど、
同じように書くなら、
この「ヒトラーと~」には、
心がない。


まずは、収容所に送られたけれど、
役に立ちそうだからと、殺されなかったユダヤ人たち。


彼らは、殺されずに済んでラッキーだった、なんて、
とても思える状況ではない。
自分の家族や恋人や友人が目の前で殺され、
自身も、激しい虐待に遭う。


それは、真っ当な神経を持っていたら、
気が狂ってしまうと思われるような出来事で、
心を殺し、心を持たず、
何も考えないようにする外、
生きる術がない、という意味で、
心がない。


そして、ナチスの将校たち。
一体どうすれば、
あんな風に、
笑いながら人を虐待し、殺せるのか、
それはもう、想像を絶する場面の数々で、
とても、人間のする事ではない。
そういう意味で、心がない。


酷い虐待の中で生きているユダヤ人たちは、
ここを抜け出そうと模索し、
ついに実行する。


それは手に汗握る緊張の場面で、
スクリーンから目が離せない。
頑張れ!なんとか成功してほしいと祈るような気持ち。


この話のいい所は、
その計画が、
自分たち数人が助かればそれでいい、というのでなく、
やるからには、収容者全員を脱出させなければ、
という事。


実話なのだそうだ。


評価 ★★★★☆

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「singlemom 優しい家族。 a sweet family」 [映画]

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〔2018年/日本〕


愛実(内山理名)は、
白人の夫のDVから逃れ、
11歳のハーフの娘・エミリー(長谷川葉音)と、
北海道のニセコに戻ってくる。


しかし、仕事も中々見つからず、
生活は困窮。
役所は生活保護を受けろというが、
それにもためらいがあり、
将来を考えると、不安だらけだ。


エミリーは、
ミニカー職人の大西(木村祐一)と知り合い、
彼の家に行くようになるが、
大西の欲しがっていた塗料を万引きしてしまい、
愛実のストレスは頂点に達する。


実は、愛実自身も、
子供時代、父親がおらず、
母親から虐待されて育っているのだ・・・。





試写会で観た。


この映画には夢がない。
なーんて書くと、
誤解を受けそうだけれど、
映画でありがちな、
不自然すぎるラッキーな事は起こらない、という意味で、
夢がない。


たとえば、
愛実が、金持ち男と知り合って、
玉の輿再婚するとか、
高給がもらえて、
しかも水商売でない仕事に就けるとか、
全くの赤の他人が、
いきなり無条件で金銭の援助をしてくれるとか、
そういった「有り得ないでしょ」的なエピソードは全くなく、
物語は最後まで現実的。


それもそのはず。
この映画は、
フィクションの体で作られてはいるけれど、
監督さんが、
実際のシングルマザーたちの声を聞いて作った、
いわば、実話なのだそうだ。


でも、
夢はないけど、
希望はある。


愛実とエミリーの仲は悪くはないし、
愛実は、地域とコミュニケーションをとりながら、
生活できる道を模索する。
いい映画だった。


上映後、
松本和巳監督、
内山理名さん、
長谷川葉音ちゃんによる、
舞台挨拶があった。

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内山さんは、映画の中で、
「頑張れと言われても、どう頑張ればいいの」という
セリフに、
すごく共感したと話されていて、
確かにそうだよなぁ、
なんか分かる、と肯いてしまった。


それから、長谷川葉音ちゃん、
きちんとお話しする様子に、
しっかりしているな、と思い、
それに、
とっても美少女でした。


評価 ★★★☆☆

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23区内全駅制覇・JR宇都宮線・高崎線 [23区内全駅制覇]

JU02.上野駅
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JU03.尾久駅
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JU04.赤羽駅
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全駅制覇、33回目の掲載は、
JR宇都宮線・高崎線です。


ここのところ3回連続で、
上野が登場しているのは、
全く意図した事ではないのですが、
無意識に、シャンシャンへの思いが
出てしまうのでしょうか(笑)


この路線の「尾久駅」には、
私が一時、夢中になって、
本や映像で、その人生を調べていた阿部定さんが
事件を起こした待合があったのですよね。


もちろん、その旅館が、
今も存在するとは思っていませんが、
2周目の時は、
場所を調べて、
跡地だけでも、行ってみたいと思っています。



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※以下に、このカテゴリーの1回目に書いた文章を
 一応貼り付けておきます。
 初めて来られたかたは、
 駅名表示板が並べられているのを見ただけでは、
 わけが分からないと思いますので(笑)。


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いつの頃だったか、
都内の初めての駅に降り立った時、
せっかく来たのだからと、ホームの駅名表示板を
写真に撮った事がありました。


そんな事が何回か続いた時、
23区内に駅っていくつあるんだろう、
全て制覇したら面白いだろうな、と考えるようになり、
数年間かけて、
先日、やっと全駅制覇を完了いたしました。


条件は、
駅は、必ず改札を入るか出るかする、
もしくは、
違う路線に乗り換える事。
駅に降りて、写真だけ撮って、また乗るというような
「ズル」はしていません。


駅は、数え方にもよるのでしょうが、
延べにして720ほどあります。
当初はブログにアップしようとは全く考えていませんでしたが、
友人にこの事を話しましたら、
ぜひ見てみたいと言われましたので、
順次、載せていこうと思います。


駅を降りたあと、
周辺を、少し歩いてみたりもしましたが、
とりあえず、「一周目」は全制覇が目標でしたので駆け足で、
「二周目」に、街歩きのような事をしてみたいと
考えています。

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