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「シャイニー・シュリンプス! 愉快で愛しい仲間たち」 [映画]

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〔2019年/フランス〕


元オリンピック水泳競技の銀メダリスト、
マチアス(ニコラス・ゴブ)も、
今は多少、力が衰え、
そんな中、インタビュアーに挑発された彼は、
同性愛者に対する差別的な発言をしてしまい、
世間から非難される。


罰として、
ゲイの、アマチュア水球チーム、
「シャイニー・シュリンプス」のコーチを
3か月やらされることになるが、
まるでやる気が出ない。


「シャイニー・シュリンプス」のメンバーも、
パーティー好きで、
勝ち負けなんてどーでもいいという、
お調子者ばかり。


こんな状態で、
ミッションである、
3か月後の、
LGBTQの大会「ゲイゲームズへの出場」が
できるのか・・・。





試写会で観た。


2019年に観た、
「誰もが愛しいチャンピオン」と
話の流れが似ていなくもないけど、
 ↓
https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2019-12-17
この映画は実話で、
「シャイニー・シュリンプス」というチームも、
実際にあるそうだ。


この物語の面白さ、
登場人物の皆様の努力、
感動などは、
多くの方が書かれると思うので、
私が書かなくてもいいかな、と
思ったりするのだけれど、


マチアスが、
水泳協会から、
出場資格を剥奪された場面について。


マチアスは、
それはそれは無礼なインタビュアーの、
挑発するような質問に腹を立て、
思わず、
「このホモ野郎!」と言ってしまう。


すると、そのインタビュアーが、
本当にゲイだったことから、
「ゲイを見下している」という騒ぎになり、
3か月間、「シャイニー・シュリンプス」の水球指導をする事になる。


それってどうなんだろう。
マチアスだけが悪いんだろうか。
インタビューであんな失礼な事を言われたら、
怒るのは当たり前だし、
「このホモ野郎!」というのは、
「このクソ野郎!」と同義語で、
この場合、
別に同性愛者を差別したわけではないのだ。


もちろん、失礼なインタビューにも、
笑顔で答えるのがプロだとは思うし、
賞金やギャラの中には、
インタビュー代も含まれているとは分かってるけど、
インタビュアーだからと、
何を言ってもよくて、
逆に、選手が言い返すと問題になるってのも、
なにか、おかしい気がする。


ところで、本当にどーでもいい、
個人的な話で、
申し訳ないのですが、


今、私が生で観戦したいスポーツ、ベスト3は、
1.ボクシング
2.ホッケー
3.水球
です。


言霊はとても大事だ。
口に出せば、願いは必ず叶う。
ボクシング、ホッケー、水球が
観たい観たい観たい!と
1000回くらい、唱えたいと思います(笑)。


評価 ★★★☆☆

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