「ザ・マミー 呪われた砂漠の王女」 [映画]

〔2017年/アメリカ〕
米軍で偵察任務をするニック(トム・クルーズ)は、しかし、
中東で遺跡から宝を盗み、横流しするプロでもある。
今回も、戦闘が続くイラクで、
偶然、地中に眠っていた古代の遺跡を発見。
それは、
無理矢理ミイラにされ、
何世紀もの間、激しい憎しみを燃やし続ける、
王女・アマネットの墓だった。
アマネットの石棺を、
イギリスに移送する途中、
事故が発生、
飛行機は墜落、
そして石棺は行方不明に。
ニックは、気付かぬうちに、
アマネットを封印を解いており、
その後、恐ろしい出来事が・・・。
昨日書いた、
85年前の映画、「ミイラ再生」を
リメイクしたという、
この、トムクルの映画。
しかし、この、「ミイラ再生」、
以前にも、リメイクされており、
それが「ハムナプトラ」だと知って驚いた。
いや、別に「ハムナプトラ」はいいのだよ。
「ハムナプトラ」の元ネタが何の映画であろうと、
別にどーでもいい。
私が軽くショックを感じたのは、
トムクル様ともあろうお方が、
「ミイラ再生」をリメイクした「ハムナプトラ」を、
さらに、リメイクだかリブートだかをした
映画に出たって事。
何もあなた、
「ハムナプトラ」をリメイクしなくたって。
(ハムナプトラハムナプトラ、うるさいな(笑))
と思っていたら、
それには理由があるようだ。
本作は、かつてユニバーサル映画が製作した
モンスターを復活させる企画、
「ダーク・ユニバース・プロジェクト」の1作目なのだそうだ。
なるほど。
それでトムクル起用というわけか。
ただ、この映画、
よくある、
砂漠での冒険物という感じで、
トムクル映画としては平凡。
それから、様々な出来事が、
光の射さない、暗い場所で起こり、
色々、見えにくい。
それが、わたし的に、ちょっと物足りなかった。
ミイラだから仕方ないけど、
もう少し、光が欲しかった。
これなら、
「ハムナプトラ」の方が面白い。
(まだ言ってる(笑))。
評価 ★★★☆☆